海外FX業者比較

当記事は執筆時点の最新情報に基づいて発信しています。現在の最新情報とは異なる場合がありますので、最新情報は各ブローカーの公式WEBサイトよりご確認下さい。
海外FXの高いレバレッジには、少ない資金からでも大きな利益を狙える魅力があります。レバレッジそのものは国内FXにも存在しますが、規制により最大25倍に制限されているため、「より自由な取引条件を求めて海外FXで口座開設したい」と考える方は多いのではないでしょうか。
海外FXでは、ゼロカットシステムによって入金額を超える損失は負わないため、ハイレバ取引との相性は良いでしょう。しかし、過大なロット設定をしてしまうと、口座残高を全て失ってしまうリスクがあることには注意が必要です。
本記事では、海外FX業者が提供する口座タイプごとの最大レバレッジ比較や、ハイレバ取引に必要な計算方法について詳しく解説します。海外FXのレバレッジ制限についても解説しているので、レバレッジに注目しながら海外FX業者を選びたいと考えている方は、ぜひ参考にして下さい。
この記事はこんな方におすすめします

この記事の目次
海外FX業者の最大レバレッジをタイプごとに比較
最初は、海外FXで実際に提供されている最大レバレッジを確認しましょう。以下は、海外FX初心者でも利用しやすい「ボーナス提供のある業者」と、中上級者におすすめの「低スプレッドに定評のある業者」に分けて最大レバレッジを比較した一覧表です。
まずは、口座開設ボーナスや入金ボーナスなどキャンペーンが充実している海外FX業者の最大レバレッジを、各社のスタンダード口座で比較してみましょう。
ボーナスに定評のある海外業者の最大レバレッジ比較
続いて、低スプレッドに定評のある海外FX業者の最大レバレッジを、各社の低スプレッド口座で比較しましょう。
低スプレッドに定評のある海外業者の最大レバレッジ比較
上記表にあるように、海外FXでは最低でも数百倍以上の高いレバレッジが提供されており、国内FXとは別次元で資金効率の良いトレードが可能です。
次の章では、レバレッジの効果や最大レバレッジと実効レバレッジの違いなど、海外でレバレッジ取引を行う前に知っておきたい基礎知識を解説します。
各海外FX業者の口座タイプごとの最大レバレッジなど、詳しい情報を知りたい場合は、本記事の「海外FX業者14社の最大レバレッジを比較」の項目をご覧下さい。
海外FXのレバレッジとは
高いレバレッジは海外FXの大きな魅力です。しかし、「レバレッジについて詳しく知らない」という方や「高いレバレッジに漠然と不安を感じる」という方もいるでしょう。
最初は、海外FXのレバレッジについて、概要やメリット・デメリットなどの基礎知識を分かりやすく解説します。
レバレッジの効果とは?
海外FXの高い最大レバレッジには、必要証拠金を非常に少なくできる効果があります。例えば、1ドル = 150円のときにドル円で1万通貨のポジションを保有する場合、レバレッジのない取引なら150万円もの証拠金が必要です。しかしレバレッジ1,000倍の海外FX業者で取引する場合、1,500円の証拠金で取引ができます。この違いがレバレッジ倍率分(1,000倍)です。
さらに、必要証拠金が少なくなることには、以下のようなメリットがあります。
必要証拠金が少ないことのメリット
- 用意する資金が少なくても取引可能になる
- 資金に対して大きなポジションを保有可能になる
- ロスカットされにくくなる
レバレッジによって、「より少ない必要証拠金で取引できる = 少ない資金からFXを始められる」ことが可能になり、海外FXではその効果が極めて高いといえるでしょう。
海外FXと国内FXのレバレッジの違い
海外FXの高い最大レバレッジの効果は、国内FXと比較することでより分かりやすくなります。
例として、1ドル = 150円のときにドル円を10万通貨(1ロット)取引する場合の必要証拠金を、海外FXと国内FXで比較してみましょう。
最大レバレッジ1,000倍の XMTrading(エックスエム)スタンダード口座で取引する場合、必要証拠金は15,000円です。同じく海外FXである最大レバレッジ500倍の TitanFX(タイタンFX)ブレード口座で取引する場合、必要証拠金は30,000円になります。しかし、最大レバレッジ25倍の国内FX業者で同じ取引を行うには、60万円もの証拠金が必要です。
最大レバレッジの高いFX業者の方が、用意する資金が少なくて済むことが分かります。今回は10万通貨を取引する場合を比較しましたが、海外FXでは基本的に0.01ロット(1,000通貨)から取引可能です。もし最大レバレッジ1,000倍の海外FX口座でドル円を0.01ロット取引する場合、必要証拠金はわずか150円になります。
編集部の
コメント
多くの海外FX業者は、拠点を置く国の金融庁などでライセンスを取得しており、法令を遵守して運営しています。レバレッジに対する規制が低い国に拠点を持つ海外FX業者の場合は、極めて高い最大レバレッジを提供することが可能です。一方で国内FX業者は、個人口座のレバレッジは最大25倍と法令で定められており、それを超えるレバレッジを提供することはできません。
最大レバレッジと実効レバレッジの違い
レバレッジには、実は「最大レバレッジ」と「実効レバレッジ」という2種類があります。「どちらも同じレバレッジでしょ?」と思うかも知れませんが、取引に際しての性質は大きく異なります。
最大レバレッジと実効レバレッジの違い
最大レバレッジ | 口座または取引銘柄ごとに設定されるレバレッジで、必要証拠金の計算に使用されます。倍率が高いとより少額で取引できるため、「最大レバレッジは高い方が良い」といえます。 |
実効レバレッジ | 取引の際に実際に使っているレバレッジです。取引金額と口座資金の割合が実効レバレッジなので、「実効レバレッジは低い方が安全」といえます。 |
最大レバレッジ |
口座または取引銘柄ごとに設定されるレバレッジで、必要証拠金の計算に使用されます。倍率が高いとより少額で取引できるため、「最大レバレッジは高い方が良い」といえます。 |
実効レバレッジ |
取引の際に実際に使っているレバレッジです。取引金額と口座資金の割合が実効レバレッジなので、「実効レバレッジは低い方が安全」といえます。 |
ここで注目したいのが実効レバレッジです。実効レバレッジは、取引に使っているレバレッジのことで、「取引している金額 ÷ 有効証拠金」で計算されます。最大レバレッジの値を上限としますが、計算に最大レバレッジは含まれません。
FX関連のサイトやSNSで、よく「レバレッジをかけて取引する」のような表現が見られることがあります。この場合のレバレッジとは実効レバレッジのことであり、資金に対して大きな規模の取引をしていることを意味しています。実効レバレッジをかけた取引は、大きな利益を得られる可能性がありますが、同時に損失も大きくなるリスクがある点に注意が必要です。
海外FX14社の最大レバレッジを比較
ここからは、主要な海外FX14社について、各業者が提供する最大レバレッジを比較します。以下の表は、各海外FX業者のスタンダード口座を基準として、最大レバレッジの高い業者順にランキング形式で掲載しています。
また、海外FX業者によっては、より高い最大レバレッジを利用できる口座タイプが提供されていることがあります。以下の表では、高いレバレッジが設定されている口座タイプも掲載していますので、レバレッジの高さを重視するトレーダーは参考にしてみて下さい。
主要海外FX14社の最大レバレッジ一覧
続いて、各業者の口座タイプごとの最大レバレッジやロスカット水準など、詳しい情報を確認していきましょう。
Exness
Exness(エクスネス)は最大で無制限(21億倍)という特徴的なレバレッジを提供し、低スプレッドや低ロスカット水準に定評のある海外FX業者です。
Exnessのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 | 全口座タイプで0% |
ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
全口座タイプで0% |
ゼロカット |
あり |
Exnessの無制限レバレッジは、以下全ての条件を満たしている場合に利用可能です。
Exness無制限レバレッジの条件
- 取引口座の資金が5,000ドル未満であること
- 5ロット以上、および10回以上の取引を完了していること
さらにExnessには、ロスカット水準は0%と極めて低い特徴があります。Exnessは十分にロスカット(ストップアウト)されにくい海外FX業者といえますが、それだけではなく「ストップアウト保護」という機能も提供されています。
Exnessのストップアウト保護では、マイナス残高が発生したときにすぐにロスカットが行われるのではなく、一定の猶予時間が設けられます。その間にレートが反転して残高がプラスになれば、取引を続けることができるため、Exnessは最もロスカットされにくい海外FXの1社でしょう。
