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XS.comがビットコイン(BTC)のスプレッド縮小を発表
XS.com(エックスエス)のビットコイン(BTC)のスプレッド縮小はすべての口座タイプで適用され、取引条件が大幅に改善されています。
今回のスプレッド縮小では、具体的にどの程度取引条件が改善されたのかを比較していきます。
XS.comの変更前と変更後のスプレッド
今回のXS.com(エックスエス)スプレッド縮小による変更前後のスプレッドは、以下の通りです。
XS.comの変更前と変更後のスプレッド(ドル表記)
口座タイプ | 変更前スプレッド(USD) | 変更後スプレッド(USD) |
スタンダード口座 | 56.70 | 34.02 |
プロ口座 | 50.03 | 30.02 |
エリート口座 | 40.03 | 24.02 |
クラシック口座 | 66.70 | 40.02 |
エクストラ口座 | 75.03 | 45.02 |
VIP口座 | 45.00 | 27.00 |
スタンダード口座 | |
変更前(USD) | 56.70 |
変更後(USD) | 34.02 |
プロ口座 | |
変更前(USD) | 50.03 |
変更後(USD) | 30.0 |
エリート口座 | |
変更前(USD) | 40.03 |
変更後(USD) | 24.02 |
クラシック口座 | |
変更前(USD) | 66.70 |
変更後(USD) | 40.02 |
エクストラ口座 | |
変更前(USD) | 75.03 |
変更後(USD) | 45.02 |
VIP口座 | |
変更前(USD) | 45.00 |
変更後(USD) | 27.00 |
これまで「XS.comのBTCは比較的スプレッドが広い」という声もありましたが、今回の改善によってすべての取引口座でスプレッドが大幅に縮小され、取引コストが大きく低下しました。
より低い取引コストでビットコインを取引できることで、利益機会が拡大しています。
XS.comのBTCスプレッドを他社と比較
XS.com(エックスエス)のビットコイン(BTC)スプレッドが最大40%縮小されたことで、他社と比較してどれくらい狭くなっているかを具体的に見ていきましょう。
XS.comのスプレッドを他社のスプレッドと比較
以下はXS.com(エックスエス)と主要な海外FX業者のBTCUSDスプレッド比較です。
XS.comと他社のスプレッド
海外FX業者 | スタンダード口座(USD) | 低スプレッド口座(USD) |
![]() プロ口座 |
34.2ドル | 30.1ドル |
![]() PRO口座 |
57.2ドル | 36.4ドル |
![]() プロ口座 |
29.0ドル | 20.3ドル |
![]() ブレード口座 |
51.9ドル | 51.9ドル |
![]() KIWAMI極口座 |
60.0ドル | 45.0ドル |
![]() プロ口座 |
|
スタンダード | 34.2ドル |
低スプレッド | 30.1ドル |
![]() PRO口座 |
|
スタンダード | 57.2ドル |
低スプレッド | 36.4ドル |
![]() プロ口座 |
|
スタンダード | 29.0ドル |
低スプレッド | 20.3ドル |
![]() ブレード口座 |
|
スタンダード | 51.9ドル |
低スプレッド | 51.9ドル |
![]() KIWAMI極口座 |
|
スタンダード | 60.0ドル |
低スプレッド | 45.0ドル |
XS.comのスタンダード口座のスプレッドは34ドル、プロ口座のスプレッドは30ドルほどとなっており、他社と比較して優秀なスプレッドといえるほどに引き下げられています。
今回のスプレッド縮小の恩恵によって、人気のXMTrading(エックス エム)やTitan FX(タイタン FX)よりもXS.comのほうが狭いスプレッドで取引できるようになりました。
ただし、ExnessやAxi(アクシ)と比較すると、スプレッドの狭さという点では優位性は低くなります。
海外FX業者によるスプレッド縮小が増えている
