楕円曲線DSA
2018.07.30
楕円曲線DSA (Elliptic Curve Digial Signature Algorithm)とは、アメリカ政府標準の方式DSAよりさらに安全性の高い改良版のデジタル署名の方式です。DSAはデジタル署名アルゴリズムともいわれています。
もともとDSAは電子文書が改ざんされていないことを証明する仕組みとして作られました。より具体的には楕円曲線上の離散対数問題の困難性を利用した方式で、より少ない計算量でDSAと同等の安全性を確保できます。
離散対数問題とは公開鍵暗号方式の原理となる数学的性質の一種です。楕円曲線DSAには電子文書の改変を防ぎ、送信者の身元を明らかにする機能があります。その結果、電子メールに添付して送信した文書も正式な契約書類として扱うことができます。
読み方
ダエンキョクセンディーエスエー・だえんきょくせんでぃーえすえー