海外FX業者比較

当記事は執筆時点の最新情報に基づいて発信しています。現在の最新情報とは異なる場合がありますので、最新情報は各ブローカーの公式WEBサイトよりご確認下さい。
海外FX業者には、ボーナスの豊富さや高いレバレッジといった国内・海外仮想通貨取引所にはない魅力があります。
とはいえ、仮想通貨を取り扱う海外FX業者は数多く存在するため、その中から最適なブローカーを選ぶのは容易ではありません。
この記事では、仮想通貨FXにおすすめの海外FX業者をランキング形式でご紹介します。また、海外FX業者の選び方のヒントや、安全かつ効率的な仮想通貨取引を実現するための重要なポイントも詳しく解説します。
この記事はこんな方におすすめします

この記事の目次
仮想通貨FXにおすすめの海外FX業者ランキング
海外FXでも仮想通貨を取引可能なので、自分に合った条件やサービスを提供するブローカーの選択が重要です。まずは、仮想通貨FXにおすすめの海外FX業者ランキングから確認していきましょう。
仮想通貨FXにおすすめの海外FX業者ランキング(※)
1位:Vantage Trading | ||
スプレッド | スワップ | ボーナス |
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2位:Exness | ||
スプレッド | スワップ | ボーナス |
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3位:XMTrading | ||
スプレッド | スワップ | ボーナス |
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4位以下のブローカーは、下記に解説がございます。
4位 BigBoss
5位 FXON
6位 FXGT
7位 ThreeTrader
8位 Axi
9位 XS.com
10位 MYFX Markets
11位 HF Markets
12位 TitanFX
続いて、各海外FX業者の詳細を解説していきます。
第1位 Vantage Trading
Vantage Tradingの仮想通貨取引スペック
最大レバレッジ | 500倍 |
銘柄数 | 65 |
BTCUSDの平均スプレッド | 270pips (スタンダード口座 / ECN口座) |
主なボーナス |
|
日本語サポート | あり |
最大レバレッジ | 500倍 |
銘柄数 | 65 |
平均スプレッド (BTCUSD) |
270pips(※) |
主なボーナス |
|
日本語サポート | あり |
スタンダード口座 / ECN口座
Vantage Trading(ヴァンテージ)は、豪華なボーナスと低スプレッドを両立した取引環境が魅力です。一般的には、低スプレッド口座はボーナス対象外である場合が多いですが、Vantage Tradingでは低スプレッドのECN口座でも各種ボーナスを利用できます。
また、仮想通貨FX銘柄の取扱数の多さや、最大レバレッジの高さなども優れているほか、Vantageリワードといったポイントプログラムも利用可能なため、総合力の高い海外FX業者です。
強いて欠点を挙げるなら、ロングのマイナススワップが比較的高めの傾向がある点です。そのためVantage Tradingは、仮想通貨FXのスキャルピングやデイトレードに適しているといえるでしょう。
第2位 Exness
Exnessの仮想通貨取引スペック
最大レバレッジ | 最大400倍 |
銘柄数 | 9 |
BTCUSDの平均スプレッド | 151pips(プロ口座) |
主なボーナス | なし |
日本語サポート | あり |
最大レバレッジ | 最大400倍 |
銘柄数 | 9 |
平均スプレッド (BTCUSD) |
151pips(※) |
主なボーナス | なし |
日本語サポート | あり |
プロ口座
Exness(エクスネス)の仮想通貨取引は、低スプレッドに加え全ての仮想通貨銘柄でスワップフリーが提供されています。取引コストを抑えて仮想通貨取引したいトレーダーに、最適な環境でしょう。
ただし、銘柄数は9種類とかなり少ないことがデメリットです。以前は30種類以上の仮想通貨を取り扱っていましたが、現在はビットコインとイーサリアムのみが取引できます。とはいえ、これらのメジャーな仮想通貨FXは、流動性が高く短期トレードを希望するトレーダーに向いています。
第3位 XMTrading
XMTradingの仮想通貨取引スペック
最大レバレッジ | 500倍 |
銘柄数 | 60 |
BTCUSDの平均スプレッド | 300pips(KIWAMI極口座) |
