国内総生産は、一定期間内に国内で生産された財(モノ)やサービスの付加価値の総額のことです。「国内」が対象であり、日本の企業が海外支店等で精算した付加価値は含まれません。英語では「Gross Domestic Product」と表記し、その略語としてGDPと呼ばれます。
GDPは、国の経済力の目安としてよく用いられ、GDPの増減から国内景気の変動や経済成長を推定することができます。GDPの増減を示すのが、GDP成長率(経済成長率)です。2019年の日本の名目GDPは5兆ドルで、米国(21兆ドル)、中国(14兆ドル)に次ぐ世界第3位の経済規模です。
付加価値とは「新たに付け加えられた(生み出された)価値」という意味で、売上から仕入の金額を引いた値に相当します。例えば、製造業者が材料を仕入れて製造、販売した場合、製品の総売上から材料費を引いたものが、生み出した付加価値となります。
GDPは「名目GDP」と「実質GDP」の2種類で表されます。前者は、GDPをその時の市場価格で評価した数値、後者は名目GDPから物価変動の影響を差し引いた数値です。
世界各国で、四半期ごとに発表されるのが一般的です。FXにおいては特にGDPの「速報値」が注目され、事前予想値と発表値の乖離が大きい場合には、大きな値動きが見られます。
読み方
こくないそうせいさん
同意語
GDP