全要素生産性
2018.06.08
全要素生産性は、TFP(Total Factor Productivity)の略です。
生産性は、生産のために必要なもの(生産要素)の投入量に対してどれだけ生産できたかを表すもので、資本生産性・労働生産性・全要素生産性に分けられます。
資本生産性と労働生産性は、資本や労働力といった量的な生産要素の増加による生産量の伸び率を示しているため、直接計測することができます。それに対し、全要素生産性は技術革新や業務効率化といった質的な生産要素の増加による生産量の伸び率を示しており、直接計測するのが難しいといえます。
そのため、全要素生産性は、資本と労働力の投入量増加による伸び率を全体の伸び率から差し引いて求めます。
読み方
ゼンヨウソセイサンセイ・ぜんようそせいさんせい
同意語