主なボーナス |
|
日本語サポート | あり |
最大レバレッジ | 500倍 |
銘柄数 | 60 |
平均スプレッド (BTCUSD) |
300pips(※) |
主なボーナス |
|
日本語サポート | あり |
KIWAMI極口座
XMTrading(エックスエム)は、安全性と信頼性の高さから、日本人トレーダーに最も支持されている海外FX業者です。仮想通貨のレバレッジは最大500倍と高く、銘柄数も60銘柄と多いため幅広い取引ができるでしょう。
KIWAMI極口座では、平均300pips程度の狭いスプレッドでビットコインを取引可能です。スタンダード口座は、平均600pipsとスプレッドは少々広めですが、入金ボーナスやロイヤルティプログラムを利用し、少ない自己資金で仮想通貨取引に挑戦できます。
またXMでは、FXplusから新規口座開設された方に、通常13,000円の口座開設ボーナスを15,000円に増額して提供中です。さらに、ロイヤルティステータスを「ゴールド」から開始できるW特典となっています。XMで仮想通貨トレードを始めてみたい方は、ぜひ本キャンペーンをご活用ください。
第4位 BigBoss
BigBossの仮想通貨取引スペック
最大レバレッジ | 50倍 |
銘柄数 | 30 |
BTCUSDの平均スプレッド | 311pips (スタンダード口座 / デラックス口座) |
主なボーナス |
|
日本語サポート | あり |
最大レバレッジ | 50倍 |
銘柄数 | 30 |
平均スプレッド (BTCUSD) |
311pips(※) |
主なボーナス |
|
日本語サポート | あり |
スタンダード口座 / デラックス口座
BigBoss(ビッグボス)は、豪華なボーナスキャンペーンや、カスタマイズ可能なデラックス口座など、特徴的なサービスの人気が高い海外FX業者です。さらにBigBossでは、「CRYPTOS」という現物取引に特化した仮想通貨取引所も提供しており、FXや仮想通貨などのCFD取引を行うアカウントと連携させることが可能です。
高額ボーナスを利用しつつ、狭いスプレッドで仮想通貨FXができる魅力がありますが、最大レバレッジは50倍であり、やや低めの設定になります。また、スワップポイントは1日3回の発生(日本時間で5:05 / 13:05 / 21:05)になるため、短期トレードでもスワップポイントが発生する可能性がある点は把握しておきましょう。
BigBossでは、FXplusとのタイアップ企画として、当サイトから新規口座開設された方に、18,000円の口座開設ボーナスを提供中です。ぜひ高額ボーナスを活用して、仮想通貨FXに挑戦してみてください。
第5位 FXON
FXONの仮想通貨取引スペック
最大レバレッジ | 10倍 |
銘柄数 | 25 |
BTCUSDの平均スプレッド | 150pips (スタンダード口座 / エリート口座) |
主なボーナス | なし |
日本語サポート | あり(土日も対応) |
最大レバレッジ | 10倍 |
銘柄数 | 25 |
平均スプレッド (BTCUSD) |
150pips(※) |
主なボーナス | なし |
日本語サポート | あり(土日も対応) |
スタンダード口座 / エリート口座
FXON(エフエックスオン)は、AI技術による取引環境と低スプレッドを提供している、新進気鋭の海外FX業者です。
FXONの仮想通貨FX取引で最大のメリットは、スプレッドの狭さでしょう。今回の計測で最もスプレッドが狭かったのがFXONであり、海外FXの中でも最狭水準といえます。
加えて、例えばBinanceやBybitなど、世界的に利用されている仮想通貨取引所の取引コストと比較しても、FXONは低コスト取引が可能です。取引所の取引コストは、それぞれ片道でTaker:0.05%、Maker:0.02%程度であることが多いですが、それに対してFXONのスプレッドは0.008%程度に相当します。
最大レバレッジは低めですが、ある程度資金力があり、コストを抑えて仮想通貨FXを行いたい方にFXONはおすすめです。
第6位 FXGT
FXGTの仮想通貨取引スペック
最大レバレッジ | 1,000倍 |
銘柄数 | 66 |
BTCUSDの平均スプレッド | 430pips(プロ口座) |
主なボーナス |
|
日本語サポート | あり(土日も対応) |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
銘柄数 | 66 |
平均スプレッド (BTCUSD) |
430pips(※) |
主なボーナス |
|
