証拠金の入金方法
STICPAYは仮想通貨の両替にも対応!
STICPAYは、世界200ヶ国以上の国と地域で利用されているオンラインウォレットです。仮想通貨と法定通貨の両替も可能であるほか、独自のプリペイドカードである「STICカード」など、便利なサービスにより人気があります。
ユーザーにとって利便性が高いSTICPAYですが、XMTrading(エックスエム)が取り扱っている他の入金方法と比較すると、手数料が比較的高めの傾向があります。
さらに、XM独自の統一ルールとして、オンラインウォレットへ出金できる金額は、入金した金額が上限となっているため、トレードで得た利益はSTICPAYへ出金することができません(利益分の出金は、銀行送金のみ)。
| 1. | ウォレットが使いやすく、サポート対応も迅速 |
|---|---|
| 2. | STICPAYカードを発行すれば、ATMでいつでもすぐに現金化できる |
| 1. | XMでの利益分が出金できない |
|---|---|
| 2. | STICPAYへの入金時、コストが割高 |
| 3. | STICPAYのアカウントを持っていない場合、アカウントの開設が必要 |
この記事では、XMの取引口座にSTICPAYで入金するメリット・デメリットや、STICPAYを利用して入金する際の手順やデメリットについて、詳しく解説します。
現在XMでは、STICPAYによる新規入金を停止しています。STICPAYで入金歴のある方のみ、入金額までの出金にご利用頂けます。
この記事はこんな方におすすめします
STICPAY(スティックペイ)って何?どんなウォレットなのか?
XMへSTICPAYを使って入金するときのメリットやデメリットを知りたい
XMへSTICPAYを使って入金するときの手続きの手順を知りたい
この記事の目次
STICPAY(スティックペイ)とは?

STICPAYは、2017年にサービスを開始したオンラインウォレットです。法定通貨や仮想通貨(暗号資産)の国際的なオンライン決済、または両替に対応しており、多くの海外FX業者が入出金方法として採用しています。
XMTrading(エックスエム)では、2018年にSTICPAYを導入しました。しかし現在は新規入金を停止しており、STICPAYで入金歴のある方のみ、入金額までの出金にご利用頂ける決済手段となっています。
STICPAYへの入金方法と反映時間
STICPAYでは、国内銀行送金、海外銀行送金、クレジットカード、仮想通貨、そしてユニオンペイなどによる入金に対応しています。
入金方法ごとにSTICPAY口座への反映時間は異なるので、以下の一覧表で確認しましょう。
STICPAYに資金が反映されるまでの時間
| 国内銀行送金 | 営業日半日以内(※1) |
| 海外銀行送金 | 3 〜 5営業日 |
| クレジットカード(※2) | 1時間 |
| Binance Pay | 1時間 |
| Bitcoin / Litecoin / Ness / USDT | 1 ~ 2営業日程度 |
| Unionpay | 1時間 |
| Alipay & Wechatpay | 1時間 |
| 国内銀行送金 | 営業日半日以内(※1) |
| 海外銀行送金 | 3 〜 5営業日 |
| クレジットカード(※2) | 1時間 |
| Binance Pay | 1時間 |
| Bitcoin Litecoin Ness USDT |
1 ~ 2営業日程度 |
| Unionpay | 1時間 |
| Alipay & Wechatpay | 1時間 |
- 銀行営業時間外の場合、銀行の翌営業日となります。
- VISA / mastercard / JCB / AMEX
入金方法は多めだが入金手数料がかかる
STICPAYは、競合オンラインウォレットである「bitwallet」「BXONE」「Peska」などと比較すると、対応している入金方法は多めです。
しかし、bitwalletでは国内銀行送金の入金手数料無料、BXONEやPeskaでは、各決済方法での入金手数料は全て無料となっており、他社と比較するとSTICPAYの手数料はやや高めといえます。
STICPAYの入金手数料と評価
| STICPAYへの入金方法 | 入金手数料 | 評価 |
| 国内銀行送金 | 4% + 100円 | |
| 海外銀行送金 | 1% | |
| クレジットカード(※) | 3.85% | |
| Binance Pay | 1% | |
| Bitcoin / Litecoin / Ness / USDT | 1% | |
| Unionpay | 5% | |
| Alipay & Wechatpay | 1.5% |
| 国内銀行送金 | |
| 入金手数料 | 4% + 100円 |
| 評価 | |
| 海外銀行送金 | |
| 入金手数料 | 1% |
| 評価 | |
| クレジットカード(※) | |
| 入金手数料 | 3.85% |
| 評価 | |
| Binance Pay | |
| 入金手数料 | 1% |
| 評価 | |
| Bitcoin / Litecoin / Ness / USDT | |
| 入金手数料 | 1% |
| 評価 | |
| Unionpay | |
| 入金手数料 | 5% |
| 評価 | |
| Alipay & Wechatpay | |
| 入金手数料 | 1.5% |
| 評価 | |
VISA / mastercard / JCB / AMEX
STICカードでATM引出しが可能
STICPAYの特徴的なサービスであり、利用する上での大きなメリットとして「STICカード」というプリペイドカードがあります。
STICカードは、STICPAY口座から残高をチャージして使えるプリペイドカードで、買い物だけでなく、世界200ヶ国以上のATMからSTICカードにチャージした資金を出金できます。