XS.com(エックスエス)だけでなく、昨今スプレッドを縮小する海外FX業者が増えています。
2024年11月にはXMTrading(エックス エム)がBTCUSDのスプレッドを大幅に縮小し、より利用しやすい取引環境を整えました。
同月はExness(エクスネス)もBTCや原油、主要株価指数のスプレッドを60%以上縮小するという積極的な改善を行っています。
BTCUSDについてはAxi(アクシ)も他の追随を許さないレベルのスプレッドを提供し、業界ビットコインCFDシーンを盛り上げています。
その他の海外FX業者がこの流れに続き、スプレッド縮小などの取引条件改善を進めていく可能性が高いと考えられます。
XS.comの仮想通貨取引の注意点
XS.com(エックスエス)では、スプレッド縮小により取引コストが低くなりましたが、仮想通貨取引においてはいくつかのデメリットや注意すべき点があります。
特に、レバレッジ制限などは取引に直接影響するため、事前に確認しておくことが重要です。
仮想通貨のレバレッジは最大500倍に制限
XS.com(エックスエス)では、仮想通貨のレバレッジは最大500倍に制限されています。
FXのメジャー通貨ペアやゴールドなどでは最大2000倍のレバレッジが提供されていますが、仮想通貨に関しては、適用されるレバレッジの上限が低いのが特徴です。
以下は、XS.comの銘柄ごとの最大レバレッジです。
XS.comのレバレッジ制限
銘柄 | 最大レバレッジ |
FXメジャー通貨 | 2,000倍 |
ゴールド | 2,000倍 |
FXマイナー通貨 | 500倍 |
原油 | 500倍 |
インデックス | 500倍 |
BTCおよびETH | 500倍 |
FXエキゾチック通貨 | 200倍 |
シルバー | 200倍 |
マイナーインデックス | 100倍 |
プラチナおよびパラジウム | 100倍 |
銘柄 | 最大レバレッジ |
FXメジャー通貨 | 2,000倍 |
ゴールド | 2,000倍 |
FXマイナー通貨 | 500倍 |
原油 | 500倍 |
インデックス | 500倍 |
BTCおよびETH | 500倍 |
FXエキゾチック通貨 | 200倍 |
シルバー | 200倍 |
マイナーインデックス | 100倍 |
プラチナおよびパラジウム | 100倍 |
ただし、最大500倍のレバレッジは、仮想通貨取引を提供する他の海外FX業者と比較すると比較的高めの水準です。十分に高いレバレッジで仮想通貨取引をすることができます。
仮想通貨はボラティリティが大きくリスクが高い
この制限は、仮想通貨市場の高度なボラティリティと、それに伴うリスクを考慮したものです。仮想通貨の価格は短期間で急激に変動する可能性があり、高レバレッジ取引は大きな利益を狙える反面、それだけ大きな損失につながる可能性もあるため、注意が必要です。
ロット数に応じてレバレッジが制限される
XS.com(エックスエス)では、トレーダーの取引量及び口座内有効証拠金に応じてレバレッジが変動する「ダイナミックレバレッジ」システムを採用しています。
このシステムは、ポジションの取引量(ロット数)または口座内有効証拠金額が増加するにつれて、適用されるレバレッジが段階的に減少する仕組みです。
BTCとETHを対象に適用されるレバレッジ制限は以下の通りです。
BTC・ETHの取引量によるレバレッジ制限
ロット | 最大レバレッジ |
0.01~2 | 500倍 |
2.01~10 | 200倍 |
10.01~20 | 50倍 |
20.01~30 | 25倍 |
30.01~40 | 10倍 |
40~ | 5倍 |
この表からわかるように、2ロット以下の比較的小規模な取引で最大500倍のレバレッジが適用されます。しかし、取引量が大きくなるにつれて、レバレッジは段階的に制限されます。
特に、20ロットを超える取引では最大レバレッジが25倍以下となり、40ロットを超える大規模な取引では、最大5倍まで引き下げられますのでサイズの大きい取引をする際はレバレッジにも注意しましょう。
BTC・ETHの有効証拠金によるレバレッジ制限
有効証拠金 (USD / EUR / GBP / AUD) |
有効証拠金 (JPY) |
最大レバレッジ |
0~5,000 | 0~750,000 | 200倍 |
