EBC
EBCの口座タイプはスタンダード口座・プロ口座の2種類
EBC Financial Group(イービーシー ファイナンシャル グループ)で利用できる口座タイプは、取引手数料不要の「スタンダード口座」と、極狭スプレッドに取引手数料が加算される「プロ口座」の2種類です。どちらの口座タイプも、スプレッドの狭さや優れた約定力などの取引環境に特徴があります。
EBCは、2020年に英国・ロンドンで設立された金融サービスグループで、現在は世界各地に拠点を展開するグローバルブローカーです。英国FCAやオーストラリアASICなどの金融ライセンスを取得し運営しているほか、FCバルセロナの公式パートナーを務めるなど、信頼性やブランド力・資金力の高さも注目されています。
本記事では、EBCが提供するスタンダード口座・プロ口座の特徴や違い、それぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。これからEBCで口座開設を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
この記事の目次
EBCの口座タイプは2種類!おすすめを取引スタイル別に紹介

EBC(イービーシー)では、スタンダード口座(STD口座)とプロ口座(PRO口座)の2種類の口座タイプを提供しています。ここでは、用途やトレードスタイルから、おすすめの口座タイプの選び方を解説します。
少額から始めたい初心者はまずスタンダード口座から!
EBC(イービーシー)のスタンダード口座は、取引手数料が無料で、基本的なコストはスプレッドのみというシンプルな口座タイプです。そのため、「どのタイミングでどれくらいコストがかかっているのか」が直感的に分かりやすいのが特徴です。
プロ口座と比較してトータルの取引コストはやや高めですが、主要FX通貨ペアで最小1.1pipsという狭いスプレッドでの取引が可能であり、十分にトレードしやすいスペックです。
これからFXを始める初心者の方には、取引条件が分かりやすいスタンダード口座がおすすめです。また、中長期的にポジションを保有する取引スタイルの方にも、スタンダード口座は使いやすいでしょう。
スキャルピング・デイトレードはプロ口座!
EBC(イービーシー)のプロ口座は、最小0pips〜の極めて狭いスプレッドに、1ロット往復取引あたり6ドルの取引手数料が発生する口座タイプです。取引手数料が別途かかりますが、それを含めても実質的な合計コストはスタンダード口座よりも狭くなります。
スキャルピングや売買回数の多い手法では、取引コストの違いが成績に影響します。そのためプロ口座は、「スキャルピングで細かく利益を積み重ねたい」「EA(自動売買)で取引回数が多い」などのトレードスタイルと相性が良い口座タイプです。また、取引量が多いトレーダーにとってもコストは重要になるため、プロ口座の利用がおすすめです。
ただしプロ口座では、取引にかかるコストが2種類(スプレッド + 取引手数料)あるため、感覚的に分かりにくいデメリットがあります。そのためプロ口座は、海外FX経験のあるトレーダーに適した口座タイプといえるでしょう。
EBCの口座タイプの特徴をメリット・デメリットから解説

EBC(イービーシー)の口座タイプにはスタンダード口座とプロ口座の2種類ありますが、実際にどちらを選ぶべきか判断するためには、それぞれの特徴を知ることが重要です。本章では、各口座タイプの特徴をスペックやメリット・デメリットから整理し、分かりやすく解説します。
各口座タイプのスペック比較一覧
まずは、EBC(イービーシー)のスタンダード口座とプロ口座について、スペックを比較してみましょう。
EBCの各口座タイプのスペック比較一覧
| 項目 | スタンダード口座 | プロ口座 |
| 初回最低入金額 | 50ドル | |
| 取引口座の通貨 | USD | |
| 最大レバレッジ | 500倍 | |
| 取引ツール | MetaTrader 4 / MetaTrader 5 | |
| 発注方式 | NDD方式 | |
| 最小スプレッド | 1.1 pips | 0.0 pips |
| 取引手数料 | なし | 1ロット往復6ドル |
| ストップレベル(※) | 5.0 pips | 0.0 pips |
| 1ロットの通貨量 | 10万通貨 | |
| 最小注文数 | 0.01ロット | |
| 最大ロット数 | 1注文あたり40ロット | |
| ロスカット水準 | 30% | |