日本語サポート | あり(土日も対応) |
プロ口座
FXGT(エフエックスジーティー)は、豊富なボーナス提供や仮想通貨取引環境が整備された海外FX業者です。
最大1,000倍の極めて高いレバレッジで仮想通貨FXを取引可能です。さらに、66種類の銘柄が取り扱われており、DeFiトークンを含む多岐にわたるジャンルの通貨を選択することができます。また、仮想通貨を利用した入出金手段が多彩に用意されているのも大きな魅力です。
また、Optimus口座では10,000円の口座開設ボーナスを利用できるほか、スタンダード口座などでは各種入金ボーナスも利用可能です。ただし、ボーナス対象口座のスプレッドは、平均440pips〜480pips程度とやや広めであることを把握した上で利用しましょう。
第7位 ThreeTrader
ThreeTraderの仮想通貨取引スペック
最大レバレッジ | 200倍 |
銘柄数 | 21 |
BTCUSDの平均スプレッド | 201pips(Pure スプレッド口座) |
主なボーナス | 口座開設ボーナス10ドル |
日本語サポート | あり |
最大レバレッジ | 200倍 |
銘柄数 | 21 |
平均スプレッド (BTCUSD) |
201pips(※) |
主なボーナス | 口座開設ボーナス10ドル |
日本語サポート | あり |
Pure スプレッド口座
ThreeTrader(スリートレーダー)は、低スプレッド・低コスト取引に特化した海外FX業者です。
FX通貨ペアのスプレッドの狭さで知られているThreeTraderですが、仮想通貨FXでも狭いスプレッドを提供しています。さらに、スワップポイントも比較的マイナスが少ないため、短期トレードから長期トレードまで幅広く行えるでしょう。
第8位 Axi
Axiの仮想通貨取引スペック
最大レバレッジ | 200倍 |
銘柄数 | 10 |
BTCUSDの平均スプレッド | 179pips(スタンダード口座) |
主なボーナス | なし |
日本語サポート | あり |
最大レバレッジ | 200倍 |
銘柄数 | 10 |
平均スプレッド (BTCUSD) |
179pips(※) |
主なボーナス | なし |
日本語サポート | あり |
スタンダード口座
Axi(アクシ)は、世界規模で事業を展開し、運営実績やスプレッドの狭さに魅力のある海外FX業者です。
取り扱う仮想通貨銘柄数は少なめですが、スプレッドは狭く、取引しやすい環境が整っています。ボーナスキャンペーンよりも取引環境を重視するトレーダーにおすすめです。
第9位 XS.com
XS.comの仮想通貨取引スペック
最大レバレッジ | 500倍 |
銘柄数 | 9 |
BTCUSDの平均スプレッド | 401pips(プロ口座) |
主なボーナス | 口座開設ボーナス7,777円 |
日本語サポート | あり |
最大レバレッジ | 500倍 |
銘柄数 | 9 |
平均スプレッド (BTCUSD) |
401pips(※) |
主なボーナス | 口座開設ボーナス7,777円 |
日本語サポート | あり |
プロ口座
XS.com(エックスエス)の仮想通貨FXの特徴は、最大500倍のレバレッジと、デフォルトで利用できる2日間のスワップフリーです。
スプレッドは際立って狭くはないため、スキャルピングなどよりも、デイトレードや数日程度ポジションを保有するスタイルで利用しやすい口座になるでしょう。
またXS.comでは、FXplusとのタイアップキャンペーンとして、当サイトから新規口座開設された方に7,777円の口座開設ボーナスを提供しています。本ボーナスは、「Welcome 7777口座」で利用でき、リスクをかけずにXS.comの取引環境を試すことが可能です。さらに、60日以内に5ロット以上取引することで、ボーナスは出金可能になるというお得なキャンペーンとなっています。
第10位 MYFX Markets
MYFX Marketsの仮想通貨取引スペック
最大レバレッジ | 5倍 |
銘柄数 | 5 |
BTCUSDの平均スプレッド | 624pips(スタンダード口座) |
主なボーナス |
|
日本語サポート | あり |
最大レバレッジ | 5倍 |
銘柄数 | 5 |
平均スプレッド (BTCUSD) |
624pips(※) |
主なボーナス |
|
日本語サポート | あり |
スタンダード口座
MYFX Markets(マイエフエックス マーケット)は、最大レバレッジ5倍で5種類の仮想通貨銘柄を取引できます。
