ホットウォレットとは、インターネット上に接続された仮想通貨(暗号資産)のウォレットのことです。パソコンやスマートフォンなどの端末とインターネット環境があれば、仮想通貨を保管することができます。仮想通貨のウォレットには、このホットウォレットと、インターネットに接続されていないコールドウォレットの二つがあります。
ホットウォレットにはハッキングのリスクがあるというデメリットがあり、仮想通貨取引所では、セキュリティ強度を上げるために、パスワードの複雑化や二段階認証の設定が必須とするところも増えています。
ホットウォレットのメリットは、仮想通貨の送金スピードが早く、スマートフォンやパソコンから手軽に管理を行うことができる点にあります。使いやすさから多くの人に使われる仮想通貨のウォレットですが、インターネット上に接続されているウォレットであるため、ハッキングのリスクが存在します。仮想通貨にはブロックチェーンの技術が使われているため高いセキュリティあり、仮想通貨自体を不正操作することが難しいので、比較的にセキュリティが低いホットウォレットが狙われやすいのです。
ホットウォレットにはいくつかの種類があります。一般的なものとしては、ウェブ上のサービスとして提供されるウェブウォレット、パソコンにソフトウェアをインストールして使えるデスクトップウォレット、スマートフォンなどの携帯端末にインストールをして使えるモバイルウォレット、仮想通貨取引所で仮想通貨を管理する取引所ウォレットなどがあります。
仮想通貨取引所で発生した仮想通貨流出の多くは、顧客からの預かり資産をホットウォレットで管理していたことに原因があります。そのため過去、日本国内の仮想通貨取引所でも2018年にコインチェックがハッキングにより580億円相当のネム(NEM)を流出、2014年までにマウントゴックスが累計390億円相当のビットコイン(BTC)を流出させた事件が起きています。仮想通貨のハッキングではホットウォレットが狙われやすいため、安全に仮想通貨の管理を行う場合には、コールドウォレットによる管理の方がリスクが低くなります。
読み方
ほっとうぉれっと
対義語
コールドウォレット