終値ベースとは、終値が確定した時を基準にする考え方のことです。株価を報じる際に、「終値ベースで年初来高値を更新した」などのように用いられます。ニュースでは、ザラ場中の一時的な高値更新よりも、終値ベースで高値更新が確定したことを重視して報じられます。
FX取引においては、エントリーや決済のルールとして、終値ベースで考えることがあります。ローソク足の形成中にどんな値動きがあっても参照せず、終値が確定してから判断を下すということです。
多くのテクニカル指標は、終値ベースで計算されます。終値が確定してはじめて、テクニカル指標の形状(数値)が確定するものも多いため、そうしたテクニカル指標とレートの交差を売買シグナルと考える場合には、終値ベースがよく使われます。
例えば115.50円を上回ったときにブレイクアウトの新規買いエントリーしたいと考えた場合、二つの方法があります。一つは、同水準を一度でもローソク足が上回ったことを、エントリー条件とすることです。もう一つは、同水準を終値ベースで上回ったことを、エントリー条件とすることです。前者は後者に比べて、ダマシに遭う可能性が高くなります。そうしたことから、終値ベースで考える方が、取引の優位性が高まる場合もあります。
読み方
おわりねべーす