STICカードの類似のサービスとして、BXONEの「RedotPay」カードがあります。RedotPayは、BXONEのアカウント内にある仮想通貨(暗号資産)をチャージして、ATMから出金可能です。オンラインウォレット各社の便利なサービスを活用し、自分に合ったトレード環境を構築してみてください。
XMで「STICPAY」を利用するメリット・デメリット
XMTrading(エックスエム)ユーザーが、STICPAYを利用して入金する際の、メリットとデメリットをまとめました。また、XMでは出金の際に入金方法と同じ方法を選択しなくてはならないという「出金方法のルール」があるため、STICPAYの出金方法についても一部言及しています。
現在XMではSTICPAYの新規利用を停止しています。過去にSTICPAYで入金歴がある場合のみ、入金額を上限として出金にご利用頂けます。
メリット①|XMに手数料無しで即時入金ができる
STICPAYからXMTrading(エックスエム)の取引口座への入金は、手数料無料で即時入金することができます。XMでは、全ての入金手数料を原則として無料(XMの負担)にしており、STICPAYも対象となります。

メリット②|日本円以外の通貨で入出金ができる
STICPAYは、日本円、米ドル、ユーロをはじめとした30種類以上の通貨を1つのウォレットで同時に管理することができます。STICPAYにて、米ドルやユーロの残高がある場合、XMのドル口座やユーロ口座へ入金することができます。 XMが取扱っているオンラインウォレットの中で、円口座に加え、ドル口座とユーロ口座に入金できるウォレットは「STICPAY」のみです。
XMでのオンラインウォレットごとの対応通貨
| 日本円 | 米ドル | ユーロ | |
| STICPAY | |||
| bitwallet | |||
| BXONE |
XMの取引口座がJPY口座の場合、STICPAYのJPY残高から、XMの取引口座がUSD口座の場合は、STICPAYのUSD残高から、XMの取引口座がEUR口座の場合は、STICPAYのEUR残高から資金が送金されます。
現在XMでは、STICPAYによる入金の新規受付を停止しています。
メリット③|bitwalletよりもカード入金手数料が安い
XMTrading(エックスエム)で利用でき、利便性の高いオンラインウォレットとしてbitwalletが挙げられます。bitwalletへの入金にはクレジットカードも利用できますが、手数料は8%〜(カードブランドにより異なる)となっており、入金コストは高めです。
一方でSTICPAYへクレジットカード入金する場合、入金手数料は3.85%とbitwalletより低めです。XMが対応していないmastercardやAMEXを使用したい場合は、STICPAY経由の入金を検討してみてはいかがでしょうか。
デメリット①|XMの利益分の出金ができない
XMでは出金の際に、「入金した方法と同じ方法で出金する」や「利益分の出金は銀行送金のみ」などのルールがあります。その為、STICPAYを利用して入金した場合、出金できるのは入金額までになり、利益分の出金をSTICPAYに行うことはできません。