少ない入金額から大きな利益を狙いたいトレーダーは、ぜひExnessに注目してみて下さい。
HF Markets
HF Markets(エイチエフ マーケッツ / 旧HotForex)では、高い最大レバレッジだけでなく、ボーナスキャンペーンや低スプレッド口座などをバランス良く提供している海外FX業者です。
HF Marketsのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
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ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
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ゼロカット |
あり |
HFMのプレミアム口座や、低スプレッド口座であるプロ口座・ゼロ口座で可能では、最大2,000倍のレバレッジを活用して、少額から取引可能です。
また、入金ボーナスに対応したトップアップボーナス口座では、常時20%の入金ボーナスが利用でき、さらに期間限定で100%ボーナスが開催されることもあります。
トップアップボーナス口座の最大レバレッジは1,000倍と、HFMの他口座タイプと比較して低めですが、それでも十分に高い倍率です。信頼性の高い海外FX業者でボーナスを利用したいトレーダーにとって、有力な選択肢になるでしょう。
XS.com
XS.com(エックスエス)は、高いレバレッジと低スプレッドを両立させた海外FX業者です。XS.comが個人向けのサービスを開始したのは2023年ですが、元々は2010年より機関投資家などに向けた金融インフラを提供しており、安全性や信頼性が高く評価されています。
XS.comのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
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ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
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ゼロカット |
あり |
XS.comのレバレッジの特徴として、「有効証拠金ベース」と「ロットベース」の2種類のレバレッジ制限方式を採用し、取引口座の開設時に選択できる点があります。
特に、ロットベースのレバレッジ制限(ダイナミックレバレッジ)は、取引量によってレバレッジが変動する仕組みです。取引量が少なければ高いレバレッジが適用され、取引量が増えるごとにレバレッジは低く制限されるため、自動的にリスク管理ができるメリットがあります。
高い取引環境に魅力のあるXS.comですが、キャッシュバックキャンペーンや、VIPプログラムなどのインセンティブも用意されています。初心者はもちろん、経験豊富なトレーダーにも試して頂きたい海外FX業者です。
BigBoss
BigBoss(ビッグボス)は、豪華なボーナスキャンペーンと、独自のシステムを搭載した口座タイプなどにより人気の海外FX業者です。
BigBossのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
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ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
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ゼロカット |
あり |
BigBossでは当サイト(FXplus)から口座開設したユーザー限定の18,000円口座開設ボーナスを提供中です。また、最大700ドルの100%ボーナスをはじめとした豪華入金ボーナスも、BigBossを利用するメリットでしょう。最大1000倍を超える高いレバレッジとボーナスの両方を活用できる海外FX業者は少ないので、資金効率の良い取引を目指すトレーダーにおすすめです。
またBigBossが提供する最大レバレッジは、デラックス口座の2,222倍です。デラックス口座は、ポイントを使用して口座スペックをカスタマイズ可能であり、高いレバレッジだけでなくエンターテイメント性も楽しむことができます。
デラックス口座でも入金ボーナスは利用可能ですが、デフォルトの状態ではクッション機能がないため、ボーナスを利用する場合は、スタンダード口座かプロスプレッド口座がおすすめです。
Axi
Axi(アクシ)は、最大1,000倍のレバレッジと低スプレッド、そして高い信頼性と安全性が評価されている海外FX業者です。
Axiのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 | 全口座タイプで20% |
ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
全口座タイプで20% |
ゼロカット |
あり |
Axiの最大レバレッジは全口座タイプで1,000倍と高く、少ない入金額でも快適にトレードできるスペックとなっています。またAxiではダイナミックレバレッジを採用しており、100ロット(ドル円の場合)以下の取引量では最大1,000倍のレバレッジを利用可能です。
Axiは前身となるAxiTraderが2007年に設立されており、海外FX業界でも実績豊富な1社です。日本の市場から退いていた期間もありましたが、2022年よりサービスを再開しており、世界屈指の取引環境を利用できるようになりました。
近年ではMT4だけでなくMT5にも対応し、さらに利便性を増しています。FX取引において信頼性を重視する経験豊富なトレーダーにおすすめしたい1社といえるでしょう。
FXGT
FXGT(エフエックスジーティー)は、FX取引はもちろん、仮想通貨取引環境も整備された海外FX業者です。
FXGTのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
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ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
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ゼロカット |
あり |
FXGTを選択する大きなメリットに、豊富なボーナスキャンペーンがあります。15,000円の口座開設ボーナスや、最大80,000円の100%ウェルカムボーナス(Crypto Max口座は120%)をはじめとした入金ボーナスは、海外FXへの挑戦をサポートしてくれるでしょう。
FXGTで最大のレバレッジを利用できるのがOptimus口座です。レバレッジは5,000倍と極めて高く、アグレッシブな取引を好むトレーダーのニーズに応えることができます。ただし、Optimus口座はボーナス対象外なので、FXGTを利用する際は、自分の取引スタイルに合った口座タイプを選択することが重要です。
FXON
FXON(エフエックスオン)は、2025年にサービスを開始した新進気鋭の海外FX業者です。提供されている2つの口座タイプ全てで、最大1,000倍のレバレッジに対応しています。
FXONのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 | 全口座タイプで20% |
ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
全口座タイプで20% |
ゼロカット |
あり |
FXONでは、2017年からAIによるディーリングの完全自動化を目指し、長年にわたり独自の開発とビッグデータ分析を進めており、2025年ついにリテールブローカーとしてサービスを開始しました。公平性を追求したAIディーリングシステムにより、ドルストレートやクロス円では、最小0.0pipsという驚異的なスプレッドを実現し、圧倒的な取引環境と安定性を提供しています。
運営年数の少なさだけがネックとなるFXONですが、セーシェル金融サービス庁での金融ライセンス登録し法令を遵守してサービスを提供しています。また、バークレイズグループのABSA bankにて顧客資金を分別管理するほか、第三者仲裁機関「The Financial Commission」への加盟など、安全性への十分な対応がされているため、安心して取引できる海外FX業者でしょう。
MILTON MARKETS
MILTON MARKETS(ミルトン マーケッツ)は、最大1,000倍のレバレッジと、NDD(ノンディーリングデスク)方式による透明性の高い取引環境に定評のある海外FX業者です。
