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ボリンジャーバンドは、ボラティリティやトレンド状況を分析し、順張りに使うことを想定して作られたインジケーターです。
そんなボリンジャーバンドですが、標準偏差内に価格が収まることを前提として逆張りに使われることがあります。しかし、一般的な正規分布を基準としているため、「実際の値動きが統計的な確率分布の中に収まらないこともある」という落とし穴があります。
一方で、ボリンジャーバンドを順張りで使う場合、標準偏差を超えて動く際のボラティリティの高まりや、トレンドの初動を捉えられるメリットがあります。
この記事では、ボリンジャーバンドの基礎的な見方を分かりやすく解説します。仕組みを知ることで、ボリンジャーバンドは順張りで使うべきとされる理由や、逆張りへの応用がしやすくなるでしょう。
実践的な順張り手法も解説していますので、ボリンジャーバンドでのトレードに興味のある方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
この記事の目次
ボリンジャーバンドの基礎知識
ボリンジャーバンドはMT4 / MT5に標準搭載されており、誰でも簡単に利用できるインジケーターです。ボリンジャーバンドは、米国のテクニカルアナリストであるジョン・A・ボリンジャー氏によって、1983年に発表されました。
伸縮するバンドがレートの上下に表示される特徴的なスタイルですが、そのバンドが何を意味するかは、意外と知られていないかも知れません。最初は、ボリンジャーバンドの概要から確認していきましょう。
価格の相対的な「高さ・安さ」を視覚化できる
ボリンジャーバンドの主要な機能の1つに、「価格の相対的な高さや安さを視覚化する」ことがあります。以下は、実際のチャートにボリンジャーバンドを表示させたものです。

MT4 / MT5でのボリンジャーバンドのデフォルト表示では、中心に20期間の単純移動平均線が描画され、レートを挟むようにして上下に標準偏差を示すバンド(2σ)が表示されます。このデフォルト表示は、開発者のボリンジャー氏推奨の設定値とされています。
バンドは、現在のレートに対する相対的な高値圏・安値圏を意味しており、上のバンドに近づけば価格は高く、下のバンドに近づけば価格は安くなっていると判断できます。
ボリンジャーバンドでは、レートと指標との関係性からチャートを分析し、相場状況や売買判断を行うことが、基本的な方針となります。
標準偏差と正規分布によって相場状況を分析できる
ボリンジャーバンド以前にも、バンドによって値動きを分析するテクニカル指標は存在しました。代表的な指標には、エンベロープ・ケルトナーチャネル・ドンチャンチャネルなどがあり、現在でも使われています。
その中でもボリンジャーバンドでは、標準偏差の考え方が取り入れられている点に大きな特徴があります。標準偏差とは、データのばらつきを表す統計学的な指標のことです。ボリンジャーバンドの中心にある移動平均線が20期間である場合、直近20本のローソク足の標準偏差(価格のばらつき)に基づくバンドが上下に描画されます。
さらにボリンジャーバンドでは、正規分布に基づき価格分布の予測を行います。正規分布とは、平均的な値が最も多く、平均から離れると出現率も少なくなることを示す、統計学における確率分布の1つです。

バンド内で推移する確率の目安
| 標準偏差 | 割合 |
|---|---|
| ±1σ | 68.27% |
| ±2σ | 95.45% |
| ±3σ | 99.73% |
ボリンジャーバンドでは、価格が正規分布に従うと仮定して、標準偏差内に収まる価格の範囲を予想し、相場の過熱感やトレンドの兆候などを分析することができます。
ボラティリティやトレンド状況を判断できる
ボリンジャーバンドでは、ボラティリティやトレンド状況の分析も重要です。
ボラティリティの分析
ボリンジャーバンドでは、標準偏差に基づいた上下のバンドが表示されますが、これらのバンドは本来、レジスタンスやサポートの機能を意図して設計されたものではありません。むしろ、ボラティリティの分析に重きを置いており、開発者のボリンジャー氏は「終値がバンドの外側で確定した場合、トレンド継続を示唆する」と書いています。
加えてボリンジャーバンドでは、「1σ」や「2σ」などのバンドの形から、視覚的にボラティリティを判断できます。以下の図のように、ボラティリティが低ければバンド幅が狭まり、逆に高ければバンド幅が広がります。

