海外FX業者比較

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海外FXは、国内FXよりもはるかに高いレバレッジで取引できるという特徴があります。国内FXではレバレッジの上限が25倍に制限されているのに対し、海外FXでは1,000倍は珍しくはなく、さらには無制限のレバレッジを提供する業者さえ存在します。
ハイレバレッジを利用したトレードは資金効率が飛躍的に向上するという大きなメリットがあります。コントロール次第では、ほんのわずかな資金から大きな利益を獲得することも可能です。
また、一般的にハイレバレッジは高リスクと思われがちですが、多くの海外FX業者がゼロカット制度を導入しているため投資金額を超える損失は発生しません。これにより、リスクを限定した環境で大胆な取引が可能です。
本記事では、ハイレバレッジの特性、その取引でのメリットとデメリット、おすすめの海外FX業者、そして安全かつ効率的に利益を上げる方法について詳しく解説します。
この記事はこんな方におすすめします

この記事の目次
海外FXのハイレバとは?
海外FXの高い最大レバレッジは、「 ハイレバ(ハイレバレッジ)」と呼ばれることがあります。ハイレバ最大の効果は「必要証拠金を圧縮できること」にあり、少額から自由度の高い取引を可能にします。
国内FXでは、法令によりレバレッジは最大25倍(個人口座の場合)と決められていますが、海外FXでは、最大1,000倍などのハイレバは珍しくありません。ハイレバによって少ない資金でも大きなチャンスを掴める可能性があることは、海外FXの大きな魅力といえるでしょう。
最初は、海外FXのハイレバの概要と、ハイレバを提供している海外FX業者について解説していきます。
ハイレバを活用すると必要証拠金が圧縮される
レバレッジ(leverage = てこの原理)とは、証拠金を担保にして、その何倍もの金額を取引できる仕組みのことです。例えば、証拠金が1万円のとき、最大レバレッジが25倍なら25万円まで取引できますが、最大レバレッジが1,000倍の場合は1,000万円分の取引が可能です。
取引できる金額が増えることは、実際のトレードではポジションを保有する際の必要証拠金を圧縮できることにつながります。
必要証拠金とは、ポジションを保有するために最低限必要な証拠金のことです。実際の取引では、必要証拠金以上の証拠金を取引口座内で保有し、ロスカットなどのリスクに対する資金的な安全性を保ちながら取引する必要があります。
ここで、1ドルが150円のときにドル円を1万通貨取引すると仮定して、国内FX業者と海外FX業者でどのくらいの差ができるのかを、最大レバレッジごとに比較してみましょう。
最大レバレッジごとの必要証拠金の違い
最大レバレッジ | 必要証拠金 |
25倍 | 60,000円 |
500倍 | 3,000円 |
1,000倍 | 1,500円 |
2,000倍 | 750円 |
国内FXのレバレッジ(最大25倍)では、1万通貨の必要証拠金は60,000円となっており、実際にはより多くの証拠金を用意して取引に臨む必要があります。
一方で海外FXでは、最大1,000倍のハイレバの口座では、わずか1,500円の必要証拠金で住むため、例えば1万円程度の少額でもFXに挑戦可能です。
ハイレバによって必要証拠金を少なくできると、小額から取引できることや、証拠金に対してより柔軟性の高いポジション量の設定が可能になるなどのメリットを得られます。
海外FXのハイレバ業者を比較
1,000倍以上のハイレバが珍しくない海外FX業界で最前線を走るのが、驚異の「無制限レバレッジ」を提供しているExness(エクスネス)です。この特徴的なレバレッジは他の海外FX業者との明確な違いとなり、Exnessが多くのトレーダーの人気を獲得する要因になりました。
さらに、最大1,000倍を超えるハイレバを利用可能な海外FX業者も増えてきています。以下は、各海外FX業者の最大レバレッジをまとめた一覧表です。
主要海外FX14社の最大レバレッジ一覧
多くの海外FX業者で、最大1,000倍やそれ以上のハイレバを提供していることが分かります。Exness以外でも、FXGT(エフエックスジーティー)が提供するOptimus口座(最大5,000倍)のようなハイレバ口座は、少額から大きく稼ぎたいトレーダーにとっての有力な選択肢です。
しかし、一般的には最大レバレッジ500倍でも十分にハイレバレッジとされています。そのため、今回紹介するどのブローカーを選んだとしても、ハイレバを活用したトレードが可能と考えて良いでしょう。
海外FXのハイレバを活用するメリット
海外FX業者のハイレバレッジを活用するメリットを、さらに掘り下げて見ていきましょう。
安心のゼロカットシステムでハイレバ取引も怖くない
