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海外FXブローカーのXMTrading(エックスエム)を利用する上で、出金手数料は無視できないコストの一つです。
多くの海外FXブローカーでは、出金手数料が無料に設定されているケースも少なくありませんが、XMでは特定の条件下で出金手数料が発生します。取引で得た利益を少しでも多く手元に残したいと考えるトレーダーにとって、この点は非常に重要です。
この記事では、XMのすべての出金手数料とその仕組みについて解説します。その上で、トレーダー自身が出金コストを最小限に抑えるための、具体的な手順や注意点を詳しく紹介していきます。
XMの出金手数料について詳しく知りたい方は、ぜひご参照ください。
この記事の目次
XMTradingの出金手数料は原則無料

XMTrading(エックスエム)では、原則として、全ての出金方法においてXM側が請求する手数料は無料です。これは、XMが手数料を負担する仕組みであり、トレーダーにとっては大きなメリットと言えます。
しかし、選択する出金方法や出金額によっては、一部トレーダー側で手数料を負担しなければならないケースが存在します。
また、XMから直接請求される手数料がなくても、例えばオンラインウォレットからご自身の銀行口座へ送金する際の手数料など、出金プロセス全体で見た場合に別途コストが発生するケースもあります。そのため、実質的に完全に無料で出金できる方法は限られています。
これらの手数料の仕組みを正確に理解していないと、意図しないコストが発生し、手元に残る利益が減ってしまう可能性があります。
XMの出金方法と手数料一覧
ここでは、XMTrading(エックスエム)で利用可能な各出金方法とそれぞれに関連する手数料について解説します。
手数料を理解する上では、原則無料となる「XMが負担する手数料」と、状況によって発生する「トレーダー自身が負担する可能性のある手数料」の2種類に分けて考えることが重要です。
XMの出金方法と手数料
| 出金方法 | XM側の手数料 | トレーダーが負担する手数料 |
| 国内銀行送金 | 無料 40万円未満の 出金で2,500円 |
銀行口座からの出金手数料等 |
| クレジット / デビットカード | 無料 | なし |
| bitwallet | 無料 | bitwalletから銀行口座への 出金手数料等(824円~) |
| STICPAY(※1) | 無料 | STICPAYから銀行口座への 出金手数料等(800円+2%~) |
| BXONE | 無料 | BXONEから銀行口座への 出金手数料等(500円~) |
| 仮想通貨(USDTなど) | 無料 300ドル未満の出金で 15ドル相当(※2) |
仮想通貨ウォレットからの 送金手数料等 |
| 国内銀行送金 | |
| XM側の手数料 | 無料 40万円未満の出金で2,500円 |
| トレーダー負担 | 銀行口座 出金手数料等 |
| クレジット / デビットカード | |
| XM側の手数料 | 無料 |
| トレーダー負担 | なし |
| bitwallet | |
| XM側の手数料 | 無料 |
| トレーダー負担 | bitwalletから 銀行口座への 出金手数料等 (824円~) |
| STICPAY(※1) | |
| XM側の手数料 | 無料 |
| トレーダー負担 | STICPAYから 銀行口座への 出金手数料等 (800円+2%~) |
| BXONE | |
| XM側の手数料 | 無料 |
| トレーダー負担 | BXONEから 銀行口座への 出金手数料等 (500円~) |
| 仮想通貨(USDTなど) | |
| XM側の手数料 | 無料 300ドル未満出金で 15ドル相当(※2) |
| トレーダー負担 | 仮想通貨 ウォレットからの 送金手数料等 |
- 2025年10月現在、XMではSTICPAYでの出金の取り扱いを一時的に停止しています。
- USDT(ERC20)のみ
XMが原則負担する手数料はXMからの出金に関わる部分のみで、その先のプロセスにおける各種手数料はトレーダー自身の負担となります。
出金手数料が発生するケースとは?