ボラティリティとは、一定期間のレートの変動幅を示したもので、ボラティリティが高ければ、それだけ大きな変動があったということになります。逆に、ボラティリティが低いというのは、値動きの小さなレンジ相場を指します。

ボラティリティを把握できると、今がレンジ相場なのか、トレンド相場なのかの判断に役立てられます。
ボラティリティが低い状態は、エネルギーがたまっている状態と考えることもでき、「大きなトレンドが発生する準備段階」と捉えられるでしょう。
ボラティリティが低い状態から高い状態に移行し始めるポイントをボリンジャーバンドで見つけることで、トレンドの発生を早い段階で察知できる場合があります。
トレンド状況の把握
ボリンジャーバンドの形は、トレンド状況の把握にも役立ちます。
例えば、レンジ相場では「スクイーズ」と呼ばれる横ばいの動きですが、トレンドが発生すると、「エクスパンション」や「バンドウォーク」といった特徴的な動きを見せます。
ボリンジャーバンドの特徴的な動き方と、トレンド状況の判断方法については、本記事の「ボリンジャーバンドで読む3つの相場状況」の章で詳しく解説しています。
ボリンジャーバンドの計算方法
ボリンジャーバンドの上下のバンドは、移動平均線からの乖離幅を標準偏差(σ)の倍数で計算して描画されます。
例えば日足の場合、標準偏差(σ)は以下のように計算されます。