MILTON MARKETSのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 | 全口座タイプで50% |
ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
全口座タイプで50% |
ゼロカット |
あり |
MILTON MARKETSには3種類の口座タイプがありますが、最大レバレッジ100倍のFLEX口座は、5,000円の口座開設ボーナスが利用可能な口座タイプとなっています。
MILTON MARKETSで最大となるレバレッジ1,000倍を利用できるのがSMART口座です。SMART口座は最大レバレッジの高さだけでなく、期間限定で実施される入金ボーナスを利用可能なメリットがあります。
MILTON MARKETSの注意点としては、対応している主なプラットフォームがMT4であることでしょう。ただし、MT5が利用できるのはSMART口座だけなので、口座タイプを選択する際はご注意下さい。
MYFX Markets
MYFX Markets(マイエフエックス マーケット)は、最大1,000倍のレバレッジと狭めのスプレッド、そして豪華ボーナスを両立させた海外FX業者です。
MYFX Marketsのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 | 全口座タイプで20% |
ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
全口座タイプで20% |
ゼロカット |
あり |
MYFX Marketsを利用するメリットとして、FXplusから口座開設したユーザー限定で利用できる、15,000円の口座開設ボーナスがあります。またMYFX Marketsでは、最大4万円のウェルカム入金ボーナスも利用可能です。
2つのボーナスはいずれもスタンダード口座・プロ口座が対象となっており、MYFX Marketsの高いレバレッジや取引環境を体験する良い機会になります。レバレッジと低スプレッド、そしてボーナスの良いとこ取りをしたいトレーダーに、MYFX Marketsはおすすめです。
ThreeTrader
ThreeTrader(スリートレーダー)は、圧倒的な低スプレッド・低コスト取引で注目される海外FX業者です。
ThreeTraderのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 | 全口座タイプで20% |
ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
全口座タイプで20% |
ゼロカット |
あり |
ThreeTraderの口座タイプは、取引手数料不要で低スプレッド取引ができるPureスプレッド口座と、1ロットあたり往復4ドルの低コストで、極狭スプレッド取引が可能なRawゼロ口座の2つです。
いずれも最大レバレッジは1,000倍と高いだけでなく、口座残高などによるレバレッジ制限がない特徴があります。ThreeTraderのレバレッジは、アグレッシブなトレーダーにとって最適な条件です。
さらにThreeTraderでは、10ドルの口座開設ボーナスや、取引量に応じて還元されるキャッシュバックキャンペーンも実施中です。低スプレッド業者としては珍しいインセンティブも、ThreeTraderを利用するメリットといえるでしょう。
Vantage Trading
Vantage Trading(ヴァンテージ)は最大1,000倍レバレッジをはじめ、豪華ボーナスやスプレッドの狭さにより人気を集めている海外FX業者です。
Vantage Tradingのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
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ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
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ゼロカット |
あり |
Vantageを利用するメリットの筆頭が、最大15,000円の口座開設ボーナスと、75,000円を上限とした最大120%ボーナスなどの入金ボーナスです。
ボーナス対象であるスタンダード口座とECN口座の最大レバレッジは1,000倍と高く、さらにロスカット水準も10%と海外FXの一般的な水準(20%)よりも低めなので、ハイレバ取引がより行いやすいスペックといえるでしょう。
Vantageで最大となる2,000倍のレバレッジは、プレミアム口座で利用可能です。ただし、プレミアム口座は最低入金額が3,000ドルと高めの設定であるほか、ボーナス対象外の口座タイプとなっています。一般的には、ECN口座やスタンダード口座がおすすめですが、資金力がある中上級者はプレミアム口座も検討してみてはいかがでしょうか。
XMTrading
XMTrading(エックスエム)は、業者としての安全性や取引環境の信頼性、そして最大レバレッジやボーナスが高く評価されている海外FX業者です。
XMTradingのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 | 全口座タイプで20% |
ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
全口座タイプで20% |
ゼロカット |
あり |
2009年設立のXMは、世界的なシェアもさることながら、日本においては人気No.1の海外FX業者として君臨し続けています。人気の秘密としてまず挙げられるのが、信頼性の高さはもちろんのこと、最大1,000倍の高いレバレッジや豊富なボーナスキャンペーンがあります。
最大1,000倍のレバレッジやボーナスを活用することで、リスクを抑えてFX取引を開始できたり、資金に対して大きな数量で取引することが可能です。
また現在XMでは、FXplusから新規口座開設するユーザー限定で、15,000円の口座開設ボーナスを提供しています。さらに、500ドルまでの100%入金ボーナスを始めとした、豊富な入金ボーナスも提供しており、入金額を強化してリスクを抑えることが可能でしょう。XMは、海外FX初心者でも安心して利用しやすい業者といえます。
Titan FX
Titan FX(タイタン FX)は、独自の「Zero Pointテクノロジー」に基づく低スプレッドと約定力が評価されている海外FX業者です。
Titan FXのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 | 全口座タイプで20% |
ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
全口座タイプで20% |
ゼロカット |
あり |
TitanFXの主要な口座タイプでの最大レバレッジは500倍であり、他の海外FX業者に対して見劣りするかも知れません。しかしTitanFXのレバレッジには、「レバレッジ制限がない」という大きな特徴があります。
一般的な海外FX業者では、口座残高や取引量によるレバレッジ制限が必ずあります。しかしTitanFXではそうした制限がなく、いつでも最大500倍のレバレッジを活用できるメリットがあります。
取引環境が高く評価されているTitanFXですが、トレードコンテストやキャッシュバックなどのキャンペーンも期間限定で開催されることがあります。TitanFXで取引する際は、ぜひキャンペーンの活用も試してみて下さい。
easyMarkets
easyMarkets(イージーマーケット)は、2001年設立の老舗海外FX業者です。豊富な運営実績と、他社にはない独自のサービスに魅力があります。
easyMarketsのレバレッジ情報
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 | 全口座タイプで30% |
ゼロカット | あり |
最大レバレッジ |
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ロスカット水準 |
全口座タイプで30% |
ゼロカット |
あり |
easyMarketsの大きな特徴は、スタンダード口座やVIP口座で固定スプレッド制が採用されていることです。固定スプレッドを好むトレーダーにとっては魅力的な口座タイプですが、最大レバレッジは400倍と比較的抑えめな条件となっています。easyMarketsで高い最大レバレッジを活用したい場合は、最大2,000倍のMT5口座がおすすめです。
easyMarketsでは最大23万円の50%入金ボーナスも実施しており、取引に役立てることができます。ボーナスを利用して獲得した利益は出金可能ですが、獲得ボーナス5ドルあたり1ロットの割合で出金条件があることは把握しておく必要があるでしょう。