XMTrading(エックスエム)の出金プロセスにおいて、トレーダーが実質的に手数料を負担する主なケースは、「手数料無料の条件を満たせなかった場合」と、「出金先のサービスで手数料が発生した場合」の2つです。
手数料無料の相当額以下で出金するケース
XMTrading(エックスエム)の出金において、出金額が一定の基準に満たない場合に手数料が発生するケースは、主に2種類存在します。
一つ目は国内銀行送金です。XMでは一度の出金額が40万円未満の場合、送金プロセスを仲介する決済代行会社が請求する2,500円の手数料がトレーダー側の負担となります。出金額が40万円以上の場合は、この手数料は発生しません。
二つ目は、仮想通貨のUSDT(ERC20)による出金です。イーサリアムネットワーク(ERC20)を利用してUSDTを出金する場合、一度の出金額が300ドル相当未満の際には、15ドル相当(または10USDT)の送金手数料がトレーダー側の負担となります。出金額が300ドル相当以上の場合は、この手数料は発生しません。
少額の資金をこまめに出金したいトレーダーにとっては、無視できないコストとなるため注意が必要です。
USDT(ERC20)とは?
USDTはUSDと価格が連動されるように設計された、いわゆるステーブルコインと呼ばれる仮想通貨です。ERC20はUSDTを送金するブロックチェーンの名称で、イーサリアムネットワークのことです。他にもTRONネットワークのTRC20やバイナンススマートチェーン(BEP20)、ポリゴン(POLYGON)といったブロックチェーンがUSDTの送金チェーンとして選択できます。
出金先で手数料が発生するケース
XMTrading(エックスエム)側で出金手数料が発生しない場合でも、トレーダーが最終的に自身の銀行口座などで現金を手にするまでの過程で、別途手数料が発生することがあります。
オンラインウォレット(bitwalletなど)の場合
XMからbitwalletへ出金後、bitwalletの口座からトレーダー自身の銀行口座へ資金を移動させる際には、bitwalletが定める出金手数料(例:824円)が発生します。
仮想通貨の場合
XMからトレーダー自身の仮想通貨ウォレットへ出金後、その仮想通貨を日本円に換金するためには、一般的に国内の仮想通貨取引所を利用します。その際、ウォレットから取引所への送金手数料(ガス代)、取引所での売買手数料、そして取引所からトレーダー自身の銀行口座への出金手数料といった、複数のコストが発生する可能性があります。
XMから出金を行う際はこうした出金プロセス全体で発生しうるコストも考慮に入れた上で、資金計画を立てることが重要です。
XMTradingの出金手数料を無料にする方法

XMTrading(エックスエム)の出金手数料は、いくつかのポイントを押さえることで実質的に無料にしたり、コストを最小限に抑えたりすることが可能です。
本章ではXMの出金手数料を節約する方法を紹介します。
国内銀行送金・USDT(ERC20)以外を利用する
トレーダー負担の出金手数料が発生する可能性があるのは、国内銀行送金とUSDT(ERC20)出金です。
これらの方法で出金をする場合、一定金額以下の出金では手数料が発生してしまいます。そのため、少額の出金が見込まれる場合には、その他の方法での出金を検討しましょう。
具体的には、クレジット / デビットカードや、bitwalletなどのオンラインウォレットを利用する方法が挙げられます。これらの方法は、XMTrading(エックスエム)からの出金に際して、金額による手数料の変動がありません。
ただしXMには「入金した元本は、入金時と同一の方法で出金しなければならない」というルールがあります。例えばbitwalletで出金するためには、あらかじめbitwalletで入金した実績が必須です。
また、取引で得た利益分はどの入金方法を利用したかに関わらず、全て国内銀行送金でしか出金できません。そのため40万円を下回る利益出金の場合は、次項で解説する方法をおすすめします。
手数料無料相当額以上に出金額を調整する
出金額によって手数料が発生する「国内銀行送金」と「USDT(ERC20)」では、出金額を意図的に手数料無料の基準額以上に調整することで、コストを回避できます。
例えば口座に39万円の利益があり、これをそのまま出金すると2,500円の手数料がかかります。
しかし、ここに追加で1万円を入金して口座残高を40万円にし、その後で40万円全額を出金すれば国内銀行送金における手数料は無料になります。