| 商品数 |
【FX通貨ペア】37種類
【貴金属】2種類 【エネルギー】3種類 【株価指数CFD】13種類 【仮想通貨CFD】1種類 【米国株CFD】150種類 【ETF CFD】100種類 |
|
| GMT時差 | 夏時間:+3時間 冬時間:+2時間 |
|
| キャンペーン利用 | 可能 | |
| 法人口座の開設 | 可能 | |
| 初回最低入金額 |
| 50ドル |
| 取引口座の通貨 |
| USD |
| 最大レバレッジ |
| 500倍 |
| 取引ツール | |
| MetaTrader 4 / MetaTrader 5 | |
| 発注方式 | |
| NDD方式 | |
| 最小スプレッド | |
| スタンダード | 1.1 pips |
| プロ | 0.0 pips |
| 取引手数料 | |
| スタンダード | なし |
| プロ | 1ロット往復6ドル |
| ストップレベル(※) | |
| スタンダード | 5.0 pips |
| プロ | 0.0 pips |
| 1ロットの通貨量 | |
| 10万通貨 | |
| 最小注文数 | |
| 0.01ロット | |
| 最大ロット数 | |
| 1注文あたり40ロット | |
| ロスカット水準 | |
| 30% | |
| 商品数 | |
|
【FX通貨ペア】37種類
【貴金属】2種類 【エネルギー】3種類 【株価指数CFD】13種類 【仮想通貨CFD】1種類 【米国株CFD】150種類 【ETF CFD】100種類 |
|
| GMT時差 | |
| 夏時間:+3時間 冬時間:+2時間 |
|
| キャンペーン利用 | |
| 可能 | |
| 法人口座の開設 | |
| 可能 | |
地政学リスクに対応するため、2026年4月27日よりストップレベルは全口座タイプで5pipsへ変更されています。EBC口座タイプの最新のストップレベルは、MT4 / MT5等でご確認ください。
EBCの各口座タイプの最低入金額は、基本的に各入金方法の最低入金額が適用されます。仮想通貨(暗号資産)・Peska・クレジット/デビットカードで最低50ドルの入金に対応しており、スタンダード口座・プロ口座ともに少額入金での利用が可能です。
各口座タイプ共通の特徴
EBC(イービーシー)の口座タイプには、ゼロカットや約定力、そして口座残高によるレバレッジ制限がないことなどの共通した特徴があります。
ゼロカットシステムに対応
EBC(イービーシー)では、全ての口座タイプでゼロカットシステムに対応しています。相場の急変動などによりロスカットが間に合わず、口座残高が一時的にマイナスになるケースもありますが、その場合でも不足分はEBC側が補填し、残高はゼロにリセットされます。
全注文の87.6%が優れた価格で約定
EBC(イービーシー)では、25社以上の流動性プロバイダーとの提携や、スマートオーダールーティングと呼ばれる独自エンジンなどによって、全注文の87.6%で約定価格の改善を達成したとしています。スキャルピングなどの高頻度注文や大口取引においても、約定力の低下やスリッページを防ぎつつ約定価格の最適化が行われています。
流動性プロバイダー(リクイディティ・プロバイダー / LP)とは、市場に流動性を供給し取引の成立を支える金融機関のことです。FX取引では、ブローカーがカバー取引を行う銀行や金融機関を指します。多くのFX業者は、複数のLPと接続することで、より有利な価格や安定した注文執行を顧客に提供しています。EBCでは、全ての口座タイプで流動性プロバイダに直接マッチングするNDD方式を採用しています。
口座残高によるレバレッジ制限なし
EBC(イービーシー)では、全口座タイプで500倍の最大レバレッジを提供しています。口座残高による最大レバレッジの制限はないため、利益によって資金が増えた場合でも最大レバレッジの制限を気にせずに取引できるでしょう。
ただし、以下のように時間帯等によるレバレッジ制限はあるため、把握しておく必要があります。
EBC 時間帯等によるレバレッジ制限
| タイミング | 最大レバレッジ |
| 月 〜 木の市場クローズ(MT時間)前の1時間 | 100倍 |
| 金曜日の市場クローズ(MT時間)前の3時間 | 100倍 |
| 主要な経済指標やニュース発表前30分前から発表後5分まで | 200倍 |
| 月〜木の市場クローズ (MT時間)前の1時間 |
100倍 |
| 金曜日の市場クローズ (MT時間)前の3時間 |
100倍 |
