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コピートレードとは、プロトレーダーの売買を自動でコピーし、自分の口座でも同じように取引できる仕組みです。専門的な知識やトレードの経験がなくても、プロの戦略をそのまま再現できるため、初心者にも人気があります。
Vantage Trading(ヴァンテージ)もコピートレード機能を提供しており、使いやすいインターフェイスや透明性の高さなどから多くのユーザーに支持されています。
そんなVantage Tradingのコピートレードに、ブラウザ版(Web版)が登場しました。これまではスマートフォンアプリを使っての運用が主流でしたが、今後はPCのブラウザからも手軽に操作できるようになります。
本記事では、このブラウザ版Vantage Tradingコピートレードの魅力と始め方を詳しく解説していきます。すでにアプリ版を使っている方も、これから始めたい方もぜひご覧ください。

この記事の目次
Vantage Tradingコピートレードがブラウザで利用可能に
これまでVantage Trading(ヴァンテージ)のコピートレードは、専用スマホアプリを通じてのみ提供されていました。しかし、2025年5月より新たにブラウザ(WEB)からもコピートレードの操作が可能になりました。
これまではアプリが必須だったため、スマホの容量不足や端末の不具合で使いづらかった方もいたかもしれません。
しかし今回のブラウザ対応によって、PCユーザーやアプリを使いたくない人でも、手軽にコピートレードが利用できるようになり、利便性が大きく向上しています。
Vantage Tradingのブラウザ版コピートレードを使うメリット
ここからは、Vantage Trading(ヴァンテージ)のブラウザ版コピートレードを使うことで得られる具体的なメリットをご紹介します。
アプリ不要で即利用可能
これまでVantage Trading(ヴァンテージ)のコピートレードは、スマートフォン向けの専用アプリ(Vantage Tradingアプリ)を通じて利用するのが一般的でした。
ただし、「アプリのインストールを避けたい」「スマホ操作が苦手」「仕事中にPCから操作したい」という方もいるでしょう。
そうしたユーザーにとって、アプリを使わずにブラウザ上で全操作が完結するブラウザ版は大きなメリットです。
ブラウザ版のメリット
- アプリのインストールやアップデート不要
- 端末容量を圧迫しない
- PCやタブレットなど複数端末からアクセス可能
- スマホを持っていないユーザーでも利用できる
スマホ派・アプリ派にとっても、ブラウザ版はサブ的に併用できる操作環境として活用できるため、両方をうまく使い分けるのもおすすめです。
スマホ画面よりも大画面で操作可能
スマートフォンアプリは持ち運びやすいメリットがある一方で、画面サイズの小ささから、複数の情報を一度に確認するのが難しいです。
特にコピートレードのように、戦略の比較やドローダウン・フォロワー数などを比較して判断するような場面では、スマートフォンの画面の狭さはどうしてもデメリットになってしまいます。
その点、ブラウザ版ではPCやタブレットの大画面を活かして、一度に多くの情報を表示できるのが大きな強みです。具体的なブラウザ版独自のメリットとして、以下の3つが挙げられます。
ブラウザ版独自のメリット
- 複数のシグナルトレーダーを別タブで開いて比較できる
- ブラウザで情報収集しながら戦略を立てられる
- 勝率・運用履歴・資金推移・コピー人数などをスクロールせず一覧表示できる
複数の作業を並行して行えるのも、スマホにはない大きな利点です。
スマホアプリは外出先での手軽な操作に向いていますが、戦略選定・リスク管理・比較検討など、じっくり腰を据えて取り組みたい場面では、ブラウザ版が有利でしょう。
Vantage Tradingでのブラウザ版コピートレードの始め方
実際にコピートレードを始めてみたいという方に向けて、Vantage Trading(ヴァンテージ)ブラウザ版でのコピートレードの始め方を詳しく解説します。
初心者でも迷わないよう、ログインからコピー開始までの流れをステップごとに紹介していきます。
STEP1 公式サイトにログインする
ブラウザ版コピートレードを利用するには、Vantage Trading(ヴァンテージ)公式サイトのログインからスタートします。
まずは以下のリンクからVantage Trading公式サイト(日本語) にアクセスし、右上の「ログイン」ボタンをクリックしてください。
すでに口座を開設済みの方であれば、これまでスマホアプリで使っていたアカウント情報でそのままログインできます。アプリとブラウザでアカウントは完全に共通なので、再登録の必要はありません。