海外FXの高い最大レバレッジのメリット・デメリット
海外FXの高いレバレッジには、小額から取引できるだけでなく、ロスカットされにくくなる効果がある一方で、損失リスクを高めてしまう注意点も持ち合わせています。ここからは、海外FXのレバレッジのメリットとデメリットについて解説します。
メリット① | 少ない資金でトレードできる
海外FXでは、高い最大レバレッジによって必要証拠金を少なくできるため、数千円〜数万円程度の少ない資金でもFXトレードを始めることができます。
FX初心者にとっては、何百万円という投資資金をすぐに用意することは難しいかも知れません。国内FXで取引する場合は、ある程度まとまった投資資金を用意しなければいけませんが、海外FXではその必要はありません。
メリット② | 大きな利益が狙える
海外FXでは、高い実効レバレッジをかけた取引も可能なので、証拠金に対して大きなポジションを持ち、大きな利益を狙うことができます。
例えば、10万円の証拠金でドル円(1ドル = 150円)を取引する場合、レバレッジ1,000倍の海外FX業者で持てる最大の取引数量は約666,000通貨です。しかし同じ条件で国内FXでは、取引可能な数量は約16,000通貨にとどまります。
証拠金に対して設定できるロット幅の広さ、最大レバレッジの高い海外FXの特徴です。
メリット③ | ロスカットされにくくなる
高い最大レバレッジには、証拠金維持率を上げ、ロスカットまでの値幅を増やせる効果もあります。
ロスカットとは、証拠金維持率が各FX業者の規定値以下になった場合に、損失の拡大を防ぐために自動的にポジションが決済される仕組みのことです。海外FXのロスカット水準は業者によりさまざまですが、証拠金維持率が20〜50%程度であることが多いです。海外FX業者によっては、「ストップアウト」と呼ぶこともあります。
ここで、最大レバレッジ1,000倍と最大レバレッジ25倍のFX業者を例に、60万円の証拠金からドル円(1ドル = 150円)を1ロット取引し、証拠金維持率が20%になるまでの値幅を比較してみましょう。
最大レバレッジ | ロスカットまでの値幅 | ロスカット時に残る証拠金 |
1,000倍 | 約597pips | 約3,000円 |
25倍 | 約480pips | 約12万円 |
最大レバレッジ 1,000倍 | |
ロスカットまでの値幅 | 約597pips |
ロスカット時に残る証拠金 | 約3,000円 |
最大レバレッジ 25倍 | |
ロスカットまでの値幅 | 約480pips |
ロスカット時に残る証拠金 | 約12万円 |
最大レバレッジが高い方が、ロスカットされにくく、証拠金をフル活用した取引が可能であることが分かります。ロスカットのされにくさは、特にハイレバ取引を行う際に重要な条件です。
デメリット① | 証拠金に対して大きいポジションを持ててしまう
海外FXの高いレバレッジには、「証拠金に対して過大なポジションを持ててしまう」ことや、「過剰に高い実効レバレッジをかけられてしまう」というリスクがあります。規模の大きな取引は、短期間で大きな損失を生み出す危険性が潜んでいます。
しかし、実効レバレッジはロット設定によってコントロールすることが可能です。海外FXの高いレバレッジに関連するデメリットは、資金管理やリスク管理によって解決できる問題であるといえます。
海外FXのレバレッジの高さに不安を感じる場合、基本的な対処方法としては最小ロットからポジションを持つことで、リスクを抑えた安全性の高い取引ができるでしょう。
デメリット② | ロットが大きすぎると、ロスカットされやすくなる
高い最大レバレッジには、ロスカットされにくくなる効果もあります。しかし、証拠金に対して大きすぎるポジションを持った場合や、証拠金が少なすぎる場合は、少しの逆行でロスカットされるリスクが高まります。
海外FXにはゼロカットシステムがあるため、万一口座内の証拠金を超える損失が発生しても、マイナス分の損失を負う必要はありません。しかし、ゼロカットに頼りすぎることなく、事前に十分な計画を立ててロスカットされないトレードをする必要があるでしょう。
海外FX選びの注目点はレバレッジの高さ以外にもある
海外FXを選択する上で、最大レバレッジの高さは重要なポイントです。しかし、信頼性やその他の取引条件を考慮せずに、利用する海外FX業者を選択することはできません。
ここからは、レバレッジに関連する項目も踏まえつつ、海外FX業者を選ぶ際の注目ポイントを解説します。
海外FX業者の信頼性や安全性
海外FXの中には、稀に金融ライセンスを取得せずに運営している業者があります。どれだけ高いレバレッジや魅力的なサービスを提供していても、信頼性や安全性が確認できない業者は利用すべきではないでしょう。
海外FX業者の信頼性や安全性は、以下のような項目から判断することが一般的です。
海外FX業者の信頼性を判断する基準
- 取得している金融ライセンス
- 顧客資金の管理方法
- ゼロカットの実施
- 運営年数や実績
- 補償制度への加入
- ユーザーによる口コミ
編集部の
コメント
海外FX業者の信頼性は、初心者の方にとって判断が難しい部分かも知れません。もし選択に迷った場合は、ぜひ当サイト(FXplus)で厳選してご紹介している業者から選んでみて下さい。
レバレッジ制限の種類や条件
高いレバレッジを提供している海外FX業者ですが、さまざまな条件によって最大レバレッジは制限されることがあり、常に最大倍率が使えるわけではありません。
一般的に多いのが口座残高によるレバレッジ制限で、残高が大きくなることに段階的に最大レバレッジが制限されます。この他、取引量によるレバレッジ制限などもあるため、自分のトレードスタイルを考慮し、適切な業者を選択することが重要です。
また、銘柄ごとにレバレッジ制限が行われている場合もあります。ゴールドや仮想通貨(暗号資産)の取引に興味がある場合は、FX以外のCFD銘柄の最大レバレッジも事前に調べておくと良いでしょう。
詳しくは、本記事の「海外FXのレバレッジ制限一覧」をご覧下さい。
ゼロカットシステムによる安全性
海外FXの高いレバレッジと切っても切れない関係にあるのが、「ゼロカットシステム」です。
ゼロカットシステムとは、口座内の証拠金を超える損失が発生した場合に、マイナス分を海外FX業者が補填する仕組みです。ゼロカットがある海外FX業者では、マイナス分の損失に対して追加入金が不要なことから、「海外FXは追証なし」といわれることもあります。
当サイトで提携している海外FX業者は全てゼロカット対応業者ですので、安心して取引してお取引頂けます。
ロスカット水準の低さ
特にハイレバ取引を行う場合は、ロスカット水準が低い海外FX業者の方が、余すことなく証拠金を使って取引ができます。海外FX業者のロスカット水準は20%程度であり十分に低いですが、業者または口座タイプによってはそれより高い場合があります。
ハイレバのスキャルピングなどを行うトレーダーにとって、ロスカット水準は低い方が取引しやすいでしょう。反対にスイングトレードなどの長期的なトレードを行う場合は、ロスカット水準が少々高めでも問題がない場合があります。
スプレッドや約定力
特に、スキャルピングやデイトレードなどの短時間の取引や、レバレッジをかけた数量の大きい取引を行う場合は、スプレッドや約定力も重視したいポイントです。
スプレッドは、取引ごとに支払うコストです。そのため、スプレッドが狭い海外FX業者を利用した方が、最終的により多くの利益を残せます。
また、約定力の高さも重要です。スリッページは損失につながる可能性もあるため、狙った価格で約定できる海外FX業者の方が有利に取引できるでしょう。
許容できるスプレッド幅や約定力は、トレードスタイルや経験により個人差があります。最大レバレッジだけではなく取引環境にも注意しながら、海外FX業者を選択しましょう。
ボーナスキャンペーンの有無
口座開設ボーナスや入金ボーナスを利用し、自己資金を抑えながら取引を始められる事は、海外FXの大きなメリットです。ボーナスを獲得して自己資金の割合を減らすことで、実質的な実効レバレッジを抑えて、より安全に取引ができます。
海外FXのボーナスは、トレード資金が少ない初心者の方におすすめのサービスなので、ぜひ活用して取引を始めてみて下さい。
ハイレバ取引の特徴と必要な計算方法
海外FXといえば、高いレバレッジを活用した、国内FXではできないアグレッシブなトレードにも魅力があります。ここからは、海外FXでハイレバ取引するメリットやデメリット、そして必要な計算方法を解説します。
ハイレバは「ハイレバレッジ」の略ですが、その定義はトレーダーによって異なります。人によっては、海外FXの高い最大レバレッジそのものを指して「ハイレバ」と呼ぶ場合がありますが、本記事では「実効レバレッジが高くハイリスク・ハイリターン」という意味で「ハイレバ」を捉えています。
海外FXのハイレバなら、1万円を100万円にできる?
