アセットマネジメントとは、投資家に代わって資産運用を行う業務一般のことです。英語で「資産」を意味する「アセット」と、「管理」を意味する「マネジメント」を組み合わせた言葉です。投資信託の設定・運用と、機関投資家などから大規模な資金の運用指図・管理を請け負う投資顧問のビジネスに分かれます。
投資信託の設定・運用を行うアセットマネジメント会社は、大手銀行・証券・生損保などのグループ企業、外資系金融機関のグループ企業、独立系の3種類に分かれます。
大手金融機関のグループ会社では、時流に乗ったテーマ投信などの企画力に強みがあり大型投信を複数手がけているアセットマネジメントOne(みずほフィナンシャルグループ、第一生命)、低コストのインデックスファンド・eMAXIS Slimシリーズが人気を集める三菱UFJ国際投信(三菱UFJフィナンシャルグループ)、証券最大手野村證券系列の野村アセット・マネジメントなどが知られています。外資系ではJPモルガン、フィデリティ、ピクテなどが複数の人気商品を擁しており、独立系ではひふみ投信を運用するレオス・キャピタルワークスや、投信ブームの立役者となったさわかみファンドを運用するさわかみ投信などがあります。
大手のアセットマネジメント会社では、運用を行うにあたりさまざまな職種が設けられており高度な分業が行われています。投資信託のポートフォリオを統括するポートフォリオ・マネージャーを中心に、企業や業種を調査するアナリスト、経済分析を担当するエコノミスト、経済分析をベースに戦略を立てるストラテジストなどです。いずれの職種も優秀な人材揃いですが、それでも一般的な投資信託の中で長期的にインデックスファンドを超える成績を上げるものは決して多くはないというところに、資産運用の難しさと面白みがあります。
読み方
あせっとまねじめんと