EU50とは、欧州の株式市場全体の動きを表す株価指数です。欧州経済通貨同盟(EMU)に加盟する欧州圏の先進11か国(オーストリア、ベルギー、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イタリア、ルクセンブルク、オランダ、ポルトガル、スペイン)の各業種を代表する流動性の高い50の優良銘柄で構成されます。時価総額加重平均型の指数で、ドイツ取引所の子会社であるSTOXXが算出・公表します。正式名称は「EURO STOXX 50 Index」です。
EU50は1998年に導入され、構成銘柄は例年9月に入れ替えの審査が行われます。業種別の構成比率では銀行、化学、金融、情報・通信などが高くなっており、国別の構成比率ではフランス、ドイツ、オランダ、スペイン、イタリアで80%以上を占めています。
EU50にはアディダス(ドイツ)やBMW(ドイツ)、ノキア(フィンランド)、アクサ(フランス)など、日本でもなじみのある銘柄が組み入れられており、海外でも非常にメジャーな株価指数です。投機的な投資家に人気がある一方、為替取引のための指標としても使われることも多いです。
数多くの株価指数を算出・管理しているSTOXXは、STOXX Europe 50 Index(ストックス欧州50指数)という株価指数も算出しています。名称はEURO STOXX 50 Indexと類似していますが、これは欧州圏の11か国だけではなく、英国やスイスといった非ユーロ圏6か国も対象に含めた指数です。非常に似通った名前ですが、別物であることに注意が必要です。
読み方
いーゆーごじゅう
同意語
EURO STOXX 50 Index、ユーロ・ストックス50指数