仮想通貨FXの取引環境としては、他社と比較して優れた部分は少ないですが、口座開設ボーナスや入金ボーナスが利用できる点は魅力でしょう。特に口座開設ボーナスはFXplusとのコラボ企画となっており、当サイトから新規口座開設することで獲得できます。MYFX Marketsに興味のある方は、ぜひ本キャンペーンをご活用ください。
第11位 HF Markets
HF Marketsの仮想通貨取引スペック
最大レバレッジ | 1,000倍 |
銘柄数 | 76 |
BTCUSDの平均スプレッド | 618pips(クリプト口座) |
主なボーナス | 75万円までの20%入金ボーナス |
日本語サポート | あり |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
銘柄数 | 76 |
平均スプレッド (BTCUSD) |
618pips(※) |
主なボーナス | 75万円まで 20%入金ボーナス |
日本語サポート | あり |
クリプト口座
HF Markets(エイチエフ マーケッツ / 旧HotForex)では、最大1,000倍のレバレッジに加え、76種類もの仮想通貨銘柄を取引可能です。
スプレッドはやや広めとなっており、仮想通貨FXの主要銘柄については他の海外FX業者を検討しても良いでしょう。しかし仮想通貨銘柄の取扱数は多いため、他社が扱っていないマイナーな銘柄を取引したい場合にHF Marketsはおすすめです。
第12位 TitanFX
TitanFXの仮想通貨取引スペック
最大レバレッジ | 100倍 |
銘柄数 | 49 |
BTCUSDの平均スプレッド | 557pips (スタンダード口座 / ブレード口座) |
主なボーナス | なし |
日本語サポート | あり(土日も対応) |
最大レバレッジ | 100倍 |
銘柄数 | 49 |
平均スプレッド (BTCUSD) |
557pips(※) |
主なボーナス | なし |
日本語サポート | あり(土日も対応) |
スタンダード口座 / ブレード口座
Titan FX(タイタンFX)では、49種類の豊富な仮想通貨を取引できます。
TitanFXの強みとして、取引の透明性や高い約定力が挙げられます。スリッページやリクオートが少ないスムーズな取引が可能です。スプレッドはやや広めですが、FX通貨ペアを取引しつつ、仮想通貨にも興味がある方にとって、Titan FXはおすすめの海外FX業者でしょう。
ボーナスキャンペーンは行わないTitan FXですが、「初回トレード損失救済キャンペーン」を実施しています。このキャンペーンでは、新規口座開設し、初回取引が損失になった場合に、3万円を上限にキャッシュバックするというものです。初回取引を実質的にノーリスクで行えますので、これからTitan FXを利用する方は、ぜひお試しください。
【トレードスタイル別】仮想通貨FX取引でおすすめの海外FX業者
ここからは、トレードスタイルごとに仮想通貨FXでおすすめの海外FX業者をご紹介していきます。以下の3項目について見ていきましょう。
【トレードスタイル別】仮想通貨FX取引でおすすめの海外FX業者
- ボーナスを活用した仮想通貨FXにおすすめの海外FX業者
- 低スプレッドの仮想通貨FX取引でおすすめの海外FX業者
- ハイレバの仮想通貨FX取引でおすすめの海外FX業者
高額ボーナスでおすすめの海外FX業者
豪華なボーナスは海外FXを利用する目的の1つですが、全てのブローカーが行っているわけではありません。そのため、自分の目的に合ったボーナスを提供している海外FX業者を選択して、口座開設する必要があります。
以下のブローカーでは、非常に豪華なボーナスを提供しています。
高額ボーナスでおすすめの海外FX業者
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累積入金額によって、段階的にボーナス額は異なります。
ボーナスを活用することで、少額から仮想通貨FXを始められたり、入金額以上の規模で取引ができたりなどのメリットを得られます。
低スプレッドでおすすめの海外FX業者
海外FXで仮想通貨取引する際のコストは、主にスプレッドです(口座タイプによっては取引手数料が加算される場合あり)。特にスキャルピングやデイトレードを行う場合は、少ないコストで取引できることは利益を残す上で重要です。
仮想通貨FX取引で取引コストが特に少ない海外FX業者は、以下の4社です。
取引コストが低いおすすめ海外FX業者
取引手数料がある場合は、手数料を含む実質的なスプレッドを掲載しています。
仮想通貨FXで低スプレッドを提供している海外FX業者でも、口座タイプによってスプレッドは異なります。仮想通貨FXの場合、そのブローカーの低スプレッド口座よりもスタンダード口座の方が低コストな場合があるので、スプレッドや取引手数料を確認した上で口座を選択しましょう。