海外FXの高い最大レバレッジを活用すれば、短い期間で大きく稼ぐことも可能です。
もし、1万円の資金からハイレバ取引を行った場合、資金を100万円にするにはどれくらいの取引回数が必要なのでしょうか。以下は、最大レバレッジ1,000倍の海外FX業者でドル円(1ドル=150円)を取引した場合のシミュレーションです。
海外FXのハイレバ取引シミュレーション
残高 | ロット(※1) | 利益(※2) |
10,000円 | 0.6ロット | 9,000円 |
19,000円 | 1.2ロット | 18,000円 |
37,000円 | 2.4ロット | 36,000円 |
73,000円 | 4.8ロット | 72,000円 |
145,000円 | 9.6ロット | 144,000円 |
289,000円 | 19.2ロット | 288,000円 |
577,000円 | 38.4ロット | 576,000円 |
- 証拠金維持率が約100%になるロット設定です。
- + 15pipsで利確した場合の利益です。
残高 10,000円 | |
ロット | 0.6ロット |
利益 | 9,000円 |
残高 19,000円 | |
ロット | 1.2ロット |
利益 | 18,000円 |
残高 37,000円 | |
ロット | 2.4ロット |
利益 | 36,000円 |
残高 73,000円 | |
ロット | 4.8ロット |
利益 | 72,000円 |
残高 145,000円 | |
ロット | 9.6ロット |
利益 | 144,000円 |
残高 289,000円 | |
ロット | 19.2ロット |
利益 | 288,000円 |
残高 577,000円 | |
ロット | 38.4ロット |
利益 | 576,000円 |
- ロット:拠金維持率が約100%になるロット設定です。
- 利益:+ 15pipsで利確した場合の利益です。
7連勝後に残高は1,153,000円になり、100万円の目標に到達できることが分かります。もし最大レバレッジ25倍の国内FXで同じことをした場合、1万円で保有できるロット数は0.01ロット(1,000通貨)が限界なので、途方もない時間がかかってしまいます。
今回のシミュレーションは、あくまで海外FXでのハイレバ取引の可能性を示すものであって、現実的に行うことは難しいでしょう。しかし十分な取引技術があり資金管理を行えるトレーダーであれば、海外FXのハイレバを活用して、短期間のうちに大きな利益を上げる事は不可能ではありません。
海外FXでハイレバ取引するメリット・デメリット
海外FXの取引環境は、国内FXと比較してハイレバ取引しやすいといえます。海外FXでハイレバ取引をするメリットは、主に以下が挙げられます。
1. | 最大レバレッジが高いので、高い実効レバレッジをかけられる |
---|---|
2. | ゼロカットシステムによって口座残高を超える損失が発生しない |
3. | 小額からハイレバ取引ができる |
4. | ボーナスを活用して、リスクを抑えたハイレバ取引が可能 |
海外FXのハイレバ取引で最も注目すべきは、ゼロカットシステムによる損失補填でしょう。高い実効レバレッジをかけた取引では、少しの逆行で大きな損失が発生するリスクがありますが、ゼロカットのおかげで最大損失は入金額までに限定できます。
反対に、海外FXでハイレバ取引を行うデメリットは、以下の通りです。
1. | 高い実効レバレッジをかけられる反面、損失が大きくなりやすい |
---|---|
2. | 口座タイプによってはスプレッドが広いことがある |
3. | 取引の仕方によっては、禁止事項に抵触する恐れがある |
海外FXでハイレバ取引を行う際の最大のリスクは、高い実効レバレッジをかけた大ロット取引が簡単にできてしまうことです。大きなリスクを許容した取引は、短時間で大きな利益を出せますが、同時に一瞬で口座資金を全て失ってしまうリスクも持ち合わせています。
また海外FXでは、経済指標発表時など市場が大きく動くタイミングだけを狙ったハイレバレッジ取引を禁止している場合があるので、注意が必要です。
ハイレバ取引のデメリットを克服するためには、ロット計算などの資金管理が非常に大切です。続いて、資金管理を考える上で参考になるレバレッジに関する計算方法を見ていきましょう。
最大で何ロット持てるかを計算する方法
海外FXの高い最大レバレッジを活用するとき、「これだけの証拠金があったら、何ロット取引できるか?」ということは、興味を引くポイントではないでしょうか。最大で何ロット持てるかは、必要証拠金を計算して知ることができます。
必要証拠金の計算方法
必要証拠金 = (取引数量 × 銘柄のレート) ÷ 最大レバレッジ(※)
ユーロドルなどのように決済通貨が日本円以外の通貨ペアの場合は、計算結果に決済通貨と日本円のレートを掛けます。
最大レバレッジ1,000倍の海外FX業者で取引する場合を考えてみましょう。例えば、ドル円(1ドル = 150円)を1万通貨(0.1ロット)取引する際の必要証拠金は、以下のように計算できます。
(10,000(取引数量) × 150(銘柄のレート)) ÷ 1,000(最大レバレッジ) = 1,500(必要証拠金)
もし証拠金が1万円の場合、「1万円 ÷ 1,500円 = 約6.6」なので、保有できる最大数量は66,000通貨(1万通貨 × 6.6)と計算できます。
ロスカットまでの値幅を計算する方法
海外FXでハイレバ取引を行うときは、ロスカットされるまでの値幅も注意したい要素でしょう。少々手順はかかりますが、ロスカットまでの値幅は以下の方法で計算できます。
ロスカットまでの値幅の計算手順
- ロスカット時の証拠金の残額を計算する
- もともとの証拠金から残額を差し引き、損失額を計算する
- 取引ロット数と損失額から値幅を計算する
例として、証拠金は1万円、ロスカット水準20%、ドル円(1ドル = 150円)を1万通貨(0.1ロット)取引する場合を考えてみましょう。
ロスカットされたときに、証拠金がどれだけ残るかは以下の式で計算できます。
ロスカット時の証拠金額 = ロスカット水準 × 必要証拠金
この場合の1万通貨取引での必要証拠金は1,500円なので、ロスカット時の残額は300円(0.2 × 1,500)と計算できます。
そして、元々の証拠金は1万円なので、損失額は9,700円(10,000 - 300)と計算できます。
最後に、ドル円を1万通貨取引した場合の1pipsあたりの損益は100円なので、ロスカットまでの値幅は97pips(9,700 ÷ 100)と計算できます。実際にはスプレッドなどがかかるため、あくまで概算として捉えた方が良いでしょう。
また、1pipsあたりの損益は、以下の表を参考にしてみて下さい。
通貨ペアごとの1pipsあたりの損益
ロット(※1) | 対JPY通貨ペア (USDJPY、EURJPYなど) |
対USD通貨ペア(※2) (EURUSD、GBPUSDなど) |
0.01 | ±10円 | ±15円 |
0.1 | ±100円 | ±150円 |
1 | ±1,000円 | ±1,500円 |
0.01ロット | |
対JPY通貨ペア | ±10円 |