| 主要な経済指標や ニュース発表前30分前から 発表後5分まで |
200倍 |
スタンダード口座(STD口座)の特徴
EBC(イービーシー)のスタンダード口座では、取引手数料がかからずコストが分かりやすいことが大きなメリットです。その一方で、プロ口座と比較した場合に取引コストが高めになることや、ストップレベルの広さがデメリットといえるでしょう。
取引手数料がなくコストが分かりやすい
EBC(イービーシー)のスタンダード口座は、取引手数料がなく、基本的な取引コストはスプレッドのみの口座タイプです。「見えているスプレッド = 実際のコスト」として分かりやすいことが大きなメリットです。
特にFXを始めたばかりの段階では、外付けの取引手数料は分かりにくく感じる場合があります。スタンダード口座を選択することでコスト把握の煩わしさから解放され、取引に集中できるでしょう。
スプレッドはプロ口座より広め
EBC(イービーシー)のスタンダード口座は、主要通貨ペアで最小1.1pipsのスプレッドとなっており、他社スタンダード口座と比較して少ないコストで取引可能な口座タイプです。
ただしスタンダード口座のスプレッドは、プロ口座の実質スプレッドと比較するとやや広くなります。以下は、ユーロドルの取引コストを比較したものです。
ユーロドルのスタンダード口座とプロ口座のコスト比較
| 項目 | スタンダード口座 | プロ口座 |
| スプレッド | 1.1 pips | 0.0 pips |
| 取引手数料 | なし | 6ドル(0.6 pips相当) |
| 実質的なスプレッド | 1.1 pips | 0.6 pips |
| スプレッド | |
| スタンダード | 1.1 pips |
| プロ | 0.0 pips |
| 取引手数料 | |
| スタンダード | なし |
| プロ | 6ドル(0.6 pips相当) |
| 実質的なスプレッド | |
| スタンダード | 1.1 pips |
| プロ | 0.6 pips |
プロ口座は取引手数料がかかりますが、スプレッド自体が非常に狭いため、合計の実質的なコストとしては安く抑えられます。
そのため、「とにかくコストを最小限に抑えたい」「スキャルピングを重視したい」という方は、EBCのプロ口座の方が適しているでしょう。
ストップレベルがあるためスキャルピングに不向き
EBC(イービーシー)のスタンダード口座では、ストップレベルが5pipsに設定されており、スキャルピングには不向きな仕様です。
ストップレベルとは、現在価格に近い位置での指値・逆指値注文を制限する仕組みのことで、ストップレベルが5pipsの場合は、現在価格の上下5pips圏内には予約注文を入れられません。細かい値動きを狙うトレードスタイルの場合、ストップレベルが広めの口座タイプではエントリーや損切りの指値・逆指値設定がしづらくなります。
ただし、スタンダード口座はもともと中長期的にポジションを保有するトレード向けに設計されているため、ストップレベルは大きな問題にならないケースもあります。
指値・逆指値注文を多く使うトレードスタイルの場合は、ストップレベルが無いプロ口座の利用も検討してみてください。
プロ口座(PRO口座)の特徴
EBC(イービーシー)のプロ口座は最小0pipsのスプレッドやストップレベル0pipsなど、取引しやすい環境が大きなメリットです。ただし、スプレッドとは別に取引手数料が発生する点は、事前に把握が必要です。
0pips〜の超低スプレッド
EBC(イービーシー)のプロ口座は、主要通貨ペアにおいて0pips〜という銀行間取引並みの非常に狭いスプレッドで取引できることが最大の特徴です。
スプレッドそのものが狭いことにより、狙った価格でエントリーや決済をしやすくなるため、細かい値幅を狙うトレードスタイルでは最適です。もちろん、0pipsのスプレッドだけではブローカーの利益がないため、別途取引手数料はかかります。しかし、取引手数料は固定価格であり市場の影響を受けて拡大することがないため、コスト管理の面ではメリットと捉えられます。
スキャルピングや自動売買(EA)など、コストの影響が大きい手法や取引回数の多いスタイルでは、コストを最小限に抑えられるプロ口座は非常に相性の良い選択肢といえるでしょう。
取引手数料はあるがスタンダード口座より低コスト
EBC(イービーシー)のプロ口座では、スプレッド以外に取引手数料が発生しますが、トータルで見ると基本的にスタンダード口座よりも低コストで取引可能です。
