海外FX初心者
当記事は執筆時点の最新情報に基づいて発信しています。現在の最新情報とは異なる場合がありますので、最新情報は各ブローカーの公式WEBサイトよりご確認下さい。
海外FXでは、ボーナスやレバレッジなどの特徴的なメリットがありますが、注意点を把握しておくことで、思いがけない落とし穴を回避しつつサービスを活用できます。
例えば、海外FXの口座開設ボーナスには、多くの場合30日などの獲得期限があるため、それを過ぎた場合、もらえるはずのボーナスがもらえなくなってしまいます。こうした事態を防ぐには、事前に注意点を把握しておくことが効果的でしょう。
この記事では、これから海外FXを始める方や興味のある方のために、利用時の注意点を総合的に解説します。利用しやすいおすすめ業者についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
この記事の目次
海外FXのボーナス利用時の注意点
海外FXの中には、ボーナスキャンペーンを充実させている業者があります。ボーナスを利用することで、入金額以上の証拠金を使って取引が可能になりますが、利用には一定のルールがあるため注意が必要です。
ボーナス利用は口座タイプによって異なる
ボーナス提供のある海外FX業者でも、全ての口座タイプがボーナス利用に対応しているわけではありません。また、キャンペーンごとに対象口座タイプは異なることがあるので、利用時には確認が必要です。
ボーナスが豊富な海外FX業者として、XMTrading(エックスエム)を例に見てみましょう。XMでは4つの口座タイプを提供していますが、ボーナスキャンペーンごとの対象口座タイプは以下のように異なります。
XMのボーナスキャンペーンと対象口座タイプ
| 口座開設ボーナス |
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| 入金ボーナス |
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| ロイヤルティプログラム |
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| 口座開設ボーナス |
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| 入金ボーナス |
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| ロイヤルティプログラム |
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上の表のように、キャンペーンによって対象口座タイプが異なることが分かります。
KIWAMI極口座とゼロ口座は、入金ボーナスに対応していない代わりに、より狭いスプレッドで取引できるメリットがあり、スキャルピングなどに適しています。ボーナス利用時は、対象口座タイプの確認はもちろん、スプレッドとの兼ね合いからトレードスタイルに合った口座タイプを選択することが重要です。
ボーナスには獲得や消滅の条件がある
入金不要で獲得できる口座開設ボーナスですが、多くの場合「口座開設から30日以内に本人確認を完了し申請する」などの獲得条件が設けられています。獲得可能な期間を過ぎてしまった場合、その口座開設ボーナスは利用できなくなるのでご注意下さい。
口座開設ボーナスで獲得した利益の出金には、一定以上の取引量などの出金条件が設けられている場合も多いので、事前に確認する必要があるでしょう。
また、口座開設ボーナスや入金ボーナスを獲得した口座から出金する場合、ボーナスの一部または全部が消滅するルールが一般的です。
ボーナスを利用する際は、獲得条件や消滅条件に注意して利用しましょう。
「クッション機能」があるボーナスを選ぶ
海外FXの入金ボーナスには、クッション機能の有無によって性質が分かれます。
クッション機能があるものは、ボーナスだけでも取引可能なので証拠金の強化に役立ちます。しかしクッション機能がないものは、損失で残高が失われた場合にボーナスも自動的に消滅するため、証拠金を増やす効果はほとんどありません。
海外FX初心者の方は、クッション機能のあるボーナスがおすすめです。
海外FXのスプレッドやコストに関する注意点
海外FXのスプレッドは主に変動制となっており、相場状況に応じて変動する点に注意が必要です。また海外FX業者によって平均スプレッドは異なるため、低スプレッドを重視する場合は、スプレッドの狭いブローカーを選択する必要があるでしょう。