ハイレバ取引でおすすめの海外FX業者
国内取引所のレバレッジは最大2倍と決められていますが、海外FXではそれを遥かに凌ぐ高いレバレッジを活用できます。
仮想通貨FX取引で、FX通貨ペアと同等水準の高い最大レバレッジを利用できる海外FX業者は以下の通りです。
ハイレバレッジ取引におすすめ海外FX業者(※)
仮想通貨FXでは、取引銘柄ごとに最大レバレッジが異なります。多くの場合、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を含む仮想通貨FXで、高い最大レバレッジを利用できます。
仮想通貨FXに向いている海外FX業者選びの基準
海外FX業者で仮想通貨FX(ビットコインFX)をする際にチェックしたいポイントは以下の通りです。
仮想通貨トレードをするブローカー選びの基準
- レバレッジ
- 取引手数料・スプレッド
- 仮想通貨銘柄の豊富さ
- ボーナスキャンペーン
- 安全性・信頼性
- 日本語サポート
- 金融ライセンス・資金の補償体制
仮想通貨FXのレバレッジを比較
高い最大レバレッジは、海外FX業者を利用する大きなメリットです。レバレッジをうまく活用することで、以下のようなメリットを得られます。
レバレッジのメリット
- 少額資金から取引可能
- 幅広いロット設定に対応できる
- ハイリスクハイリターンな取引が可能
高い最大レバレッジによって、ポジションの必要証拠金は少なくできます。そのため、少ない資金から取引を始められたり、証拠金に対して大きめの取引数量を設定できたりなど、トレードの柔軟性を高められます。
国内取引所では、レバレッジは最大2倍と法令で定められているため、少額から仮想通貨FXを行うことは困難でしょう。一方で最大レバレッジの高い海外FXの場合は、FXトレードに近い感覚で仮想通貨を取引できます。
仮想通貨FXの取引手数料・スプレッドを比較
海外FX取引では、スプレッドが主な取引コストです。口座タイプによっては、別途取引手数料がかかる場合があります。
スプレッドなどのコストは、長期的な取引成績に影響を与えます。特に短期間での取引やスキャルピングを主体とするトレーダーにとって、スプレッドの幅や取引手数料は極めて重要です。
仮想通貨FXで利用できるボーナスキャンペーンを比較
海外FX業者によっては、ボーナスキャンペーンを提供している場合があります。仮想通貨FXでもボーナスを利用した取引が可能なので、自己資金を強化してトレードに臨めるでしょう。
海外FX業者で提供されているボーナスには、主に以下のようなものがあります。
海外FX業者の提供している主なボーナス
口座開設ボーナス | 新規口座を開設し、本人確認を完了すると付与されるボーナス 入金不要で受け取れるため、リスクをかけず実際の取引を体験できる |
入金ボーナス | 入金時にキャンペーンで定められた割合に応じてボーナスが付与される 例えば100%ボーナスの場合、5万円を入金したら5万円のボーナスが付与され、合計10万円から取引を始められる |
キャッシュバック系ボーナス | 取引量に応じて、ポイントや現金が還元される 貯まったポイントは、ボーナス・現金・賞品などに交換できる |
口座開設ボーナス |
新規口座を開設し、本人確認を完了すると付与されるボーナス。入金不要で受け取れるため、リスクをかけず実際の取引を体験できる |
入金ボーナス |
入金時にキャンペーンで定められた割合に応じてボーナスが付与される。例えば100%ボーナスの場合、5万円を入金したら5万円のボーナスが付与され、合計10万円から取引を始められる |
キャッシュバック系ボーナス |
取引量に応じて、ポイントや現金が還元される。貯まったポイントは、ボーナス・現金・賞品などに交換できる |
仮想通貨FXの取り扱い銘柄数を比較
多くの海外FX業者が、ビットコイン(BTCUSD)やイーサリアム(ETHUSD)などのメジャーな仮想通貨を取り扱っています。トレーダーによっては、「ビットコインで十分」と考える人もいるでしょう。
しかし、もしもマイナーな仮想通貨FX銘柄を取引したい場合は、取扱銘柄数の多い海外FX業者の選択がおすすめです。マイナーな仮想通貨は、先行投資に成功した場合に、大きな利益を得られる可能性があることや、他の仮想通貨銘柄と組み合わせてリスク分散ができるなどのメリットを得られます。
銘柄が豊富な海外FX業者は以下の通りです。
銘柄が豊富なおすすめ海外FX業者
仮想通貨FXのスワップポイントを確認