なお、初めてVantage Tradingを利用する場合は、以下のリンクからVantage Tradingの新規登録を済ませましょう。
STEP2 コピートレード口座の開設(初回のみ)
コピートレードを始めるには、Vantage Trading(ヴァンテージ)の通常口座とは別に専用の「コピートレード口座」を開設する必要があります。コピートレード口座を開設するには、クライアントポータルにログイン後、画面左メニューまたは上部の「取引口座」を選択します。
その後、「口座開設」をクリックし、「口座タイプ」の一覧から「Copy Trading(コピートレーディング)」を選択してください。
口座の基本通貨(USDまたはJPY)を選び、必要項目を入力することで申し込みが完了です。申請完了後、数分以内にコピートレード用の口座が開設され、取引が可能になります。
なお注意点として、コピートレード口座は、一般のMetaTrader4(MT4) / MetaTrader5(MT5)の口座とは区別されており、コピートレード以外の用途では使用できません。
また、通貨はUSDまたはJPYのいずれか固定で、後から変更することはできません。さらに取引プラットフォームはMT4のみである点にも注意しましょう。
STEP3 コピートレードの戦略を探す
コピートレード用口座が開設できたら、次はコピーしたいプロトレーダー(=シグナルプロバイダー)を選ぶステップです。
ブラウザ版では、上部メニューやダッシュボード内から「コピートレード」→「発見」と進むと、登録されている多数のプロ戦略が一覧で表示されます。
以下は、戦略一覧で確認できる主な情報です。
戦略一覧で確認できる主な項目
- 戦略名とシグナルプロバイダー名
- 過去のリターン(1ヶ月、3ヶ月、年間など)
- フォロワー数・コピーされた資金の合計
- 累積損益チャート
- 推奨最低投資額やコピー設定条件
これらの情報は表形式で一覧表示されるため、複数の戦略が一目でわかりやすいのがブラウザ版の強みです。気になる戦略をクリックすれば、さらに詳細な成績・取引履歴・リスク指標も確認できます。
フィルターや並び替え機能も利用することができ、以下のような条件で検索・絞り込みが可能です。
検索・絞り込みが可能な条件
- 年間リターンが高い順
- フォロワー数が多い順
- リスクスコア(変動の大きさ)
- 稼働期間(運用開始からの日数)
- 最低投資金額の低い順
例えば「成績が安定しているベテラントレーダーを探したい」場合は、稼働期間が長くリスクコアが少ないものを選んだり、「資金が少ないので最低投資額が低い戦略にしたい」という場合は最低投資金額の低い順に並び替えて検討したりと、自分に合ったシグナルプロバイダーを効率よく見つけられます。
どのシグナルプロバイダーを選べばいいかわからないという初心者の方には、人気シグナルのランキング機能を使ってみるのもおすすめです。
シグナルプロバイダーはどうやって選べばいいの?
例えば「成績が安定しているベテラントレーダーを探したい」場合は、稼働期間が長くリスクコアが少ないものを選んだり、「資金が少ないので最低投資額が低い戦略にしたい」という場合は最低投資金額の低い順に並び替えて検討したりと、検索・絞り込み機能を利用して自分に合ったシグナルプロバイダーを効率よく選びましょう。
STEP4 コピー設定を入力して取引開始
コピーしたい戦略が決まったら、いよいよ実際のコピートレード設定に進みます。戦略ページを開き、右上または中央の「コピー」ボタンをクリックすると、コピー設定画面に移動します。
設定する主な項目
設定する主な項目 | 設定内容 |
コピーモード |
以下の3種類から選択
|
投資金額 |
コピーに割り当てる金額を入力。最低50ドル相当から(※) |
損切り | 設定した割合まで損失が発生すると、自動的にコピーを停止 |
利確 | 有効化すると、利益額が設定した利確額に達した時点でシステムが自動的にコピーを停止 |
ロット切り上げ | 有効化すると、「証拠金に基づく自動倍率」モードにより、最適な取引量が0.0001以下と判断される場合でも、最小ロットにて取引を実行 |
オープン済みの取引をコピー | 有効化すると、本戦略のコピーを開始後、新規で取引されるポジションのコピーだけでなく、シグナルプロバイダーが保有しているポジションのコピーが行われ、注文時点での市場価格で取引が開始される |
コピーモード |
以下の3種類から選択
|
投資金額 |
コピーに割り当てる金額を入力。 最低50ドル相当から(※) |
損切り |
設定した割合まで損失が発生すると、自動的にコピーを停止 |
利確 |
有効化すると、利益額が設定した利確額に達した時点でシステムが自動的にコピーを停止 |
ロット切り上げ |
有効化すると、「証拠金に基づく自動倍率」モードにより、最適な取引量が0.0001以下と判断される場合でも、最小ロットにて取引を実行 |
オープン済みの取引をコピー |