海外FX業者が提供する「ゼロカット」(Negative Balance Protection)は、トレーダーを守る究極の安全装置と言えるでしょう。このゼロカットシステムにより、たとえハイレバレッジ取引で大きな損失が発生しても、入金した資金以上の負債を背負うことはありません。
一方、国内FX業者は法律で顧客資産の補填が禁じられているため、ゼロカットシステムを導入していません。つまり、口座残高がマイナスになった場合はFX業者に返済する必要があります。
また、国内FX業者では証拠金維持率が一定の水準を下回ると「追証」、すなわち追加証拠金の請求がおこなわれます。追証を求められた顧客は速やかに入金して追証の解消をしなければならず、期限内に支払いをしなかった場合は全ての保有中のポジションが強制決済されます。
国内FX業者で負債の支払いを怠ると、法的手続きが進み最終的には財産が差し押さえられる可能性がありますが、ゼロカットを採用している海外FX業者であれば、これらのリスクから完全に解放されるのです。
少額から大きな利益を狙えるハイレバの威力
海外FXのハイレバだからこそ可能なトレード方法に、「1万円チャレンジ」があります。1万円チャレンジでは、1万円という少額からスタートし、ハイレバを活用して資金を大きく増やすことを目指します。
ここで、1ドル = 150円のときにドル円を取引すると仮定し、1万円で保有可能な数量を最大レバレッジごとに比較してみましょう。
レバレッジごとの取引可能数量の違い
最大レバレッジ | 最小数量 | 最大数量 |
25倍 | 1,000通貨 | 1,000通貨 |
500倍 | 1,000通貨 | 33,000通貨 |
1,000倍 | 1,000通貨 | 66,000通貨 |
2,000倍 | 1,000通貨 | 133,000通貨 |
最大レバレッジ 25倍 | |
最小数量 | 1,000通貨 |
最大数量 | 1,000通貨 |
最大レバレッジ 500倍 | |
最小数量 | 1,000通貨 |
最大数量 | 33,000通貨 |
最大レバレッジ 1,000倍 | |
最小数量 | 1,000通貨 |
最大数量 | 66,000通貨 |
最大レバレッジ 2,000倍 | |
最小数量 | 1,000通貨 |
最大数量 | 133,000通貨 |
一般的なFX業者の最小取引量は1,000通貨となっており、1,000通貨単位で数量の変更が可能です。
最大レバレッジが25倍では、1万円で取引する場合は最大1,000通貨分しか保有できません。これでは100pipsの値幅を獲得しても約1,000円の利益にしかならず、資産を積み上げるのに途方もない時間がかかります。
一方で、海外FXで1,000倍のレバレッジを活用すると、同じ1万円の初期資金でも約66,000通貨の取引が可能です。もちろん、最小値から最大値まで細かくロット設定が可能なので、わずか1万円での資金でも、戦略的に運用し利益を目指せます。
加えて、海外FX業者ではXMTrading(エックスエム)やHF Markets(エイチエフ マーケッツ)、Exness(エクスネス)のように、「マイクロ口座」や「セント口座」を提供している業者があります。少額取引向けの口座を利用すると通常の100分の1サイズで取引ができるため、ほんのわずかな金額からでもリスクを抑えつつ本格的なFXの経験を積むことが可能です。
FX取引での「ロット」とは?
海外FXや国内FXを問わず、多くのFX業者で取引の際には「ロット」という単位が使用されます。ロットとは基本的な取引数量の単位であり、一般的に海外FXでは「1ロット = 10万通貨」となっています。マイクロ口座やセント口座などの少額取引口座タイプでは、多くの場合「1ロット = 1,000通貨」となっており、損失リスクを抑えつつ少額から取引できます。
柔軟な実効レバレッジでトレードの自由度が大きく向上
レバレッジには「最大レバレッジ」と「実効レバレッジ」の2種類があり、それぞれで作用が異なります。
「最大レバレッジ」と「実効レバレッジ」の違い
最大レバレッジ | FX業者が提供する取引倍率の上限を指し、証拠金に対して取引できる上限額を示す |
実効レバレッジ | 実際の取引額が証拠金に対して何倍かを示し、「取引額 ÷ 証拠金残高」で計算できる |
最大レバレッジ |
FX業者が提供する取引倍率の上限を指し、証拠金に対して取引できる上限額を示す |
実効レバレッジ |
実際の取引額が証拠金に対して何倍かを示し、「取引額 ÷ 証拠金残高」で計算できる |
ここで注目したいのが、実効レバレッジです。
実効レバレッジは、証拠金と取引額によって決まります。例えば、証拠金が1万円あり、ドル円(1ドル = 150円)を1万通貨取引する場合、「150,000 ÷ 10,000 = 150」となり、実効レバレッジは150倍と分かります。
実効レバレッジの上限は最大レバレッジの値です。最大レバレッジの高い海外FXでは、かけられる実効レバレッジの範囲が広くなるため、取引するロット設定の自由度も高くなります。
