証拠金とは、FXや商品先物などで証拠金取引を行う際に、取引業者に預け入れる資金のことをいいます。証拠金取引では、投資家は預け入れた証拠金を担保として、その範囲内で取引を行うことができます。
FXではレバレッジを利用した取引ができ、その取引に最低限必要となる資金を「必要証拠金」といいます。この必要証拠金は、ポジションを保有してから決済するまでの間、一部または全部を口座内に維持しておく必要があります。
一方、証拠金全体から必要証拠金を差し引いた金額は「余剰証拠金」と呼ばれます。必要証拠金がポジションを保有しつづけるのに必要な拘束されている資金であるのに対し、余剰証拠金はそのような拘束がなく、新たな取引に利用できます。
FXの仕組み上は、必要証拠金が証拠金の金額と同額になるまで新規のポジションを建てることができますが、余剰証拠金が少ないとわずかな値動きでロスカットされてしまうため、余剰証拠金はある程度の含み損に耐えられる量を残しておく必要があります。
FXはレバレッジを利用した取引ができるため、証拠金に対してどれくらいのリスクでトレードをしているのか、分かりにくいという性質があります。そのリスクの目安となるのが、証拠金維持率です。これは「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100」で求められる数値で、ロスカット水準として参照されるものでもあります。ロスカット水準は100%や50%、20%などFX会社によって異なりますが、一般的に200%を割り込むとロスカットまで近づいていると考えることができます。この証拠金維持率を安全な水準に保つことが、資金管理の一つの考え方です。
読み方
しょうこきん
同意語
マージン