リセッション
2018.07.28
リセッションとは、景気の後退を表す言葉です。
経済活動には、景気の良い拡張期と景気の悪い後退期が周期的に交互に繰り返されています。この景気循環の拡張期の上限で後退し始める点を「景気の山」、逆に後退期の下限で上昇し始める点を「景気の谷」と言い、この山から谷までの間をリセッションと呼びます。
リセッションの間は景気がだんだんと低迷していき、不況へと至る過程の状態です。
欧米では一般的に、国内総生産が2四半期連続でマイナス成長となった場合をリセッションとみなします。
日本の場合は内閣府が景気の現状把握などのために毎月公表している景気動向指数「ディフュージョン・インデックス」が景気拡張局面では50%を上回り、リセッションでは50%を下回る傾向があります。
読み方
リセッション・りせっしょん
同意語