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海外FX業者easyMarkets(イージーマーケット)は2024年4月、自社サイトを模倣した詐欺グループについての注意喚起を行いました。
easyMarketsのロゴマークを無断で使用し、投資家をだまして入金させる手口の詐欺が行われたとの模様です。なおeasyMarketsは、詐欺グループとは一切関係がないことを表明しています。
この記事では、easyMarketsを偽装した詐欺の詳細と海外FXでよくある詐欺の仕組みについて詳しく解説していきます。
easyMarketsを偽装した詐欺が発生!
easyMarkets(イージーマーケット)は2001年に設立された、老舗の海外FX業者です。長年の運営実績から、ユーザーから高い信頼性を得ています。
このeasyMarketsの信頼性を悪用し、同社のロゴや従業員を装ってLINEグループに投資家を誘導する詐欺グループの存在が明らかになりました。
詐欺グループはLINEのグループ内で偽の収支報告を提示し、高い利益が出ていることを示して投資家の関心を引きつけていました。そして、信頼を獲得した上で巧みに偽サイトへの入金を促していたようです。
多くの人が怪しいと感じてはいますが入金してしまいます。これは、詐欺グループは利益を手にしたいという人々の欲求を巧みに利用して投資を促すためです。
easyMarketsは自社とは一切関係ないと表明
詐欺グループに対して、easyMarkets(イージーマーケット)は、公式Xで以下のように表明しています。
【重要なお知らせ】
当社はトレーダー様向けのLINE"グループ"は運営しておりません。
当社の紹介をしたのちに当社ロゴを無断で使用した全く違ったWebサイトや取引プラットフォームにて入金を促すようなケースにご注意ください。
easyMarketsをご利用される場合は必ず正しいURLでご登録及びログインして頂くようお願い申し上げます。
さらに、この件について言及したトレーダーへの返信で、easyMarketsは詐欺グループと一切の関係がないと完全否定しています。
コメント誠にありがとうございます。
しかしながら、弊社の貴重なパートナー様と問題が起こった訳ではなく、「弊社と一切関連性のない詐欺集団による事例」という点を修正させて頂きます。恐れ入りますが間違った情報の拡散はくれぐれもお控え頂けますと幸いでございます。
他のブローカーでもなりすましが行われている
easyMarkets(イージーマーケット)の他にも、大手ブローカーになりすました海外FX詐欺は多く見られます。特に大手のXMTrading(エックスエム)やExness(エクスネス)の名前を使ったサイトが複数確認されました。
海外FXは適切なブローカーを選べば収益のチャンスがある一方で、悪質なブローカーも多いのが懸念点です。ライセンスなど信頼性を確認したうえでブローカーを選び、少しでも不審に感じたら、入金を控えましょう。
詐欺業者はインフルエンサーになりすますなど、ユーザーを信頼させるために非常に巧妙な手口を用いてきます。たとえ信頼できそうな人であっても平然と裏切られることがありますので、人に勧められた業者や投資案件などは慎重に判断する必要があります。
海外FXを利用した詐欺の手口
海外FXに関連する詐欺には、いくつかの典型的な手口があります。ここでは、実例を交えてそれらの詐欺手口をご紹介します。
ポンジスキーム
海外FXにおいて一般的な詐欺手法の一つがポンジスキームです。ポンジスキームとは様々な理由で出資を募り、集めた資金を持ち逃げする詐欺手法のことを指します。
今回のeasyMarketsのケースも、利益を餌に資金を集めるという点でポンジスキームに該当するといえるでしょう。その他、コピートレードサービスを利用して資金を集め、意図的に損失を発生させるといった事例もあります。
ロマンス詐欺
海外FXを利用してロマンス詐欺を行うケースもあります。ロマンス詐欺とは、相手が自分に恋愛感情を寄せたことを利用して、金銭をだまし取る詐欺のことです。
具体的には、SNSやマッチングアプリ等で知り合った男性・女性から海外FXへの投資を勧められ、入金するが出金はできなくなるといったケースがあります。
高額な入金ボーナス
高額なボーナスを売りにしているブローカーには注意が必要です。高額なボーナス自体は信頼性の高いブローカーも提供していますが、ボーナスが高額なほどプロモーション費用も高額になります。
信頼できるブローカーの場合、提供されるボーナスは潤沢な運営資金から支払われますが、詐欺ブローカーや新興ブローカーの場合はそもそも資金を確保できていない状態で行われているものです。
知名度が低いブローカーや新興ブローカーの高額なボーナスは見かけ上のものであり、取引できても最終的に出金はさせてもらえない事も多く見られます。
詐欺的な海外FX業者の判別するための基本
海外FXに関連する詐欺を見抜くための、重要なポイントをご紹介していきます。
SNS上での勧誘は危険
SNS上での勧誘は海外FX詐欺の入り口となることが多く、非常に危険です。「すぐに何百万円稼げる」「安定した投資で資産を増やす」「リスクなしで利子をゲットできる」などの甘い謳い文句で誘いますが実際に利益を得られることはありません。
インフルエンサーを利用するケースも多く、新規口座開設や入金ボーナスを謳うなどして勧誘活動を行っています。SNSの情報を鵜呑みにせず、自身で情報の正確性を確認して詐欺から身を守りましょう。
ロゴマークやメールアドレスに騙されない
ロゴマークやメールアドレスに騙されないことも重要です。詐欺業者であっても、信頼できる海外FX業者になりすまして似たようなサイトやメールアドレスを利用します。
今回の件では、詐欺業者のメールアドレスが「support@easymarketstd.com」となっており、実際のeasyMarketsのサポートデスクに問い合わせをすると送付されてくる「support@easymarkets.com」と酷似していました。
見た目だけでなく、URLをしっかりと確認することが大切です。
よく知らないブローカーの場合は信頼性を確認
あまり聞いたことがないブローカーの場合は、以下の点を確認するのが有効です。
ブローカーの信頼性チェックポイント
- 金融ライセンスの信頼性を確認する
- 運営歴の長さを確認する
ライセンスを取得するためには、ブローカーの財務状況や運営体制などが審査されます。さらに取得後も定期的な監査によってブローカーの適正な運営が確認されるため一定の信頼性が保証されます。
また、詐欺を目的に設立されたブローカーは通常、資金の持ち逃げによって数年で問題が発覚します。本家easyMarketsのように長年にわたって運営を続けているFX業者は、顧客からの信頼を維持していることを意味するので安心して利用できます。
海外FX詐欺に遭わないように常に疑いの目を向ける
海外FXを利用した詐欺には様々な手口があります。条件が良くても十分な調査無しでの利用は資金を失う危険性が高いため、しっかりとチェックをした上で選ぶのが必須です。
なお、easyMarkets自体は20年以上の歴史を持ち、信頼できるブローカーの一つです。海外FXには他にも安全に利用できるブローカーが多数存在します。海外FXを利用する際は、まずブローカーの信頼性や安全性を十分に確認し、そのうえで口座開設を検討するようにしましょう。