標準偏差(σ)は、各終値と移動平均の差の二乗を平均し、その平方根を取って算出されます。手間のかかる計算であるため、実際に行う必要はないでしょう。トレードにおいては「値動きのブレの大きさ」として理解しておけば十分です。
ボリンジャーバンドが逆張りに使われる理由
ボリンジャーバンドでは、正規分布を基準として標準偏差内にレートが収まる確率が求められるため、逆張り指標として利用される場合が多くあります。
ここからは、ボリンジャーバンドが逆張りに使える理由や注意点を解説します。
レンジ相場ではバンドからの反転を狙える
ボリンジャーバンドでは、上下に各3本ずつのバンドを表示させることが多いですが、1σよりも2σのほうが、そして2σよりも3σのほうが、レートがバンドに到達する確率が低くなる特徴があります。
統計上、価格が標準偏差の±1σの範囲に収まる確率は68.27%、標準偏差を2倍した±2σの範囲に収まる確率は95.45%となっています。つまり、相場においてもこの確率内で値動きが収まりやすいと考えられるわけです。
さらに、標準偏差を3倍した±3σの範囲に収まる確率は99.73%と極めて高く、統計学的に見ると、±3σを超えるような値動きはほぼ発生しないということになります。
そのためボリンジャーバンドは、「±2σを越えたら逆張りエントリー」のように使われる場合があり、レンジ相場では有効な戦略といえます。
ボリンジャーバンドを逆張りで使う注意点
ボリンジャーバンドで標準偏差内にレートが収まる確率はあくまで目安であって、実際にはこの確率通りにはいきません。強いトレンドが発生すると、±2σのラインに沿ってレートが推移する「バンドウォーク」という現象が発生する場合もあります。
また、ボリンジャーバンドを逆張りに使うことは、開発者であるボリンジャー氏が基本とする考え方ではありません。ボリンジャー氏は、「価格がバンドの上下限をブレイクしても相場が反転するとは限らない = 逆張りのシグナルではない」と定義しています。
実際に、ボリンジャーバンドを使用して単純な逆張りを行った場合、だましが多いことに気づくでしょう。
もし「ボリンジャーバンドの逆張りは上手くいかない」と感じている場合は、次から解説する順張り指標としての使い方を参考にしてみて下さい。
ボリンジャーバンドを順張りで使うべき理由
もし、十分に高い確率で標準偏差内に値動きが収まるなら、ボリンジャーバンドは逆張り指標だといえるでしょう。しかし、実際のマーケットはそれほど単純ではありません。
ここからは、ボリンジャーバンドが順張りに適しているといわれる理由を解説します。
基準とする正規分布は必ずしも相場の値動きに合わない
ボリンジャーバンドで採用されている正規分布は、あくまで一般的な確率分布のモデルです。正規分布は、自然界や社会現象などでも当てはまることが多く、相場においても一定の有効性がありますが、値動きに対して特別に調整されているわけではありません。
為替などの相場では、急騰や急落などの極端な動きや、値動きの偏りが発生しやすいため、一般的な正規分布の範囲に収まりにくいとされています。そのため、実際の相場では、標準偏差から逸脱する値動きは珍しくないのです。
「標準偏差を超えて動く = ボラティリティの高まり」を捉える
ボリンジャーバンドは、価格とバンドの関係から、ボラティリティの変化を可視化するためのツールです。したがって、バンドを目安に逆張りを仕掛けるよりも、値動きを分析し、バンドを超えて発生するトレンドに対し、順張りを仕掛けるほうが設計思想に合っています。
特に、収縮(スクイーズ)や拡大(エクスパンション)は、ブレイクアウトの兆候を探る手がかりとして使われます。
もちろん、終値が±2σを超えたからといって、必ずトレンドが発生し継続するとは限りません。終値がバンドの外側に出て、その後バンドに沿って推移するかどうかや、バンドの傾きや幅の変化などを含めて、値動きと合わせて慎重に分析し、トレード戦略を立てることが重要です。
ボリンジャーバンドを使用した順張り手法については、本記事の「ボリンジャーバンドの順張り手法」をご覧下さい。
ボリンジャーバンドで読む、3つの相場状況
相場は大きく分けて、レンジ相場とトレンド相場の2つに分類できます。ボリンジャーバンドは、値動きに応じてバンドの形状が変化するため、相場環境の分析に役立つ指標です。
ここからは、ボリンジャーバンドを活用した、3つの相場状況の見方を解説します。
ボリンジャーバンドで読む、3つの相場状況
- 【レンジ相場】スクイーズ
- 【トレンド発生】エクスパンション
- 【トレンドの持続】バンドウォーク
【レンジ相場】スクイーズ
スクイーズとは、レンジ相場が続いてバンド幅が縮小し、横ばいに推移している状態です。

レンジ相場では、価格がボリンジャーバンドにタッチすると反発するという値動きがしばしば見られます。そのため、ボリンジャーバンドを使った逆張り手法が機能しやすい相場状況です。
しかし、ボリンジャーバンドがスクイーズしている状態は、「トレンドのエネルギーを貯めている」状態とも捉えられます。今後、トレンドが発生する可能性があると考えて、逆張りではなく、順張りの備えを行うことも有効です。
【トレンド発生】エクスパンション
エクスパンションとは、上下のバンドが開いた状態で、トレンドが発生した際に見られる特徴的な動きです。

エクスパンションは、トレンドが発生しボラティリティが高まった際に見られやすい動きです。スクイーズとエクスパンションに着目することで、トレンド相場かレンジ相場かを見分けることができます。
FXは基本的にスクイーズとエクスパンションの繰り返しになるので、トレンドフォローを行う際は、スクイーズからエスクパンションに移行するタイミングを狙うことが、1つの基本戦略になります。
【トレンドの持続】バンドウォーク
トレンドが持続する際には、±1σと±2σの間をローソク足が安定して推移する「バンドウォーク」が発生する傾向があります。ローソク足が±2σにタッチしても反転せずにそのままバンドのラインを歩くように推移するので、バンドウォークと呼ばれています。この状態を早期発見できれば、有利なトレンドフォローが可能となります。

