シグナルとは、トレードにおける売買のタイミングを示唆するさまざまな兆候やポイントのことです。主にテクニカル分析に用いられる言葉で、チャートの形状やテクニカル指標が売買するのに適した一定の形や数値を示すことによってシグナルを読み取ります。買いと売りでシグナルが発生する条件が異なり、それぞれ「買いシグナル」「売りシグナル」と呼ばれます。また、「買いサイン」「売りサイン」と呼ばれることもあります。
最も有名なシグナルの一つが、移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスです。これは、異なる期間の移動平均線が交差する様子から、売買シグナルを見つけ出す方法です。短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に交差することはゴールデンクロスと呼ばれ、上昇トレンドが始まる兆候となります。逆に上から下に交差することはデッドクロスと呼ばれ、売りシグナルと判断されます。
シグナルには、トレンド転換を敏感にとらえて早いタイミングで出るものと、遅く出るものがあります。同じ移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロスでも、価格変化に敏感な指数平滑移動平均線(EMA)を使った場合は、単純移動平均線の場合よりも早くシグナルが出ます。シグナルが早ければ早いほど、トレンドの初動からエントリーでき、大きな利益を上げられますが、その分ダマシが多くなるというデメリットもあります。
また、あるトレーダーが他人にトレードタイミングを教えたり、同じ取引を取引プラットフォーム上で自動で行ったりすることがシグナル配信と呼ばれることもあります。
読み方
しぐなる
同意語
サイン