有効化すると、本戦略のコピーを開始後、新規で取引されるポジションのコピーだけでなく、シグナルプロバイダーが保有しているポジションのコピーが行われ、注文時点での市場価格で取引が開始される |
口座残高の範囲内で自由に指定可能
すべての項目を入力し終えたら、画面下部の「コピーする」をクリックするだけで、設定は完了です。あとは自動でプロの売買が口座に反映され、コピートレードがスタートします。
Vantage Tradingでのブラウザ版コピートレードの提供方法
次に、コピートレードの提供者側(シグナルプロバイダー)として戦略を公開する方法を解説します。コピーされる側になれば、トレード利益に加えて報酬も得られるため、収益の幅を広げたい方におすすめです。
こちらもステップごとに詳しくご紹介します。
STEP1 コピートレード口座を開設する
シグナルプロバイダーとしてVantage Trading(ヴァンテージ)でコピートレードを提供するには、コピートレードを始める時と同様にコピートレード専用口座を開設する必要があります。
通常のMT4 / MT5口座とは別に用意する専用口座となるため、すでにVantage Tradingの取引口座を持っていても別途開設が必要です。
まだコピートレード専用口座を開設していない方は、前述の章を参考に口座開設を進めましょう。
STEP2 コピートレード口座に500ドル以上を資金振替する
Vantage Trading(ヴァンテージ)でシグナルプロバイダーとして登録するためには、コピートレード口座に最低500ドル相当額以上の資金を入金しておく必要があります。
これは必須条件であり、これを満たしていないとプロバイダー申請画面に進むことができません。
コピートレード専用口座への直接入金はできないため、既存の取引口座 → コピートレード口座への「資金振替」が必要です。Vantage Tradingの入金方法は、マイページ上部の「入金」タブからすぐに行えます。
プロバイダー申請の前に500ドル(または同等の他通貨)以上の額を入金しておきましょう。振替後、残高が条件を満たしていれば、次のステップ「シグナルプロバイダー申請」へ進むことが可能になります。
STEP3 シグナルプロバイダー申請を行う
コピートレード口座に500ドル以上の資金が入金されたら、シグナルプロバイダー(コピー提供者)としての申請手続きに進みます。
ブラウザ版のVantage Trading(ヴァンテージ)では、スマホアプリと同様の手順で申請が完了します。
ブラウザからの申請手順
- メニューから「プロフィール」に移動
- 「シグナルプロバイダーになる」をクリック
- 規約に同意し、「提出する」をクリック
以上でシグナルプロバイダー申請が完了です。特別な審査や取引実績の提出は不要なので、誰でもすぐにプロバイダー登録が可能です。
STEP4 取引戦略を設定・公開
シグナルプロバイダー登録が完了すると、プロフィール内に 「シグナル・プロバイダー・センター」 が表示されます。ここで戦略を設定し、フォロワーに公開できる状態へ仕上げましょう。
取引戦略の設定項目
特に重要なのが説明文の内容です。戦略の特徴やリスク許容度、トレードのスタイルなどを具体的に記載することで、フォロワーの信頼を得やすくなります。
例えば、「最大ドローダウンは15%以内に抑える運用方針です」といったリスク管理の姿勢を示したり、「1回のトレードは平均で2〜5日程度保有します」といった取引期間の目安を伝えると、コピーする側もイメージしやすくなります。
さらに、戦略をランキングに載せるには、実際の取引履歴が必要です。フォロワーの信頼を得るには、少額でも良いので実際に取引を行い、実績を積み上げることが効果的です。
設定が完了したら「公開」ボタンを押せば、あなたの戦略が一般に表示され、他のトレーダーにコピーされる状態となります。
ドローダウンとは、トレードにおいて一時的に資産が減少した際の最大損失率を示す指標です。コピートレードでは、シグナルプロバイダーの取引を模倣するため、そのトレーダーのリスク水準を把握するうえで非常に重要な判断材料となります。
Vantage Tradingコピトレのブラウザ版は操作が快適!
Vantage Trading(ヴァンテージ)のコピートレードは、WEBブラウザからも利用できるようになり、利便性と操作性がさらに向上しました。
これまでアプリを使っていた方も、今後はPCの大画面を活かして、より快適に戦略の選定やコピー設定、資金管理が行えます。
タブを切り替えながら情報収集をしたり、取引履歴をじっくり確認したりと、作業効率も格段にアップしました。
提供者としても、細かい戦略設定や編集を広い画面で行えるため、より効率よくコピートレードを作成できるはずです。
まだアプリ版しか使ったことがない方も、ぜひ一度Vantage Tradingコピートレードのブラウザ版を試してみてください。