早朝やイベント時のスプレッド拡大に注意
多くの海外FX業者が採用している変動制スプレッドや、原則固定とされているスプレッドでは、相場状況に応じてスプレッドは変化します。
特に日本時間の早朝(冬時間は7時頃、夏時間は6時頃)は、多くのブローカーが数分の取引停止時間を設けているなどの理由で、スプレッドの急拡大が見られることがあります。
また、経済指標発表などの影響でボラティリティが高まると、瞬間的にスプレッドが急拡大することがあることも把握しておく必要があります。
早朝やイベント時は、スプレッド拡大に注意しつつトレードの判断を行うことが重要です。
平均スプレッドは業者・口座タイプによって異なる
海外FXの平均スプレッドは、業者による違いだけではなく、同じ業者でも口座タイプごとの違いがあります。
以下は、ユーロドルの平均スプレッドについて、海外FX4社のスタンダード口座と低スプレッド口座を比較してみたものです。
ドル円の平均スプレッド比較
取引手数料を含むスプレッドです。
多くの海外FX業者は、利用しやすい条件のスタンダード口座や、コストの低さを主体とした低スプレッド口座など、特徴の異なる複数の口座タイプを提供しています。
スキャルピングや自動売買(EA)をメインに行うトレーダーは、ブローカーごとのスプレッドだけではなく、口座タイプごとのスプレッドの違いも注意したいポイントです。
取引手数料を含めたコストの確認が大事
海外FX業者が提供する低スプレッド口座の中には、スプレッドの他に取引手数料が別途加算される口座タイプがあります。そのため海外FXのスプレッド確認では、取引手数料の有無の確認が必要です。
もし取引手数料がある口座タイプの場合、例えば「1ロット(10万通貨)の往復取引につき6ドル」のような形で設定がされています。
例えば、Vantage Trading(ヴァンテージ)のECN口座では、最小0pipsの極狭スプレッドに、1ロットあたり往復6ドルの取引手数料が加算されます。往復6ドルの取引手数料の場合、スプレッドに換算すると0.6pipsに相当します。そのため、もしスプレッドが0.3pipsの場合、取引手数料0.6pipsと合計して、実質的には0.9pipsがスプレッドであると考えられます。
スプレッドが狭くても取引手数料が高ければ、実質的な取引コストは高くなります。一方、スプレッドが少し広くても取引手数料が安ければ、実質の取引コストは低くなりますので、両方を合わせて考えることが重要です。
海外FXのレバレッジに関する注意点
海外FXでは、最大レバレッジの高さが大きな魅力です。しかし、いつでも高い最大レバレッジが適用されるわけではなく、さまざまな条件によって制限が発生します。今回は、主に海外FXのレバレッジ制限に関する注意点を解説します。
レバレッジの使い方に関する注意点は、以下の記事をご参照下さい。
最大レバレッジが適用されないケースがある
多くの海外FXでは、そのブローカーの最大レバレッジが適用されるのはFXやゴールドなどの主要銘柄だけです。その他のCFD銘柄では、より低い最大レバレッジが適用されます。
また、口座残高や取引ロット数などを基準として、取引規模が大きくなってきた際には段階的なレバレッジ制限が行われます。例えば、XMTrading(エックスエム)の最大レバレッジは1,000倍ですが、口座残高が4万ドルを超えると500倍に制限されます。
以下は、海外FXで行われるレバレッジ制限の例です。
海外FXのレバレッジ制限例
- 銘柄ごとのレバレッジ制限
- 口座残高によるレバレッジ制限
- 取引量によるレバレッジ制限
- 政治・経済イベント時や、週末のレバレッジ制限
- 口座タイプやキャンペーンによるレバレッジ制限
ただし、海外FXによっては、レバレッジ制限が少ないブローカーもあります。
TitanFX(タイタンFX)では、口座残高や取引量によるレバレッジ制限はなく常に最大レバレッジを活用できます。レバレッジ制限を気にせずトレードしたい場合は、TitanFXのような海外FX業者がおすすめです。
海外FXの入金・出金に関する注意点
多くの海外FX業者は、入金・出金方法として国内銀行送金やクレジットカード、オンラインウォレット、仮想通貨などに対応しており、利用しやすい方法を選択できます。
ここからは、海外FXで入出金する際に知っておきたい注意点を解説します。
入出金方法によって、下限額・上限額が異なる
