保護預かり
2018.06.13
保護預かりとは、購入した有価証券の本券を銀行や証券会社などの金融機関に預けておくことです。
有価証券の本券は紛失してしまうと、所有者の権利を証明するのに時間と手間がかかってしまうため、投資家は本券の紛失・盗難・焼失などに注意しなければなりません。
その点、保護預かりなら、金融機関が本券を預かっておいてくれるので安心です。これらの危険を避けるための最も簡単な方法といえるでしょう。
なお、国内株式や債券、投資信託など電子化されたものは金融機関が保護預かりしているのではなく、証券保管振替機構が管理しています。証券保管振替機構は株式等振替制度を運営する、日本で唯一の振替機関です。証券保管振替機構は略称で「ほふり」ともいわれます。
読み方
ホゴアズカリ・ほごあずかり