ファンダメンタル分析とは、経済の基礎的条件(英語でファンダメンタルズ)、つまり世界各国や地域の経済指標や金融政策などを基に、今後の値動きを予想する分析手法です。反対に、チャートの情報から値動きを予想する手法を「テクニカル分析」と呼びます。これらの2大分析により相場を予想するのが、王道的な方法です。
一般的に、ファンダメンタル分析は長期の流れを予想するのに適しているといわれます。利益をあげることを目的とした世界中のお金(投資マネー)がどの市場や通貨に向かうか・引き揚げられるか、どの方向に売買されるかは、各国の経済状況や金融政策によって変化するからです。そのため、中長期のスイングトレードには不可欠です。一方、テクニカル分析は短期の流れを予想するのに適しているといわれます。短期売買には、ファンダメンタルズ要因の影響力がそれほど高くないのが特徴です。
通貨は、国の経済力や信用力、成長性により、買われたり売られたりします。それに加えて、金利政策や財政政策の内容、それらに関わる人物による発言(要人発言)などにも影響を受けます。ファンダメンタルズの要因としては、次のような指標、事柄が注目されます。
| 経済指標 | GDP、経済成長率、物価上昇率、貿易収支、雇用統計など |
|---|---|
| 金利政策 | 政策金利発表、金融政策決定会合など |
| 要人発言 | 経済政策担当者の発言、中央銀行関係者の発言など |
特に、金利は経済活動の方向性を決める基準となるため、各国の政策金利発表の発表時には、世界の投資家から多くの注目を集めます。
読み方
ふぁんだめんたるぶんせき
対義語
テクニカル分析