ただしXMTrading(エックスエム)では不正取引防止対策として、入金後に取引のない状態での出金が認められない可能性があります。あらかじめサポートに連絡して出金手数料を回避するための入出金である旨を伝えておくとよいでしょう。
手数料のかからない海外FXブローカーを利用する
XMTrading(エックスエム)が定める出金手数料に関するルールが、トレーダー自身の取引スタイル(少額でのこまめな出金など)とどうしても合わない場合は、他のブローカーの出金条件を比較検討するのも一つの選択肢です。
事実、いくつかの大手海外FXブローカーは、銀行送金に際して金額による手数料の変動を設けていません。例えば、Vantage Trading(ヴァンテージ)やThreeTrader(スリートレーダー)、Exness(エクスネス)などのブローカーは、より良い条件で銀行送金手数料を無料としています。
XMの40万円未満の出金で2,500円という手数料は、業界水準で見るとやや高額な部類に入ります。
本サイトFXplusでは、質の高いサービスを提供する海外FXブローカーを厳選してご紹介しています。ぜひ、こちらの記事もあわせてご参照ください。
経費として申告する
XMTrading(エックスエム)で発生した出金手数料を経費として計上することにより、コストの削減につなげることができます。
FX取引で得た利益は確定申告の対象となります。その際、利益を得るために直接要した費用は経費として計上することが認められています。
これは直接的に手数料が無料になるわけではありませんが、最終的な手残りを増やすという意味で有効な手段です。
ただし、出金手数料を経費として認められるかどうかは個別のケースによって異なる場合があります。税務署や税理士などに相談をしてから申告するようにしましょう。
FXの取引で経費計上できるものは?
ここでは出金手数料を経費として計上するという解説をしましたが、トレードをする上では他にも、外付けの取引手数料がかかる口座タイプを利用している場合は取引手数料も経費として申告できます。コストの削減に繋がるため、申告の際は取引手数料も忘れずに経費計上しましょう。
XMTradingの出金手数料に関する注意点
XMTrading(エックスエム)の出金手数料に関して、トレーダーが陥りやすい誤解や見落としがちな注意点について解説します。
一度も取引していない場合出金ができない可能性がある
XMTrading(エックスエム)の口座に入金した後、一度も取引を行わずにすぐに出金しようとするとマネーロンダリングを疑われ、出金が拒否される可能性があります。
これは、不正な資金洗浄を防ぐための、金融機関として当然のセキュリティ措置です。
手数料無料相当額以上にするために入金をおこない、そのあと取引をせずに出金をする場合はあらかじめカスタマーサポートへ連絡をしておくことが好ましいでしょう。
総出金額に関係なく出金回数ごとに手数料が発生する
国内銀行送金やUSDT(ERC20)で発生する出金手数料は、出金一回ごとに判定されます。
例えば、合計出金額が40万円を超えていて本来手数料が無料となる場合でも、2回に分けて国内銀行送金で出金してしまえば、それぞれに手数料がかかり合計で5,000円の手数料が発生してしまいます。
手数料を避けるためには、複数回に分けず、必ず一度の手続きで規定の金額以上の金額を出金する必要があります。
bitwalletなどからの出金は手数料が発生する
XMTrading(エックスエム)からの出金は、基本的に手数料が無料ですが、そのあとのプロセスにおいては別途手数料が発生するケースがあります。
例えばbitwalletへ出金した場合、トレーダーが最終的に日本円を現金として手に入れるためには、bitwalletの口座からトレーダー自身の国内銀行口座へ出金するという、もう一つのステップが必要です。この際に、bitwalletが定める出金手数料(例:824円)が発生します。
出金手続きをおこなう際は、最終的に手元に資金を手に入れるまでのプロセスにおける手数料を、すべて把握しておくことが重要です。
XMTradingの出金手数料の仕組みを知って無駄なコストを減らそう!
XMTrading(エックスエム)の出金手数料は、その仕組みを正しく理解し計画的に手続きを行うことで、コストを最小限に抑えることが可能です。
どうしてもXMの出金に関するコストの問題がクリアできない場合は、他の海外FXブローカーの利用も検討するのもよいでしょう。
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