プロ口座の取引手数料は、以下のように銘柄により異なります。
EBC プロ口座の取引手数料
| 銘柄 | 1ロット往復の取引手数料 |
| FX通貨ペア | 6ドル |
| 貴金属 | 6ドル |
| 指数(※) | 6ドル |
| 仮想通貨 | なし |
| 米国株 | 0.02ドル |
| ETF | 0.02ドル |
ドルインデックスは取引手数料不要です。
FX通貨ペアや貴金属(ゴールド・シルバー)の取引において、6ドルの取引手数料はスプレッドに換算すると0.6pipsに相当します。例えばスプレッドが0.3pipsの場合、取引手数料0.6pipsを加えて、実質的な合計スプレッドは0.9pipsということになります。
プロ口座の主なコストは「スプレッド+手数料」という構造になっているものの、スプレッド自体が非常に狭いことに加え、取引手数料も他社と比較して競争力のある設定です。そのため、取引コストの低さを重視する場合はプロ口座の方がおすすめです。
ストップレベル0pipsで指値・逆指値を入れやすい
EBC(イービーシー)のプロ口座では、ストップレベルが0pipsに設定されており、指値・逆指値によるエントリーや決済が行いやすい特徴があります。
特にスキャルピングやデイトレードなどの短期的なトレードでは、ストップレベルが狭いことで快適に予約注文を行えるでしょう。
地政学リスクに対応するため、EBCのストップレベルは2026年4月27日より全口座タイプで5pipsへ変更されていますが、それ以前は0pipsで提供されていました。EBC口座タイプの最新のストップレベルは、MT4 / MT5等でご確認ください。
EBCの口座タイプに関する注意点
ここでは、EBC(イービーシー)の口座を利用するうえで知っておきたい、主な注意点について解説していきます。
口座の基本通貨は米ドル(USD)のみ
EBC(イービーシー)の全口座タイプの基本通貨は、米ドル(USD)に限定されており、日本円(JPY)などの他通貨を証拠金として取引することはできません。日本円での入金は可能ですが、ドルへ換算して口座に反映されるため、入出金時の為替レートによっては為替差損が発生する可能性があります。
最大レバレッジは500倍とやや低め
EBC(イービーシー)の最大レバレッジは500倍に設定されており、海外FXブローカーの中ではやや控えめな水準といえます。海外FXでは1,000倍以上の最大レバレッジを提供する業者も多いため、「より少ない資金で大きな取引をしたい」と考える方にとっては物足りなさを感じる可能性があります。
EBCでは、無制限レバレッジや最大2,000倍レバレッジの提供もありますが、対象地域は以下に限定されており、日本では利用できません。
無制限 / 2,000倍レバレッジの対象地域
インドネシア・ベトナム・タイ・ラオス・モンゴル・アフリカ諸国
一方で、海外FX初心者の方にとっては、最大レバレッジが高すぎる場合は資金管理を徹底しないと、過剰にリスクを取りすぎてしまう可能性もあります。そのため、最大500倍というレバレッジは、リスクを抑えつつ十分な資金効率を確保できるバランスの取れた設定ともいえます。
スワップフリーはイスラムユーザーのみ
EBC(イービーシー)の口座タイプには、一般的なスワップフリーオプションはありません。スワップフリーは、教義により金利のやりとりが禁止されているイスラム教徒のユーザーに対して提供されており、申請し許可された場合に利用可能になります。
スワップフリーとは、スワップポイントによる損益が発生しないサービスのことです。スワップポイントは多くの場合支払い(損失)になる場合が多いため、為替差益を狙って中長期的にポジションを保有するトレーダーにとって、スワップフリーはメリットがあります。
トレード経験に合わせてEBCの口座タイプを選ぼう
EBC(イービーシー)では、スタンダード口座(STD口座)とプロ口座の(PRO口座)の2種類を提供しています。スタンダード口座は外付けの取引手数料がなく、スプレッドのみのコストで取引できるため、海外FX初心者をはじめ幅広いトレーダーにとって使いやすいでしょう。
ただし、総合的なスペックを考慮すると、低スプレッドでストップレベル0pipsのプロ口座の方が上位の口座タイプといえます。経験豊富なトレーダーや、トレーダーとしてステップアップしたいと考える方の場合は、EBCのプロ口座を選択してみてはいかがでしょうか。
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