海外FXで利用可能な入出金方法は、決済方法ごとに最低入金額や、最低出金額などの設定が異なります。
入出金方法によっては、最低入金額が数百円程度に設定されているものもありますが、多くは5,000円〜1万円前後となっています。
出金時のルールは業者によって異なる
多くの海外FX業者では、アンチマネーロンダリングとして、出金時に細かいルールを設けています。よくある出金ルールとしては、以下のようなものがあります。
海外FXの出金ルール例
- クレジットカード入金分は、入金額までを優先して出金する
- 入金に使用した方法で出金する
- 複数の入金方法を使用した場合、出金には優先順位が発生する
クレジット・デビットカードは、比較的ルールの多い入出金方法です。入金前にはカードの登録と認証が必要になり、さらに出金の際は、入金額分の返金処理を優先的に行う必要があります。
また、海外FXには原則として「入金した方法で出金する」というルールがあるため、複数の入金方法を併用すると、出金時に手間が増えてしまう場合があります。
海外FXは業者によって出金ルールの違いがあるため、ルールを把握した上で入金方法を選択すると良いでしょう。
禁止事項に抵触すると出金拒否される場合がある
「出金拒否」は、海外FXに関する口コミの中でも気になるものではないでしょうか。結論をいえば、優良な運営を行っている海外FX業者が、悪質な出金拒否を故意に行う可能性はないといって良いでしょう。
しかし、ユーザー側が海外FX業者の定める禁止事項に抵触した場合は、出金拒否が行われる可能性があります。以下は、代表的な禁止事項の例です。
海外FXの禁止事項の例
- アカウントの二重開設
- 第三者による口座利用
- ボーナスの不正取得や不正利用
- 複数口座を使用した両建て
- 経済指標発表や窓だけを狙ったハイレバ取引
- 裁定取引(アービトラージ)
- 接続遅延やレートエラーを狙った取引
- サーバーに過度な負担をかける行為
禁止事項を行った場合は、出金拒否だけでなく口座凍結などの重いペナルティが科せられる可能性もあるので、くれぐれも行わないようにしましょう。
海外FXの取引ツールに関する注意点
海外FXの取引は、主にMT4 / MT5を使用します。MT4 / MT5はプロトレーダーも使用する優れたツールですが、事前に把握しておきたい基礎的な注意点もあるため、確認していきましょう。
MT4 / MT5の使い方については、解説ページをご参照下さい。
MT4 / MT5には互換性がない
海外FXで口座開設をするときは、取引する口座タイプも選択する場合がよくあります。口座タイプの選択時には、「最大レバレッジ」や「口座通貨」などと並んで、「MT4とMT5のうちどちらを使うか」を選ぶ必要があります。
ここでの注意点は、「MT4 / MT5には互換性がなく、1つの取引口座につきどちらかしか使用できない」という点です。例えば、「MT5用のスタンダード口座」を開設したら、その口座はMT4で利用することはできません。
MT4 / MT5のうち、これからトレードを始める方におすすめなのはMT5です。MT5は、MT4の機能が強化された次世代版で、主に以下のような特徴があります。
MT5の主な特徴
- 時間足の種類が21種類(MT4は9種類)
- MT4より動作が軽い
- アップデート頻度が多い
- 業者によっては板情報を確認できる
反対にMT4は、これまでMT4で取引をしていて、「使いたいEAやカスタムインジケーターがMT4版しかない」という方におすすめです。
MT4 / MT5には、EA(エキスパート・アドバイザー)と呼ばれる専用プログラムを使用した自動売買機能が標準で備わっています。EAはさまざまなマーケットプレイスで販売されていますが、MT5用のEAよりもMT4用のEAのほうが多いため、自動売買を行うトレーダーにとってMT4は現在でも重要なプラットフォームです。
スマホ版では自動売買を操作できない
MT4 / MT5は、複数のOSや使用環境に対応したバージョンがリリースされています。
MT4 / MT5の対応環境
- PC版(Windows・Mac・Linux)
- スマホアプリ版(Android・iOS)
- ブラウザ版
上記のうち、フルスペック版といえるのがWindowsPC版のみで、MT4 / MT5の全ての機能を活用できます。その他のスマホアプリ版やブラウザ版では、EAやカスタムインジケーターは使えないなどの制限があることが注意点となっています。
もし、OSを問わずWindowsPC版MT4 / MT5を利用したい場合は、VPS(仮想専用サーバー)の利用がおすすめです。