トレンドが発生している場合は、ボリンジャーバンドに対して反発を狙うのではなく、トレンドが継続することを期待して順張りでトレードするのが基本戦略となります。
ボリンジャーバンドを活用した順張り手法
ここからは、ボリンジャーバンドを活用した順張り手法を解説します。今回解説するのは、以下3つの手法です。
ボリンジャーバンドの順張り手法
- 有効なチャートパターンを捉える手法
- 移動平均線での押し目買い/戻り売りを狙う手法
- MTF分析とバンドウォークを使った順張り手法
有効なチャートパターンを捉える手法
最初は、ボリンジャーバンドをサポートツールとして、有効なチャートパターンを捉える方法を解説します。
相場の転換を示唆する代表的なチャートパターンに、ダブルトップとダブルボトムがあります。ダブルトップは、二つの山(高値)で形成される下降トレンドへの転換を示唆するチャートパターンで、ダブルボトムは、その反対で、二つの谷(安値)で形成され、上昇トレンドへの転換を示唆します。

通常は、ネックラインをレートが突き抜けたときがエントリーのタイミングとされますが、ボリンジャーバンドを併用することで、より早くエントリーの判断を行うことができる場合があります。
ダブルトップで説明すると、1番目の高値をボリンジャーバンド+2σの外側でつけ、2番目の高値を+2σの内側でつけた場合は、1番目の高値に向かう上昇圧力が弱くなっていることを示唆し、典型的な反転パターンとなります。

このパターンが出現した際は、下降トレンドへの反転を狙っての売りエントリーが有効となります。反対に、既に買いポジションを保有している場合は決済するのが基本です。
ダブルボトムの場合は、ダブルトップとは逆に考えることでトレードに活用できます。
チャートパターンをマスターするとトレードの精度は上がりますが、判断は経験が必要なため、慣れないうちはチャート上から見つけることが難しいかも知れません。有効なチャートパターンが分かりにくい場合は、インジケーターを活用しつつ探し出す練習をしてみてはいかがでしょうか。
移動平均線での押し目買い / 戻り売りを狙う手法
ボリンジャーバンドでトレンドが確認できる場合は、中心にある移動平均線での押し目買い・戻り売りを狙うのも有効です。

バンドウォークや、明確なトレンドの発生時は、中央の移動平均線が価格を跳ね返す働きを見せる傾向があります。たとえトレンドの動きが弱まって逆行しても、移動平均線からトレンドに回帰する期待が持てるため、押し目買いや戻り売りを狙うチャンスとなります。反対に、移動平均線をブレイクする動きになると、トレンドが転換する可能性が高いので、その見極めに注意が必要です。
利益確定はトレンド方向の±2σ、あるいはより広い利幅を狙う場合はトレンドの転換サイン(移動平均線の上抜け / 下抜けや、拡大したバンドの収縮)を目安とします。損切りに関しては、移動平均線での反発が見られず、明確に上抜け / 下抜けして終値を確定させたところにすることで、トレンド転換による損失の拡大を防げます。
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編集部の
コメント
押し目買い / 戻り売りはFXの王道の戦略といえます。うまくトレンドに乗ることができれば、ポジションを持った瞬間から含み損をほとんど抱えることなく利益を伸ばすことができます。もちろん、押し目買いや戻り売りを狙っても、そのままトレンド転換してしまう場合もありますので、そうなってしまったときには適切に損切りを行いましょう。
MTF分析とバンドウォークを使った順張り手法
マルチタイムフレーム分析(MTF分析)とは、同じ銘柄について複数の時間軸を分析し、相場環境を把握してトレードポイントを判断していく方法です。
以下は、ドル円の1時間足と5分足を表示したものです。枠で囲った部分は、同じ時間帯を示しています。

