ギャンラインとは、時間と価格の比例関係からトレンドを分析する考え方で、ギャンファンやギャングリッドの基準となる1本のラインのことです。チャート上のある起点とその後の象徴的な高値(安値)を結んだ線を「1×1」(ワン・バイ・ワン)と定義し、その期間と値幅から1単位期間あたりの1単位価格を計算し、それらの均衡を考えます。
例えば、10期間で20pipsの変動があった場合には、1単位期間と1価格単位の2pips(20pips÷10期間)の変動と考えます。1単位期間で2pipsより多く値動きすれば強気、少なく値動きすれば弱気という具合です。
ギャンラインが考案されたのは、パソコンがなくチャートを手書きしていた時代です。時間と価格の均衡を表すために正方形(スクエア)と45度のラインで「1×1」が作図されました。パソコンやチャートソフトが用いられる現代では、わざわざスクエアに作図する必要性がなくなっており、現在のチャートソフト上では単に比率のみが計算されます。
「1×1」に加えてその他のライン(「1×2」「1×4」「2×1」「4×1」など)も表示する考え方がギャンファンです。こちらはファン(扇)という言葉が示す通り、扇形のラインが引かれます。スクエアの場合、「1×1」は45度、「1×2」は63.75度、「1×4」は75度、「2×1」は26.25度、「4×1」は15度のラインとして描かれます。スクエアではない場合は、その形状に応じて角度が変化します。
読み方
ぎゃんらいん