マイナススワップとは、FXでポジションを保有したときに、スワップポイントの支払いが発生することをいいます。FXで取引している通貨ペアは、異なる二つの通貨がペアになっており、それぞれの通貨が発行している国同士の金利差があるため、ポジションを保有すると基本的に毎日金利差分の調整が行われます。
金利の高い通貨を売って、低い通貨を買うポジションを保有すると、金利差を支払うことになります。逆に、金利の低い国の通貨を売って、金利の高い国の通貨を買うポジションを保有すると、金利差を受け取ることになります。
高金利通貨としては、トルコリラやメキシコペソ、南アフリカランドなどが有名で、これらの通貨と低金利通貨である円と組み合わせた通貨ペアでは、スワップポイントを受け取ることを目的に買いポジションが長期保有される場合が多いです。一方、こうした通貨ペアで売りポジションを保有すると、高額のマイナススワップが発生します。
FX会社は、レートを提示するのと同時に、スワップポイントも提示しています。日をまたいでポジションを持ち越すと、スワップポイントの受け取りや支払いが行われます。スワップポイントの受け取りや支払いが行われる時間はFX会社によって異なりますが、日本時間の早朝に行われる会社が多いです。これは、24時間取引が行われるFXでは、ニューヨーク市場が終わる時間が1日の区切りとみなされているからです。
FX会社が提示しているスワップポイントを見ると、買いと売りの両方がマイナススワップになっていることがあります。これを不思議に感じる投資家は多いと思いますが、スワップポイントは、単純に各国の金利差を反映したものではなく、金利差を参考にFX会社が独自に決めているものなので、同じ通貨ペアでも、通常は付与されるスワップポイントよりも支払うスワップポイントの方が高く設定されています。FX会社や、FX会社がカバー取引を発注する金融機関の利益分などが含まれるためです。このため、主に金利差が小さい通貨ペアで、買いと売りが両方マイナススワップになる場合があります。長期保有する場合には、利用するFX会社のスワップポイントを確認するようにしましょう。
読み方
まいなすすわっぷ
対義語
プラススワップ