海ポジションを翌日に持ち越した際に発生する「スワップポイント」の設定はブローカーによって異なります。中長期トレードをする方であればスワップポイントがコストが大きく左右されるため重要です。
仮想通貨の取引では、スワップポイントが売り・買いともにマイナスに設定されることが一般的です。スワップのコストを低く抑えたい場合は、スワップが一切発生しない「スワップフリー」を提供するブローカーを利用すると良いでしょう。
海外FXの業者のサポート体制充実度を確認
海外FXでは基本的に24時間365日仮想通貨を取引できます。通常の海外FX業者では、サポート窓口の営業時間は月〜金ですが、土日も日本語サポートが営業しているブローカーを利用すると、万一のトラブルの際にも安心です。
以下の海外FX業者では、24時間週7日の日本語サポートを受けられます。
24時間週7日の日本語サポートがある海外FX業者
ただし、本記事やFXplusでご紹介している海外FX業者は、すべて日本語サポートを受けられるので、安心してご利用頂けます。
金融ライセンス・資金の補償体制を確認
海外FX業者は国内FX業者とは異なり、公的機関の認可によって必ずしも信頼性が保証されているとは限りません。きわめて稀なことですが、海外FX業者として営業しているものの中には詐欺目的の悪質業者が隠れている場合があります。そのため海外FXでは、安全性の高いブローカーを選択して取引を開始することが非常に大切です。
海外FX業者の信頼性を確認するためのポイントとして、保有している金融ライセンスや補償体制の確認が挙げられます。
金融ライセンスでは、グループ内でFCA(英国金融行為規制機構)やCySEC(キプロス証券取引委員会)など、厳格なライセンスを保有するブローカーは信頼性が高いと評価されます。
さらに、「Financial Commission」などの問題解決や資金の補償を提供する第三者機関や、補償保険などに加盟しているブローカーも、安全性が高いと考えられます。
海外FX業者が取得するライセンスや補償体制の一例
仮想通貨FXを海外FX業者でトレードするメリット
海外FXでは、豊富なボーナスやレバレッジを利用して仮想通貨FX(ビットコインFX)を取引できます。ここからは、国内取引所との比較も交えつつ、海外FXで仮想通貨FXを行うメリットを見ていきましょう。
海外FX業者はボーナスが豊富で高額
海外FX業者は、国内外の仮想通貨取引所に比べて豊富で高額なボーナスを提供しているブローカーが多いのが特徴です。特に、新規登録や初回入金時に提供されるボーナスは、資金を補強して利益を出すチャンスが増えます。
海外FX業者と仮想通貨のボーナス比較
項目 | 海外FX業者 | 国内仮想通貨取引所 | 海外仮想通貨取引所 |
口座開設ボーナス | ![]() |
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入金ボーナス | ![]() |
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キャッシュバック系 キャンペーン |
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口座開設ボーナス | |
海外FX業者 | ![]() |
国内仮想通貨取引所 | ![]() |
海外仮想通貨取引所 | ![]() |
入金ボーナス | |
海外FX業者 | ![]() |
国内仮想通貨取引所 | ![]() |
海外仮想通貨取引所 | ![]() |
キャッシュバック系キャンペーン | |
海外FX業者 | ![]() |
国内仮想通貨取引所 | ![]() |
海外仮想通貨取引所 | ![]() |
一方で、ボーナスを提供しないまたは提供額が少ないブローカーも存在します。しかし、そういったブローカーは、ボーナスの代わりに取引条件やサービスの質を向上させる傾向があります。
MT4 / MT5で取引できる
海外FX業者の仮想通貨取引では、FX取引でおなじみのMT4 / MT5を利用することができます。市場の動きを正確に分析し正確な仮想通貨取引を行うために、MT4やMT5のような高機能な取引ツールの利用は非常に有効です。
さらにMT4 / MT5では、自動売買ソフト(EA)やカスタムインジケーターを導入し、利用して取引環境を最適化することができます。BYBITを除き、一般的な仮想通貨取引所ではMT4 / MT5の導入が行われていないため、MetaTraderを利用できるのは海外FX業者のメリットと言えるでしょう。
また、Exness(エクスネス)、XMTrading(エックスエム)、HF Markets(エイチエフ マーケッツ)といった業者では、MT4 / MT5以外でも、独自アプリによる取引が可能です。
