店頭デリバティブとは、デリバティブ(金融派生商品)のうち、取引所などを介すことなく金融機関と顧客の間で相対取引が行われる商品のことです。FXもデリバティブの一種で、「くりっく365」のような取引所取引以外は、店頭デリバティブに含まれます。
FXの他にも店頭デリバティブには有価証券や株価指数先物取引、オプション取引などさまざまな商品があり、多くの個人投資家がこうした商品の売買を行っています。
店頭デリバティブで取り扱われている商品の中にはハイリスク商品も含まれているため、個人投資家に対しては不招請勧誘禁止の対象となっています。これは投資家からの要望がない限り、証券会社など金融機関から電話や訪問による勧誘をすることが禁止されているという意味です。
株式投資のように知名度の高い投資では、証券取引所での取引が大きなウェイトを占めているため店頭デリバティブの存在をあまり意識しませんが、実際には取引所を通じて取引される市場デリバティブよりも店頭デリバティブの方が圧倒的に規模が大きく、日本でも同様の傾向が見られます。相対取引であるため全体像をつかみにくい部分はありますが、既に金融マーケットの世界では大きな存在感を持つ商品であるという認識は必要でしょう。
読み方
てんとうでりばてぃぶ
対義語
市場デリバティブ、上場デリバティブ