対USD通貨ペア | ±15円 |
0.1ロット | |
対JPY通貨ペア | ±100円 |
対USD通貨ペア | ±150円 |
1ロット | |
対JPY通貨ペア | ±1,000円 |
対USD通貨ペア | ±1,500円 |
- 1ロット = 10万通貨の場合です。
- 1ドル = 150円として計算しています。
この方法を使えば、口座にある資金、取引量、ロスカット水準などの条件から、ロスカットされるまでの値幅を計算することができます。
編集部の
コメント
ロスカットは証拠金維持率に基づいて行われるため、証拠金維持率の計算方法も知っておくと便利です。証拠金維持率(%)は、「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100」で計算できます。もし、有効証拠金が1万円、必要証拠金が1,500円の場合は、証拠金維持率は約666%であることが分かります。
実効レバレッジの計算方法
実効レバレッジは、以下の式で計算できます。
実効レバレッジの計算方法
実効レバレッジ(倍) = (取引数量 × 銘柄のレート) ÷ 有効証拠金(※)
ユーロドルなどのように決済通貨が日本円以外の通貨ペアの場合は、計算結果に決済通貨と日本円のレートを掛けます。
例えば、有効証拠金が1万円のときに、ドル円(1ドル = 150円)を1万通貨取引する場合の実効レバレッジは、以下のように計算できます。
(10,000(取引数量) × 150(銘柄のレート)) ÷ 10,000(有効証拠金) = 150(倍)
実効レバレッジの計算では、口座の最大レバレッジは含まれませんが、実効レバレッジは最大レバレッジの倍率を上限としてかけられます。そのため、最大レバレッジが高い海外FXでは、高い実効バレッジをかけた取引が可能になります。
実効レバレッジの実質的なコントロールは、取引するロットによって行います。ハイレバ取引では、ロット計算や資金管理がとても重要ですので、次の章で詳しく見ていきましょう。
海外FXのレバレッジを使いこなす!おすすめのロット計算方法
最大レバレッジの高い海外FXでは、証拠金に対して自由度の高いロット設定ができます。しかし、早く利益を出したいからといって、闇雲に大きなロット設定を行っていては、すぐに口座残高は底を尽きてしまうでしょう。
海外FXのレバレッジを適切に使うためには、適切なロット計算と資金管理が必要です。ここからは、今日から試せるおすすめのロット計算方法を解説します。
固定ロットで取引する
取引に使う資金が少なめの場合(10万円未満程度)や、海外FX取引を学習している初心者の方は、固定ロットの取引がおすすめです。固定ロットには、複雑なロット計算を省けたり、成績を把握しやすいメリットがあります。
目安としては、証拠金1万円につき0.01ロット(1,000通貨)でしょう。この場合の実効レバレッジは15倍(1ドル = 150円時にドル円を取引した場合)なので、安全度の高いロット計算ができているといえます。利益によって資金が増えた場合は、少しずつロットを増やしてみて下さい。
許容損失からロット計算する
有名な投資の資金管理方法として「2%ルール」があります。このルールでは、1回の取引で許容する損失を、取引資金全体の2%までに留めます。もし投資資金が10万円なら、1回の取引で許容できる損失は2,000円までになります。
このルールを少しアレンジして、海外FXでハイレバ取引を行う場合は、例えば「10%ルール」などにしてみても良いでしょう。投資資金が50,000円で10%ルールを適用した場合、許容損失は5,000円です。
許容損失が分かったら、損切り幅(pips)も考慮することで、取引するロットを計算できます(以下の式は円建て口座での取引を想定しているため、決済通貨によって計算方法が若干異なります)。
対JPY通貨ペアのロット計算方法(USDJPY、EURJPYなど)
ロット = 許容損失額 ÷ (1,000 × 損切り幅)
対USD通貨ペアのロット計算方法(EURUSD、GBPUSDなど)
ロット = 許容損失額 ÷ (10 × ドル円レート × 損切り幅)
もし、口座内の資金が5万円あり、許容損失を10%、平均損切り幅を10pipsとして、ドル円を取引する場合、以下のようにロット計算ができます。
5,000(許容損失額) ÷ (1,000 × 10(損切り幅)) = 0.5ロット
この場合、取引ロットは0.5ロットと計算できます。
ちなみに、有効証拠金が5万円のときに0.5ロットの取引を行った場合、実効レバレッジは150倍になります。許容損失からロット計算することで、損失をコントロールしながら利益を狙うことができますが、高いリスクを許容した取引は、自ずと実効レバレッジも高くなる点に注意が必要です。
編集部の
コメント
許容損失の割合を設定しロット計算する方法は、さまざまなトレードスタイルに応用できるため便利です。しかし、ある程度安定した取引成績がないと機能しない可能性があるため、中上級者向きの資金管理方法といえます。
海外FXのレバレッジ制限一覧
高い最大レバレッジを提供している海外FX業者でも、多くの場合、常にそのレバレッジが適用されるわけではありません。リスク過剰な取引を防ぐために、いくつかの基準に基づいてレバレッジ制限が行われることが一般的です。
ここからは、海外FXで行われるレバレッジ制限の種類や、海外FX14社の最大レバレッジ制限について詳しく解説します。
口座残高によるレバレッジ制限
口座残高によるレバレッジ制限は、取引口座の残高やアカウント全体の残高に応じて、段階的に最大レバレッジを制限する方法です。「有効証拠金(エクイティ)レバレッジ」と呼ばれることもあります。
資金が少ない段階であれば、レバレッジをかけて効率的に取引する方法は有効です。しかし、大きな資金に対して高いレバレッジをかけた取引は、リスク過剰になる可能性があります。
多くの海外FX業者では、取引の安全性や市場の健全性を確保するために、口座やアカウントの残高が高額な場合に使える最大レバレッジが小さくなる措置をとっています。以下の一覧表では、海外FXで行われている口座残高によるレバレッジ制限をまとめていますので、参考にしてみて下さい。
口座残高によるレバレッジ制限一覧
海外FX業者名 | 取引量 | 最大レバレッジ |
Exness | 0ドル〜4999.99ドル | 無制限 |
5,000ドル〜29,999.99ドル | 2,000倍 | |
30,000ドル〜99,999.99ドル | 1,000倍 | |
10万ドル以上 | 500倍 | |
HF Markets | ~4,999.99ドル | 2,000倍 |
5,000ドル~39,999.99ドル | 1,000倍 | |
40,000ドル~99,999.99ドル | 500倍 | |
10万ドル以上 | 200倍 | |
30万ドル以上かつ50ロット以上保有時 | 75倍 |
XS.com(※) | 0ドル〜5,000ドル | 2,000倍 |
5,001ドル〜20,000ドル | 1,000倍 | |
20,001ドル〜40,000ドル | 500倍 | |
40,001ドル以上 | 200倍 | |