MT4 / MT5以外の取引プラットフォームを提供しているブローカー
XMTradingアプリは時期やOSによって新規ダウンロードができない場合があります。
独自ツールはそのブローカーでの取引を最適化し、よりシンプルでユーザーフレンドリーな取引環境を実現します。
ツールを提供しているブローカーは財務基盤が強固
オリジナルの取引ツールの開発は、多大な時間、労力、そして資金を必要とします。したがって独自ツールを提供しているブローカーは、システム開発における高い技術力を持ち、同時にしっかりとした財務基盤を有していると考えられます。
高い最大レバレッジで仮想通貨をトレード
海外FX業者は、国内取引所や仮想通貨専用の海外取引所と比較してかなり高いレバレッジを提供しています。
海外FX業者と仮想通貨のレバレッジ比較
項目 | レバレッジ |
海外FX業者 | 5倍 ~ 1,000倍 |
国内仮想通貨取引所 | 最大2倍 |
海外仮想通貨取引所 | 3倍 ~ 100倍 |
ハイレバレッジを活用することで、少ない資金からで取引できることや、証拠金に対して大きな取引量で取引を行い、ハイリターンを目指すことができます。
ゼロカットシステム採用で追証なし
海外FX業者は基本的に、残高がマイナスになった際にブローカーによって損失が補填される「ゼロカットシステム」を採用しています。取引をして口座資金がマイナスになった場合でも、国内の仮想通貨取引所のような追加証拠金は発生しません。
預け入れた証拠金以上の損失は発生しないため、ハイレバレッジでも資金面ではリスクが限定されたトレードができることは大きなメリットです。
海外FX業者によってはスワップフリーを提供
海外FX業者の一部ではスワップフリーを提供しており、仮想通貨も対象となっています。
スワップフリーに対応している業者
仮想通貨取引所では「ファンディングレート」と呼ばれる資金調達率が保有コストとして発生しますが、スワップフリーに対応した海外FX業者を利用することで、ロールオーバーに伴うコストを気にせずトレードできます。
仮想通貨FXを海外FX業者でトレードするデメリット
海外FX業者で仮想通貨取引を行う多数のメリットがある中で、いくつかのデメリットも存在します。特に、マイナーな銘柄を取引したいトレーダーにとって海外FX業者の仮想通貨銘柄は物足りなさを感じるでしょう。
海外FXの仮想通貨FXはマイナーな通貨ペアが少ない
海外の仮想通貨取引所と比較すると、マイナーな通貨ペアの取り扱いが少ないことがデメリットです。
新たな仮想通貨やトークンは日々登場していますが、海外FX業者で取引できるのは主に主に知名度の高い仮想通貨です。これは、業者が取引の安定性やリスクの管理を最優先に考えているためです。
それに対して、海外仮想通貨取引所などでは、1,000銘柄を超える仮想通貨を取引可能です、「草コイン」と呼ばれるような極めてマイナーな仮想通貨を取引したい場合は、海外FXに限らず選択の視野を広げたほうが良いでしょう。
国内FXのように信託保全が義務付けられていない
海外に拠点を置き、各国の金融ライセンスに基づいて運営される海外FX業者の中には、国内FX業者のような信託保全制度が必ずしも義務づけられていないケースがあります。だからこそ、利用する際は業者のライセンス状況や評判を確認し、信頼できるブローカーを選ぶことが大切です。
とはいえ、実際には多くの海外FX業者が長年にわたって安定したサービスを提供しており、ユーザーから高い評価を得ています。信頼性のある業者を選べば、海外FXのハイレベルな取引環境を安心して活用することができるでしょう。
仮想通貨FXのスワップポイントはマイナスが多い
海外FX業者ではスワップポイントがマイナスに設定されていることが多いのがデメリットです。
スワップポイントは、取引を行う通貨ペアの金利差によって発生します。プラスのスワップが適用される場合、トレーダーはスワップを受け取ることができます。一方で、マイナスのスワップが適用される場合トレーダーはスワップを支払う必要があります。
スイングトレードやポジショントレードのような長期的な取引を行う際、マイナススワップは大きな障壁となります。長期取引を行う際にはスワップポイントが発生しないスワップフリーのブローカーの選択を検討する価値があります。
仮想通貨FXのハイレバレッジトレードはリスクが高い
仮想通貨FXのレバレッジ取引は、投資家が少額の証拠金で取引量を増やし、大きなリターンを狙うことが可能となりますが、同時に大きな損失を被るリスクも増大します。
