リファレンス実装
2018.07.28
リファレンス実装とは、何らかの機能を実現するハードウェアまたソフトウェアのことを指します。
ハードウェアやソフトウェアの仕様は動く実例があった方が理解しやすく、その仕様を他者に知ってもらうためにレファレンス実装が存在しています。
レファレンス実装は、仕様およびテストと並行して開発される、仕様が実装可能かどうか確認するのに使われる、といった特徴があります。
また、独自に実装する際に仕様書にかかれていることだけでは判断できない問題が生じた場合でも、レファレンス実装で動作確認ができ、確認できた動作が正しいと判断できます。
規格を制定して仕様書を作成する側も仕様が実装可能かどうかの確認にレファレンス実装を使うことができるため、安心して事を進められます。
読み方
リファレンスジッソウ・りふぁれんすじっそう
同意語