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三重県・鈴鹿サーキットにて「F1日本グランプリ」が開催されました。今大会は、角田裕毅選手がRed Bull Racingへ移籍後初の母国レースということもあり、日本中のF1ファンの熱い視線が鈴鹿に注がれました。サーキット全体が祝祭ムードに包まれ、3日間で26万6,000人を動員という驚異的な盛り上がりを見せました。
私たちFXplus編集部も、XMTrading(エックスエム)のご招待で現地入りし、コースの迫力とファンの熱狂を肌で感じることができました。本記事では、ピットレーンの緊張感、エンジンの轟音、そして角田選手の奮闘など、リアルな現地の様子をお届けします。
予選Q2敗退もRed Bull初戦で見せたポテンシャル
予選が行われた土曜日、鈴鹿サーキットには朝からファンが殺到。ピットビル上空には曇り空が広がる中、緊張感漂う予選Q1がスタートしました。
角田選手は序盤からマシンのポテンシャルを引き出すアグレッシブな走りを披露しました。Q1では7番手と、Red Bull移籍直後とは思えない安定した走行で難なく突破。続くQ2では、序盤で4位に食い込むなど上位への期待が高まりましたが、終盤には順位を落とし惜しくも15位となりました。
予選中には、コース脇の芝生から火が上がるという思わぬトラブルも。その影響でレースが一時中断し、各ドライバーのリズムが乱れるなか、角田選手は落ち着いて再スタートに臨みました。新しいマシンの特性にまだ完全に順応しきれていない部分もあったとはいえ、高難度の鈴鹿を果敢に攻めた姿勢には称賛の声が上がっていました。
なお、予選後にはウィリアムズのカルロス・サインツ選手がフェラーリのルイス・ハミルトン選手のアタックを妨害したとして3グリッド降格のペナルティを受け、角田選手は決勝を14番手からスタートすることが決定しました。
Red BullとVisa Cash App RBは何が違うの?
F1の「Visa Cash App RB」と「レッドブル・レーシング(Red Bull Racing)」は、どちらもレッドブルが所有するチームですが、役割や立ち位置、資金力、リソースが全く違います。
角田選手が以前所属していたアルファタウリは、若手育成を目的としたレッドブルのジュニアチームです。
一方で、現在角田選手が所属する「レッドブル・レーシング」は、F1界でも屈指の強豪チームです。ドライバーズタイトルやコンストラクターズタイトルを何度も獲得してきた本家チームであり、最先端の設備と豊富なリソースを誇る体制の中で、常に表彰台と勝利を狙う立場にあります。
つまり、2025年の鈴鹿GPは、角田選手にとって単なる日本でのレースではなく、育成チームから本家トップチームへと昇格したうえで迎える、初めての母国グランプリという特別な意味を持っているのです。
決勝では順位を上げて12位フィニッシュ
決勝レース当日、鈴鹿サーキットには決勝の開始を待ちわびるファンの期待感と熱気が充満していました。グランドスタンドはもちろん、立ち見エリアまで人であふれ、角田選手の名前が場内にコールされるたびに大歓声が巻き起こりました。
スタート直後の第1コーナーでは、冷静なブレーキングで13位へポジションアップ。その後も堅実なペースでレースを進め、途中のピットストップではRed Bullらしい驚異のスピードでタイヤ交換を完了。そのピットシーンはまさに芸術で、観客席からも感嘆の声が上がっていました。
レース中盤には前後のマシンとの差をうまく調整しながら、さらに1ポジションアップして12位でチェッカー。惜しくもポイント圏内には届かなかったものの、ポジションを2つ上げた粘り強い走りに、現地ファンからは温かい拍手が送られました。
優勝は角田選手と同じチームのマックス・フェルスタッペン選手で、2位はランド・ノリス選手、3位はオスカー・ピアトリス選手と、マクラーレン所属ドライバーが2・3位に続きました。RedBullのチームでの総合順位は、日本グランプリ終了時点で3位です。
チーム総合順位
順位 | チーム | ポイント |
1位 | マクラーレン | 111 |
2位 | メルセデスAMG | 75 |
3位 | RedBull | 61 |
1位のマクラーレンと50ポイントの差がありますが、2025年のF1は昨年と同様に全24戦が予定されています。まだまだRedBullも総合優勝を狙える位置にいるといえるでしょう。
入賞は逃すもドライバー・オブ・ザ・デイに選出
入賞こそ逃したものの、角田選手の走りは日本中のF1ファンの心を動かしました。F1公式ファン投票「ドライバー・オブ・ザ・デイ」では、マックス・フェルスタッペン選手を抑えて角田選手が見事1位に輝き、世界中の注目を集めました。
母国レースというプレッシャー、そして強豪チームでの初レースという大舞台にもかかわらず、最後まで気迫の走りを見せた角田選手。レース後には涙ぐむファンの姿も見られ、鈴鹿に深い感動が広がっていました。
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キャンペーン詳細
キャンペーン期間 | 2025年4月4日~4月21日 |
景品 |
角田選手サイン入りホイールカバー(1名) 角田選手サイン入りスペシャルグッズ(10名) |
当選者の決定方法 | 抽選 |
応募方法 | 専用ページでアンケートに回答 |
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まだシーズンは始まったばかり、角田選手の快進撃に期待
今回の日本GPでは入賞こそ逃しましたが、角田選手は世界最強チームの一つRed Bullで確かな第一歩を踏み出しました。予選では不運もありましたが、レースを通じてチームとマシンへの理解を深め、次戦以降の巻き返しに期待が膨らみます。
現在、Red Bullはチームランキング3位で、首位のマクラーレンとの差は50ポイントです。しかし、シーズンはまだ21戦を残しています。角田選手の活躍がチームの流れを変えるキーマンとなる可能性もまだまだ考えられるでしょう。
「日本から世界へ...!」角田裕毅の挑戦は、まだまだこれからです。次戦は4月20日・中国グランプリ。新たなステージでの戦いにも注目しましょう。