特に仮想通貨はボラティリティが高く、急激な価格変動が発生することがあるためレバレッジ取引を行う際のリスクは一層高まります。
投資する資金の額やレバレッジの倍率を適切に設定し、損切りのタイミングなどの取引戦略をしっかりと練ることで、リスクを最小限に抑えることが可能となります。
海外FXで仮想通貨FXを始める前に知っておきたい注意点
多くの海外FXトレーダーにとって、FX取引経験はあっても仮想通貨FXはしたことがない、という場合は多いのではないでしょうか。ここからは、仮想通貨FXを始める前に知っておきたいポイントを確認していきましょう。
最大レバレッジは銘柄ごとに異なる
海外FXでFX通貨ペアを取引する場合、基本的にはどの通貨ペアも口座の最大レバレッジで取引が可能です。しかし仮想通貨FXでは、銘柄ごとに最大レバレッジが異なる点に注意が必要です。特にマイナーな仮想通貨の最大レバレッジは低く設定されるため、FX以上に多くの証拠金が必要になる場合があります。
値動き(pips)がFXとは大きく異なる
例えばビットコイン(BTCUSD)のスプレッドは、狭い海外FX業者で150〜200pipsほどです。200pipsのスプレッドと聞くと、非常に広く感じるかもしれませんが、実際はそうではありません。
以下は、BTCUSDとEURUSDの1ロット取引時の1pipsの損益を比較したものです。
BTCUSDとEURUSDの1ロット取引時の1pipsの損益
銘柄 | 1ロット取引時の1pipsの損益(※) |
BTCUSD | ±15円 |
EURUSD | ±1,500円 |
1ドル = 150円として計算しています。
BTCUSDのスプレッドが200pipsの場合、金額換算では3,000円のコストになります。
一方でEURUSDのスプレッドは、低スプレッド業者の場合1pips前後なので、金額に換算すると1,500円のコストになります。BTCUSDのスプレッドと比較すると、2倍程度であるといえるでしょう。FXと比較して取引コストは大きめですが、仮想通貨はボラティリティも非常に大きいので(ビットコインで1日2万〜4万pips)、許容できる範囲といえるのではないでしょうか。
値動き(pips)の計算は少々手間がかかるので、海外FX業者が提供しているツールを利用すると簡単に計算できます。FXON(エフエックスオン)では、公式サイト内に「トレード計算ツール」を置いており、FXONで取り扱う全銘柄のpipsやスワップポイントの計算を素早く行えます。
まずはデモ口座で練習するのがおすすめ
仮想通貨FXは、値動きの変動幅がFXとは大きく異なるので、初めて取引する方の場合は、最初から大きな金額を投じるのではなく、少額やデモ取引から感覚を掴んでから、本格的な取引に臨むのがおすすめです。
海外FXのデモ口座とは?
海外FXのデモ口座は、練習取引専用の口座タイプです。実際のお金を使用せず、仮想の残高を設定して取引を行います。デモ口座は専用のサーバーに接続して取引するため、約定力の面では実際の相場とは異なりますが、レートやスプレッドはリアル口座と同等である場合が多く、MT4 / MT5を使用して本番さながらの環境で練習できます。
海外FXでデモ口座を利用するには、多くの場合、メールアドレスの認証など行なって簡単なアカウント登録を行い、会員ページからデモ口座を開設します。デモ口座の利用にあたって本人確認は不要なので、気軽に利用できるでしょう。
ただし、口座開設ボーナスを利用したい場合は注意が必要です。口座開設ボーナスの獲得には、アカウント開設から規定の日数以内に本人確認と申請が必要になるため、デモ口座を利用する場合でも、本登録は早めにした方が良いでしょう。
仮想通貨FXに最適な海外FX業者を選ぼう!
仮想通貨FX(ビットコインFX)を行う海外FX業者の選び方は、まずは安全性を確認した上で、取引戦略に合ったブローカーを選ぶことが大切です。
取引条件や銘柄数はもちろん、資金の安全性や入出金のスピード、信頼性、日本語サポートの対応度など様々な要素で検討しましょう。
さらに、独自の銘柄や機能、取引ツールなどを提供するブローカーを選択すると取引の戦略が広がります。また、仮想通貨取引の経験を積んでいく中で、複数のブローカーのサービスを組み合わせることも検討する価値があります。
この記事を参考に、ご自身にマッチした海外FX業者を選んでみてください。
編集部の
コメント
ビットコインやイーサリアム以外にも多くの仮想通貨が存在しており、今後も種類は増えていくことも予想されます。将来有望な銘柄を探す価値はありますが、購入のタイミングを計らなければいけません。市場が冷え込んでいる時期は避け、「リスクオン相場の押し目や上昇局面を狙う」というトレードの基本を守ることが重要です。