XMでは、2019年6月に出金方法(利益)のルール改定が行われて、利益分を銀行送金以外の出金方法で引き出すことができなくなりました。これは、各ウォレット会社とXMの間で発生する取引手数料の削減や、高額な資金移動を減らす目的があると考えられています。
デメリット②|全ての入金方法で手数料がかかる
STICPAYを利用するには、まずSTICPAYに入金しなくてはいけませんが、STICPAYには、手数料無料で入金できる方法がありません。いずれの方法で入金しても、入金額に対して最低1%の入金手数料を負担しなくてはいけません。XMで利用できる他のオンラインウォレットでは、入金手数料無料で利用できる入金方法が用意されているため、この点はSTICPAYにとって大きなデメリットになります。
各種ウォレットの入金手数料比較
| ウォレットサービス | 国内銀行送金 | 海外銀行送金 | クレジットカード |
![]() |
4% + 100円 | 1% | 3.85% |
![]() |
無料 | 無料 | 8% 〜 8.5% |
![]() |
無料 | 無料 | 無料 |
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|
| 国内銀行送金 | 4% + 100円 |
| 海外銀行送金 | 1% |
| クレジットカード | 3.85% |
![]() |
|
| 国内銀行送金 | 無料 |
| 海外銀行送金 | 無料 |
| クレジットカード | 8% 〜 8.5% |
![]() |
|
| 国内銀行送金 | 無料 |
| 海外銀行送金 | 無料 |
| クレジットカード | 無料 |
国内銀行送金では、振込手数料はユーザー負担になります。海外銀行送金では、振込手数料に加えて中継銀行手数料などもユーザー負担になる場合がある点にご注意ください。
XMの取引口座へ「STICPAY」を利用し入金する手順
ここからは、XMTrading(エックスエム)の取引口座にSTICPAYを利用して証拠金を入金する手順を説明します。
現在XMではSTICPAYの新規利用を停止しています。過去にSTICPAYで入金歴がある場合のみ、入金額を上限として出金にご利用頂けます。
XM会員ページへログイン 〜 入金手続き開始
最初は、XMTrading(エックスエム)の会員ページにログインし、STICPAYでの入金手続きを開始するまでを見ていきましょう。

『ログインページ』にてログイン情報を入力し、「ログイン」をクリックします。

『会員ページ』にて、「資金を入金する」をクリックします。

『入金方法一覧ページ』にて、「STICPAY」の「入金」をクリックします。
現在はSTICPAY入金の新規受付を終了しているため、入金方法一覧にSTICPAYは表示されません。

『資金の入金-STICPAYページ』にて、「入金額」を入力し、「入金」をクリックします。

『資金の入金-STICPAYページ』にて、入金額を確認し、「確定」をクリックします。
STICPAYでの送金手順 〜 決済完了画面
自動的にSTICPAYのログイン画面へ移動しますので、さらに入金手順を進めていきましょう。

「STICPAYに登録のメールアドレス」と「パスワード」を入力し、「ログイン」をクリックします。

『STICPAY 決済ページ』にて、送金金額と残高を確認し、「今すぐ支払う」をクリックします。「今すぐ支払う」をクリックすると、STICPAYからXMへ送金します。

XM公式サイトの『入金リクエスト完了ページ』に遷移し、入金リクエスト完了のメッセージが表示されます。

送金した金額は、即時にXMの取引口座に反映され、残高加算完了のご案内が届きます。取引口座の残高に、入金額が加算されているかご確認ください。
これにて、XMの取引口座にSTICPAYを利用して証拠金を入金する手続きは、全て完了です。
XM STICPAY入金 - よくある質問(FAQ)
XMのSTICPAY入金についての「よくある質問」をFAQ形式でまとめています。
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XMTrading(エックス エム)では、STICPAY(スティックペイ)での入金手続き後、数分以内にお客様のお取引口座へ反映されます。STICPAYによるご入金は、24時間、リアルタイムで入金反映が可能です。
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XMTrading(エックス エム)口座に、STICPAY(スティックペイ)で入金する場合、入金手数料は無料です。XMでは、STICPAYからの入金手数料を全て負担しています。但し、STICPAYへの入金には別途手数料がかかります。
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いいえ、STICPAY(スティックペイ)口座への入金には、JCBカードをご利用頂けます。尚、JCBカードでの入金をご希望の場合は、XM口座へのクレジットカード入金で直接ご利用頂けます。
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いいえ、できません。XMTrading(エックス エム)では、原則入金方法と同じ方法で出金しなくてはならないというルールがあります。STICPAY(スティックペイ)による入金累計金額までは、STICPAYへ全額出金し、その後利益分は銀行送金で出金できます。
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はい、STICPAY(スティックペイ)口座への入金には、デビットカードをご利用頂けます。ご利用頂けるカードブランドは、VISAデビット、mastercardデビット、JCBデビットです。
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STICPAY(スティックペイ)に円、米ドル、ユーロの残高がある場合、XMTrading(エックス エム)の円口座、ドル口座、ユーロ口座に入金できます。XMお取り扱いのオンラインウォレットで、ドル口座とユーロ口座に入金できるウォレットはSTICPAYのみです。















































































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コメント
近年では、アンチマネーロンダリングのガイドラインが複雑化していることに加えて、日本では国際的な資金移動を行う収納代行に対して、制限を設ける改正法が可決されています。海外FXの入出金方法を取り巻く状況について、今後も注目が必要でしょう。