BigBoss | 0ドル〜10,000ドル | 2,222倍 (デラックス口座のみ) |
10,001ドル〜19,999ドル | 1,111倍 | |
20,000ドル〜49,999ドル | 555倍 | |
50,000ドル〜99,999ドル | 200倍 | |
10万ドル以上 | 100倍 | |
FXGT | 0ドル〜1,000ドル | 5,000倍 (Optimus口座条件付き) |
0ドル〜3,000ドル | 2,000倍 (Optimus口座デフォルト) |
|
3,001ドル〜5,000ドル | 1,000倍 | |
5,001ドル〜10,000ドル | 500倍 | |
10,001ドル〜30,000ドル | 200倍 | |
30,001ドル〜100,000ドル | 100倍 | |
10万ドル超 | 50倍 | |
FXON | 0ドル~7,000ドル | 1,000倍 |
7,001ドル〜50,000ドル | 500倍 | |
50,001ドル~200,000ドル | 250倍 | |
200,001ドル以上 | 100倍 | |
MILTON MARKETS (SMART口座) |
0円〜150,000円 | 1,000倍 |
150,001円〜1,000,000円 | 500倍 | |
1,000,001円以上 | 200倍 | |
MILTON MARKETS (ELITE口座) |
0円〜2,000,000円 | 500倍 |
2,000,001円〜10,000,000円 | 200倍 | |
1,000,001円以上 | 100倍 | |
MYFX Markets | 0~700,000円 | 1,000倍 |
700,001円~5,000,000円 | 500倍 | |
5,000,001円以上 | 400倍 | |
Vantage Trading | 0ドル〜10,000ドル | 2,000倍(プレミアム口座) |
10,000ドル〜44,999ドル | 1,000倍 | |
45,000ドル以上 | 500倍 | |
XMTrading | 5ドル~40,000ドル | 1,000倍 |
40,001ドル~80,000ドル | 500倍 | |
80,001ドル~200,000ドル | 200倍 | |
200,001ドル以上 | 100倍 | |
easyMarkets (MT5口座) |
0ドル〜10,000ドル未満 | 2,000倍 |
10,000ドル以上 | 500倍 | |
ThreeTrader | 口座残高によるレバレッジ制限なし | |
Titan FX | 口座残高によるレバレッジ制限なし |
Exness | |
0〜4999.99ドル | 無制限 |
5,000〜29,999.99ドル | 2,000倍 |
30,000〜99,999.99ドル | 1,000倍 |
10万ドル以上 | 500倍 |
HF Markets | |
~4,999.99ドル | 2,000倍 |
5,000~39,999.99ドル | 1,000倍 |
40,000~99,999.99ドル | 500倍 |
10万ドル以上 | 200倍 |
30万ドル以上かつ 50ロット以上保有時 |
75倍 |
XS.com(※) | |
0〜5,000ドル | 2,000倍 |
5,001〜20,000ドル | 1,000倍 |
20,001〜40,000ドル | 500倍 |
40,001ドル以上 | 200倍 |
BigBoss | |
0〜10,000ドル | 2,222倍 |
10,001〜19,999ドル | 1,111倍 |
20,000〜49,999ドル | 555倍 |
50,000〜99,999ドル | 200倍 |
10万ドル以上 | 100倍 |
FXGT | |
0〜1,000ドル | 5,000倍 |
0〜3,000ドル | 2,000倍 |
3,001〜5,000ドル | 1,000倍 |
5,001〜10,000ドル | 500倍 |
10,001〜30,000ドル | 200倍 |
30,001〜100,000ドル | 100倍 |
10万ドル超 | 50倍 |
FXON | |
0~7,000ドル | 1,000倍 |
7,001〜50,000ドル | 500倍 |
50,001~200,000ドル | 250倍 |
200,001ドル以上 | 100倍 |
MILTON MARKETS (SMART口座) |
|
0〜150,000円 | 1,000倍 |
150,001〜1,000,000円 | 500倍 |
1,000,001円以上 | 200倍 |
MILTON MARKETS (ELITE口座) |
|
0〜2,000,000円 | 500倍 |
2,000,001〜10,000,000円 | 200倍 |
1,000,001円以上 | 100倍 |
MYFX Markets | |
0~700,000円 | 1,000倍 |
700,001~5,000,000円 | 500倍 |
5,000,001円以上 | 400倍 |
Vantage Trading | |
〜10,000ドル | 2,000倍 |
10,000〜44,999ドル | 1,000倍 |
45,000ドル以上 | 500倍 |
XMTrading | |
5~40,000ドル | 1,000倍 |
40,001~80,000ドル | 500倍 |
80,001~200,000ドル | 200倍 |
200,001ドル以上 | 100倍 |
easyMarkets (MT5口座) |
|
0〜10,000ドル未満 | 2,000倍 |
10,000ドル以上 | 500倍 |
ThreeTrader・Titan FX | |
口座残高によるレバレッジ制限なし |
XS.comでは、レバレッジ制限を「有効証拠金ベース」と「ロットベース」から選択可能です。
入金した段階ではレバレッジ制限がかからなくても、利益により口座残高が増加し、規定の金額を超えた場合には制限が発生します。そのため、取引によって口座残高が上限を超える可能性がある場合は注意が必要です。
レバレッジ制限の実施の仕方やタイミングは海外FX業者によって異なります。例えば規定の残高に到達したタイミングで制限を開始する業者や、ポジション保有中は制限を行わない業者など、ルールはそれぞれ異なります。大きな資金を使って取引する際は、事前にその業者のレバレッジ制限条件を確認しましょう。
取引量によるレバレッジ制限(ダイナミックレバレッジ)
海外FX業者によっては、口座残高ではなく、取引数量によって段階的にレバレッジ制限を行う場合があります。数量によるレバレッジ制限のことを「ダイナミックレバレッジ」と呼ぶことがあります。
取引量によるレバレッジ制限では、取引する金額やロットに応じて最大レバレッジが調整されます。小〜中規模の取引では大きなレバレッジが使え、大規模の取引では最大レバレッジが抑えられるなど、自動的にリスク管理ができるメリットがあります。
今回ご紹介した海外FX業者の中では、XS.com(エックスエス)とAxi (アクシ)でダイナミックレバレッジを利用可能です。具体的な制限は、以下一覧表をご覧下さい。
取引量によるレバレッジ制限一覧
