弱気とは、現在から未来にかけて相場が下がっていくと考える心理状態のことをいいます。例えば、相場が下降し投資家が悲観ムードに包まれると「市場は弱気相場を継続」などと表現します。
ある銘柄を売るか、買うかの二択で取引を行う株式相場などで、売りが優勢である場合に使われることが多いですが、ある通貨を買って別の通貨を売ることで行われるFX取引でも、一方の通貨が買われてレートが下降した状態を弱気相場と呼びます。ドル円であれば、円が買われてドルが売られた場合にレートが下降します。
英語では、弱気のことを「ベア(Bear)」といいます。ベアとは熊のことで、熊が前足を振り下ろす動きが、市場の下降を連想させることからそう呼ばれます。弱気相場のことを「ベア・マーケット」と呼びます。常に悲観的な読みをしがちな投資家は「万年弱気」と呼ばれ、英語でも「パーマ・ベア」(永遠の熊)という表現があります。
相場格言に、「買いたい弱気」という言葉があります。相場が上昇基調になってきた際に、少し安くなったときに買いたい、「押し目」を拾いたいという心理に支配され、一向に買えず買い場を逃してしまうという状態です。「買いたい=上がるだろう」という観測と、下がるだろうという期待が矛盾している場合にこのような状態になるため、これを避けるためには客観的に相場を分析することが必要です。
読み方
よわき
同意語
ベア、Bear
対義語
強気、ブル、Bull