ガス(Gas)とは、イーサリアムにおけるネットワーク手数料のことで、イーサリアムブロックチェーン上における特定の操作を行う際に必要になるものです。ガスは、0.000000001イーサリアム(ETH)に相当する「gwei」という単位を基本とし、その他にも0.001ETHに相当する「finney」、0.000001ETHに相当する「szabo」などの単位があります。
ガスはイーサリアムブロックチェーン上でイーサリアムを移動する際や、トークン発行時、スマートコントラクト実行時などに発生します。そのため、イーサリアムだけではなくERC-20トークンも対象です。
ガスはガス代と呼ばれることもあり、ユーザーが価格を設定することができます。ガス代を低く設定することでイーサリアム送金時に掛かる手数料を抑えることができる一方、ガス代を高く設定した場合には、マイナーにとっての報酬が増加するため優先的にトランザクション(取引)の処理を行ってもらえるというメリットがあります。ユーザーがガス代を設定でき、マイナーが優先的にガス代の高いユーザーのトランザクション処理を選ぶことから、イーサリアムブロックチェーン上の取引や動きが活発になる時、ガス代は高騰する傾向にあります。
ガスには設定した価格までガスを使い続けるガスリミットを設定することができます。イーサリアムの送金を行う場合、正常に送金処理がされない時には送金が行われるまで繰り返され無限にガスを消費してしまいます。そういったガス代の無限消費を防ぐために、ガスリミットによる上限値の設定ができます。なお、ガスリミットの上限は年々引き上げられる傾向にあり、2021年4月には1,250万だったものが1,500万まで引き上げられました。
イーサリアムのガス代には安く送金が行える時間帯が存在します。それはトランザクションが空いている時間帯でもあり、仮想通貨(暗号資産)の取引が行われにくい時間帯のことです。主に一番良いとされているのが世界の金融市場である東京、ヨーロッパ、ニューヨーク市場が閉場している時間であり日本時間早朝の6時から9時の間となります。しかし、あくまでも傾向であり、DeFi流行などによるイーサリアムを含むERC-20トークンの取引が頻繁に行われている時には、ガス代が高騰しガス代を抑えられる時間帯などは関係がなくなってしまいます。
読み方
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