DVP
2018.06.05
DVPとは「Delivery Versus Payment」の略語で、証券決済において、決済不履行に伴い発生しうる元本リスクの低減を図る仕組みのことです。
「証券の引渡し(Delivery)」と「代金の支払い(Payment)」の双方に条件を設け、どちらか片方しか行われない場合はもう一方も行われないようにすることです。
これにより、どちらか一方が損をするというような「取りはぐれ」を防ぐことができます。日本では1994年4月に、DVPによる国債の決済が実現しました。その後、一般債や株式、投資信託でも決済ができるようになり、現在では多くの場面で用いられるようになっています。
読み方
ディーブイピー・でぃーぶいぴー