1時間足ではバンドウォークが見られ、トレンドの勢いが確認できます。そうした時に、5分足などでの「スクイーズ → エクスパンション」のタイミングを捉えることで、押し目買いや戻り売りが可能です。
損切りについては、スクイーズ時の反対側のバンドを抜けたタイミングが目安です。また利確については、トレード足(この場合は5分足)の1σを抜けるなど、トレンドの勢いが弱まるタイミングで行います。
MT4 / MT5でのボリンジャーバンドの設定方法
ここでは、MT4 / MT5でチャート上にボリンジャーバンドを描画する方法を紹介します。MT4とMT5の操作はほぼ同じですが、この記事では図解にMT5を使用します。MT4については、下記リンクをご参照下さい。
ボリンジャーバンドの設定方法
MetaTrader5(MT5)でボリンジャーバンドを使うには、「ナビゲータ」画面より、「指標」「トレンド系」のメニューを順に開き、「Bolinger Bands」をチャートにドラッグ&ドロップします。

インジケーターには、大きく分けて、トレンドが判断できる「トレンド系」と、売られ過ぎ・買われ過ぎが判断できる「オシレータ系」の2種類があり、ボリンジャーバンドは「トレンド系」に分類されます。
MT5では、4つのパラメータが変更可能です。
ボリンジャーバンドのパラメータ
| 1期間 | 計算に使用する期間(時間足の本数)を指定します。 |
|---|---|
| 2シフト | ボリンジャーバンドの表示を左右にずらす場合、ずらしたい時間足の本数を入力します。 |
| 3偏差 | 標準偏差の何倍のラインを表示させるかを指定します。例えば、「1」と設定すると±1σ、「2」と設定すると±2σのラインが表示されます。 |
| 4適用価格 | ボリンジャーバンドの計算に使用されるレートの種類を指定します。 |
おすすめのパラメーター設定
ボリンジャーバンドの中央には、移動平均線が配置されています。この移動平均線には、単純移動平均線(SMA)を使い、パラメーターは期間を20にするのが一般的です。これは、開発者であるボリンジャー氏が推奨している設定になります。
標準偏差に関して、ボリンジャー氏は2(±2σのみを表示)を基本としており、MT4/MT5ではこれがデフォルトになっていますが、一般的には±1σや±3σを追加表示して使うトレーダーが多いです。まずはボリンジャー氏推奨の期間20、偏差2の設定で使用してみて、基本をマスターした後に期間を変えたり複数のバンドを表示させたりするなど、いろいろな使い方を試してみると良いでしょう。
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ボリンジャーバンドで順張りチャンスを掴もう
ここまで、ボリンジャーバンドの基本的な考え方や、順張りでのトレード手法を紹介してきました。
ボリンジャーバンドは、使い方によっては逆張りにも使用できますが、トレンドが発生してしまうと、一気に含み損が膨らんでしまうリスクがあります。ボリンジャーバンドが初めての方は、まずはこの記事で紹介した順張り手法を試してみてはいかがでしょうか。
ボリンジャーバンドの順張り手法として、移動平均線による押し目買い・戻り売り手法や、マルチタイムフレーム分析を使用した手法を紹介しました。ボリンジャーバンドでトレンド状況や勢いを分析することで、さまざまなトレード手法への応用が可能ですので、使い慣れたテクニカル分析と組み合わせて、自分なりの手法を作ってみるのも良いでしょう。



































































編集部の
コメント
エンベロープは、単純移動平均線から一定の割合だけ上下に乖離したラインを表示するインジケーターです。価格が平均から離れすぎると元に戻る(回帰する)という考え方に基づき、逆張り手法に活用されることが一般的です。一方で、ボリンジャーバンドも移動平均線からの乖離を示す点では似ていますが、標準偏差を用いてボラティリティ(価格変動の大きさ)を反映するという点で異なります。ボリンジャーバンドを逆張り手法に用いる発想は、おそらくエンベロープと似た構造をしていることから、そのイメージがそのまま根付いてしまったのかもしれません。