海外FXの税金に関する注意点
海外FXで利益を得た場合、日本の法令に従って税金を払う必要があります。適用される税金は海外FXと国内FXでは異なっており、海外FXのほうが少々ルールが複雑になる点に注意が必要です。
所得によっては税金が高くなる場合がある
国内FXの利益は「申告分離課税」となっており、他の所得に関らず税率は一律20.315%になります。
一方で海外FXの利益は「雑所得(総合課税)」として扱われ、同じく総合課税が適用される給与所得などと合算して累進課税が適用されます。そのため、所得が増えると段階的に税率も上がり、最大で55%(住民税含む)になります。
海外FXの税金について、詳しくは以下の記事をご参照下さい。
海外FXの注意点を踏まえた業者の選び方
最後は、海外FXの注意点を踏まえた上で、利用するブローカーを選択する際のポイントを見ていきましょう。
最重視するポイントを1つに絞る
海外FX業者ごとに強みは異なっており、ボーナスやスプレッドを始めとした全ての要素を兼ね備えたブローカーはありません。海外FX業者の注意点を把握することは大事ですが、選択の際は最重視するメリットに注目することも重要です。
以下は、主な海外FX業者についてメリットを挙げたものです。
海外FX業者と主なメリット
| 原因 | 対処法 |
(エックスエム) |
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(タイタンFX) |
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(エックスエス) |
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(ヴァンテージ) |
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(ビッグボス) |
豊富なボーナス |
(エフエックスジーティー) |
豊富なボーナス |
(エイチエフエム) |
安全性・信頼性 |
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|
(スリートレーダー) |
狭いスプレッド |
低スプレッドを主体としたブローカーでも、XS.com(エックスエス)では、FXplusとのタイアップキャンペーンとして、7,777円の口座開設ボーナスを提供しています。入金不要でXS.comの優れた取引環境を試すことが可能です。
FXplusでは、各ブローカーからの情報や実際の使用感などを考慮し、厳選した海外FX業者のみをご紹介しています。さらに詳しい業者比較は、こちらの記事をご確認下さい。
最重視するポイントを1つに絞る
実際にトレードする場合に特に重要になるのが、スプレッドと約定力です。薄利を積み重ねるスキャルピングでは、どれだけ取引コストを抑えられるか、意図した価格で約定できるかが、トータルで勝つために重要なポイントとなります。
反対にスイングトレードなどの長期的なトレードの場合、狙う値幅が広くなるため、スプレッドと約定力が成績に与える影響は比較的小さくなります。

スキャルピングを主に行う場合は、低スプレッドのブローカーがおすすめになり、スイングトレードなどであれば、ボーナスの活用がおすすめになります。デイトレードの場合は、トレード経験やスタイルに応じて使い分けると良いでしょう。
Vantage Trading(ヴァンテージ)では、低スプレッドとボーナスキャンペーンの両立という今までにないスタイルで注目されています。Vantage TradingのECN口座では、狭いスプレッドに加えて、最大15,000円の口座開設ボーナスや最大120%入金ボーナスを使えるので、スプレッドとボーナスの両方を重視するトレーダーにおすすめです。
海外FXの注意点を把握し、スムーズに取引を始めよう
ここまで、海外FXを始める際に知っておきたい、基礎的な注意点について解説してきました。
海外FXが提供している取引条件は国内FXとは異なるため、事前に把握しておくことで、思いがけないトラブルや損失を防ぐことができるでしょう。
本記事でご紹介した注意点やおすすめの海外FX業者を参考にして、ぜひご自身に合ったトレードライフを始めてみて下さい。







































