海外FX業者名 | 取引量 | 最大レバレッジ |
XS.com(※) (FXメジャー通貨ペアの場合) |
0.01ロット〜2ロット | 2,000倍 |
2.01ロット〜10ロット | 1,000倍 | |
10.01ロット〜50ロット | 500倍 | |
50.01ロット〜100ロット | 200倍 | |
100.01ロット〜200ロット | 100倍 | |
200ロット以上 | 25倍 | |
Axi | 0ドル~1,000万ドル | 1,000倍 |
1,000万ドル~2,000万ドル | 500倍 | |
2,000万~3,000万ドル | 50倍 | |
3,000万ドル以上 | 33倍 |
XS.com | |
0.01〜2ロット | 2,000倍 |
2.01〜10ロット | 1,000倍 |
10.01〜50ロット | 500倍 |
50.01〜100ロット | 200倍 |
100.01〜200ロット | 100倍 |
200ロット以上 | 25倍 |
Axi | |
0~1,000万ドル | 1,000倍 |
1,000万~2,000万ドル | 500倍 |
2,000万~3,000万ドル | 50倍 |
3,000万ドル以上 | 33倍 |
XS.comでは、レバレッジ制限を「有効証拠金ベース」と「ロットベース」から選択可能です。
Axiでは、1,000万ドルまでの取引量では最大1,000倍のレバレッジを利用可能です。この取引量は、ドル円の場合100ロット(1ロット = 10万通貨)に相当するため、一般的なトレーダーがレバレッジ制限にかかることは少ないといって良いでしょう。
銘柄ごとのレバレッジ制限
海外FXで取引できる銘柄は、FXのメジャー通貨ペアだけではありません。取引量の少ないエキゾチック通貨ペアや、ゴールド、仮想通貨(暗号資産)、株価指数などのさまざまなCFD銘柄を取引可能です。
エキゾチック通貨ペアやFX以外のCFD銘柄では、口座の最大レバレッジとは異なる銘柄ごとのレバレッジが設定されていることがあります。
以下は、 XMTrading(エックスエム)における銘柄ごとのレバレッジ制限の例です。
銘柄ごとのレバレッジ制限の例
銘柄 | レバレッジ(スタンダード口座) |
FX通貨ペア | 最大1,000倍 |
CHFを含む FX通貨ペア |
最大400倍 |
ゴールド | 最大1,000倍 |
シルバー | 最大400倍 |
株価指数 | 最大66.6〜500倍 (銘柄ごとに異なる) |
エネルギー | 固定50倍 |
コモディティ(商品) | 固定50倍 |
銘柄ごとのレバレッジ制限は、海外FX業者ごとに異なります。FX以外のCFD銘柄を取引する場合は、事前に銘柄のレバレッジを確認しましょう。
政治・経済イベントや、取引時間によるレバレッジ制限
海外FX業者によっては、経済指標発表や要人発言、または市場閉場前や開場後のタイミングで、レバレッジ制限を設けている場合があります。
例えば、 Exness(エクスネス)では、以下のタイミングで最大レバレッジは200倍に制限されます。
経済指標発表や時間帯によるレバレッジ制限の例
- ニュース発表の15分前から発表後90秒以内
- 金曜日の市場閉場3時間前と、月曜日の市場開場1時間後
他にも、米国大統領選挙やその他大きな政治・経済など市場の混乱が予想される場合に、臨時のレバレッジ制限が行われることがあります。過去の例では、2019年の英国総選挙の際、XMTrading(エックスエム)がポンド系通貨ペアのレバレッジを最大200倍に引き下げたことがありました。
こうした臨時のレバレッジ制限では、事前にメールや公式サイト内でアナウンスされますので、日頃から忘れずに確認するようにしましょう。
口座タイプやキャンペーンによるレバレッジ制限
海外FX業者では、複数の口座タイプが提供されており、自分のトレードスタイルに合わせて選択することが可能です。取引口座を選ぶ際は、口座タイプによって最大レバレッジが異なる場合があることを忘れてはいけません。
また、海外FX業者によっては、キャンペーンのルールの中に、最大レバレッジの制限が含まれていることがあります。例えば、 MILTON MARKETS(ミルトン マーケッツ)では、入金ボーナスを獲得して取引した際に、ボーナスのみの残高になった場合、最大レバレッジは100倍に制限されます。
キャンペーンによるレバレッジ制限は少数派ですが、海外FXでボーナスを利用する場合は事前に確認した方が良いでしょう。
最大レバレッジ以外の条件も考慮し、自分に合った海外FX業者を選ぼう
今回比較した海外FX14社の全てで、最大レバレッジ1,000倍以上の口座タイプが提供されています。高いレバレッジは海外FXの大きな魅力ですが、レバレッジの高さだけで業者を選択することは難しいということもできるでしょう。高いレバレッジとともに、スプレッドの狭さやボーナスキャンペーン、さらに安全性や信頼性を考慮しながら海外FX業者を選ぶ必要があります。
また、レバレッジをきかせた取引は、大きな利益を得られる魅力がある反面、大きな損失が発生するリスクがあることも忘れてはいけません。本記事でご紹介したレバレッジの考え方や、ロット計算方法などを参考に、資金の安全性を保ちながら海外FX取引を行ってみて下さい。
海外FXのレバレッジ比較 - よくある質問(FAQ)
海外FXのレバレッジについての「よくある質問」をFAQ形式でまとめています。
-
いいえ、全ての海外FX業者がゼロカットシステムを採用しているとは限りません。一定の証拠金維持率を下回ると発動する強制ロスカットシステムは導入しているが、追証ありのシステムを採用している海外FX業者もあります。
-
レバレッジが高いほど、資金効率良く利益を上げることができますが、資金不足によるロスカットのリスクは高まります。また、急激な相場変動によるロスカットも考えられますが、追証のない海外FX業者での取引であれば損失は証拠金のみでリスクを最低限に抑えることができます。
-
XM Trading(エックス エム)では、最大1,000倍という海外FX業者の中でも特に高いレバレッジを提供しています。高いレバレッジを含め、XMが提供するサービスへの人気や信頼性は高く、海外FX業者人気ランキングでも常に上位に位置するブローカーです。
-
レバレッジは、基本的には固定ですが、お客様の口座残高や、取引する通貨ペアによって制限される場合がございます。口座残高による制限の場合、口座残高が各海外FX業者の定める上限を上回ると、レバレッジが引き下げられますので、ご注意ください。
-
はい、問題ございません。日本人が海外FXを利用することは違法ではなく、罰則等を課せられることはございません。但し、海外FXで得た利益を申告せず、脱税とみなされた場合は、重加算税に加え、悪質な場合は刑事罰の対象になりますので、利益の申告を忘れないようご注意ください。
編集部の
コメント
多くの海外FX業者は、1,000倍前後の最大レバレッジを提供しています。レバレッジの高さだけでは業者選択の決め手に欠ける場合は、それ以外の要素も考慮する必要があるでしょう。レバレッジを含め、自分の希望に合ったサービスを提供している業者を選ぶことが重要です。