5,001~20,000 | 750,001~3,000,000 | 100倍 |
20,001~40,000 | 3,000,001~6,000,000 | 50倍 |
40,001~ | 6,000,001~ | 20倍 |
最大レバレッジ 200倍 | |
USD / EUR GBP / AUD |
0~5,000 |
JPY | 0~750,000 |
最大レバレッジ 100倍 | |
USD / EUR GBP / AUD |
0~5,000 |
JPY | 750,001~3,000,000 |
最大レバレッジ 50倍 | |
USD / EUR GBP / AUD |
20,001~40,000 |
JPY | 3,000,001~6,000,000 |
最大レバレッジ 20倍 | |
USD / EUR GBP / AUD |
40,001~ |
JPY | 6,000,001~ |
新たに導入された有効証拠金ベースのダイナミックレバレッジを採用した「EQタイプ」では、口座内有効証拠金額によってレバレッジが段階的に制限されます。
また、こちらの「EQタイプ」の口座では仮想通貨の最大レバレッジは200倍となっていますのでご注意ください。
XS.comのビットコイン(BTC)スプレッドの確認方法
XS.com(エックスエス)のビットコインのスプレッドは、公式サイトや取引プラットフォーム(MT4・MT5)を利用して確認することができます。
現在、XS.comのBTCUSDのペアについてスプレッドはほぼ固定スプレッドとなっていますが、取引を行う前に最新のスプレッドを確認しておくことが重要です。
具体的なスプレッドの確認方法を詳しく解説していきます。
公式サイトから確認する方法
XS.com(エックスエス)の公式サイトでは、取引可能な仮想通貨のスプレッドを一覧で確認することができます。
スプレッドの他にも、最大レバレッジや取引可能な銘柄などの詳細情報も掲載されているため、取引前の参考になります。
まずは以下のリンクからXS.com公式ページを開きます。
画面上部にある「トレード」からメニューを開いて、「仮想通貨」をクリックします。
①のアセットクラスで「仮想通貨」を選択し、②の口座タイプで確認したい口座タイプを選択します。最後に③の「フィルターを適用」をクリックするとスプレッドが表示されます。
すると、上記のように口座ごとのスプレッドが表示されます。スプレッドの他にも手数料やスワップ、取引可能なプラットフォームも一目で確認することが可能です。
公式サイトでの確認は、口座を開設していない方でも利用できるため、XS.comの取引環境をチェックする際にも便利です。
MT4 / MT5から確認する方法
XS.com(エックスエス)のビットコイン(BTC)スプレッドは、MT4(MetaTrader 4)とMT5(MetaTrader 5)の画面からも確認できます。
まだXS.comの取引口座をお持ちでない方は、以下のリンクから口座を開設しましょう。
MT4 / MT5にログイン後、画面に表示されている気配値画面を右クリックします。メニューから、「スプレッド」をクリックします。
気配値画面の「!」欄にスプレッドが表示されます。
上記ではXS.comのスタンダード口座におけるBTCUSDのスプレッドが「3400」と表記されていることが確認できます。
MT4やMT5のスプレッドは「point(10point=1pips)」で表示されるため、BTCUSDのスプレッドは340pipsです。0.1pips=1ドルなので、ドル換算するとXS.comスタンダード口座のスプレッドは34ドルとなります。
XS.comでのBTC取引が大幅に改善
今回XS.com(エックスエス)のビットコインのスプレッドが縮小されました。以前より取引コストが大幅に下がり、より利益が狙いやすい取引環境になっています。
最安水準とは言えませんが、他社と比べて十分に狭いスプレッドでBTCUSDペアの取引が可能なため、ビットコイン取引の選択肢としてXS.comは現実的なものといえるでしょう。
様々な銘柄を取引するトレーダーにとって使いやすいブローカーとなっているので、総合的な取引環境を重視される方はXS.comでのトレードをぜひ検討してみてください。