JASDAQとは、東京証券取引所が運営する中小型株中心の株式市場です。700社を超える企業が上場しており、新規上場するのに損益や規模などの実績が要求される「スタンダード」と、成長性の高い企業が上場する「グロース」に分かれています。
近年では、JASDAQに上場する企業は減少傾向にあります。東証一部や二部などへの市場変更を行う銘柄が多いことと、新興企業が上場先にJASDAQグロースではなくマザーズを選ぶことが増えているためです。
TOPIXや日経平均株価のように、JASDAQの相場を表す指数にJASDAQ INDEXがあります。JASDAQの全銘柄を対象とし、時価総額加重平均方式で算出されており、東証一部のTOPIXと同様、市場を代表する最も適当な指数です。一方、投資家に利用されやすい指数としてJASDAQ-TOP20があります。JASDAQには取引があまり活発でない銘柄も少なくないため、流動性や時価総額が比較的大きい企業を選出し指数化したものです。
JASDAQ-TOP20には連動する上場投資信託(ETF)「JASDAQ-TOP20上場投信(1551)」があり、投資家はJASDAQのメジャーな銘柄にまとめて投資することができます。JASDAQ-TOP20に含まれないJASDAQ上場銘柄は、個別銘柄を購入する他、「JASDAQ」「J-Stock」が名称に入っている投資信託を通じて投資することができます。J-Stockとは、JASDAQ市場に上場する国内の普通株式のうち、時価総額・売買代金を勘案して選定した上限100銘柄を対象とした株価指数「J-Stock Index」のことです。
近年、JASDAQ INDEXはTOPIXや日経平均を大きく上回る成績を収めてきました。これは株式投資における「小型株効果」によるものです。世界的・長期的に、時価総額が小さい株式で構成されたポートフォリオは、大型株のポートフォリオより良い成績を示すことが知られています。JASDAQには東証一部上場銘柄より時価総額が小さい企業が集まっており、複数の銘柄に分散投資することで小型株効果を得ることができます。
読み方
じゃすだっく
同意語
ジャスダック