実効レバレッジの高い取引は、効率良く利益を出せる反面、損失リスクが高くなる点に注意が必要です。しかし、証拠金に対して適切なロット設定を行うことで実効レバレッジはコントロール可能であり、上手に使えばトレーダーにとって頼れる武器になるでしょう。
ハイレバは低いロスカット水準と相性抜群
海外FX業者は、国内FX業者と比較すると低めのロスカット水準を提供しています。ロスカット水準とは、強制決済が実行される証拠金維持率を示すもので、トレーダーの取引戦略に大きな影響を与えます。
証拠金維持率とは、有効証拠金(含み損益を含む全ての証拠金)に対して、ポジションの必要証拠金がどれだけの割合を占めるかを示すものです。「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100(%)」で計算できます。
ここで、海外FXと国内FXの一般的なロスカット水準について、それぞれの違いを比較してみましょう。
海外FXと国内FXのロスカット水準比較
項目 | 海外FX業者 | 国内FX業者 |
主なロスカット水準 | 0%~50% | 50%~100% |
資金効率 | 証拠金を最大限に活用可能 | 証拠金の多くが拘束される |
主なロスカット水準 | |
海外FX業者 | 0%~50% |
国内FX業者 | 50%~100% |
資金効率 | |
海外FX業者 | 証拠金を最大限に活用可能 |
国内FX業者 | 証拠金の多くが拘束される |
国内FX業者の場合は、レバレッジが低くロスカット水準が高いため、強制ロスカットが発生しても手元には一定の資金が残ります。ただし、低いレバレッジと高いロスカット水準の組み合わせは多くの資金が多く拘束されるため、すぐにロスカットが発生しトレードの自由度が低くなる可能性があります。
海外FX業者の場合は、レバレッジが高くロスカット水準が低いため、実効レバレッジの高い取引を行なって強制ロスカットが発生すると、手元にはわずかな資金しか残りません。しかし、ロスカット水準が低いことを活かすことで、多くの証拠金を使って大きな利益を狙うことが可能です。
ハイレバトレードは危険?
ハイレバレッジのトレードが危険と言われる要因は、損失額の大きさにあります。海外FXでは少ない資金で、大きなサイズのポジションを持つことができるため、相場が逆行した場合に失う資金が大きくなります。しかし、実効レバレッジはロット設定によってトレーダーが自由にコントロールできる上、多くの海外FX業者ではゼロカットを採用しているので、入金額以上の損失は発生しません。リスク管理を十分に行えば、海外FXの醍醐味ともいえるハイレバトレードにチャレンジする価値は多いにあります。
海外FXでハイレバ取引するデメリット
ハイレバトレードのメリットを見てきましたが、いくつかのデメリットもあります。次はデメリットをそれぞれ詳しく見てみましょう。
過度なハイレバは全ての証拠金を失うリスクがある
日本国内FX業者と海外FX業者では、ロスカットレベルが異なります。日本国内FX業者のロスカットレベルは高く、海外FX業者では低い水準になっています。
日本国内FX業者でロスカットが執行されても、そのロスカットレベルが高い水準にあるため、証拠金の口座残高が全て無くなるという事はありません。しかし、ロスカットレベル水準が高いという事は含み損に耐えられる範囲も狭いということです。
反対に、海外FX業者のロスカットレベルは低い水準にあるため、ロスカットが執行された場合は、証拠金の口座残高がゼロにならなくても大部分が無くなる場合があります。また、ロスカットレベル水準が低いので含み損に耐えられる範囲も広いという事になります。
つまり、海外FX業者はギリギリまで含み損に耐えられて大きな利益が狙える反面、ロスカットが執行されると多くの証拠金を失うリスクがあるというわけです。
ハイレバで稼ぎすぎると課税負担が増加する
海外FXで得た所得にかかる税金は、国内FXと比較して高くなりやすい特徴があります。国内FXでは申告分離課税により20.315%という税率が一律で適用されますが、海外FXでは総合課税が適用され、所得に応じて税率が段階的に上昇していきます。
税金が高いと言われる海外FXですが、所得の合計が195万円以下の場合は税率は約15%(住民税含む)になり、国内FXよりも税率は低くなります。
しかし、所得が増えるにつれて税率も上昇し、最大で約55%です。このため、多くの資金で高収益を目指すトレーダーにとっては、国内FXと比較して海外FXのほうが税制面で不利になります。
ハイレバ業者には安全性に問題がある業者も存在する
海外FX業者は国内FX業者とは異なり、公的機関の規制下で運営されているとは限りません。なかには信頼に欠ける業者も存在するため、安全性の高い業者を選ぶには、一定の基準を満たしているかどうかを事前に確認することが大切です。
信頼できる業者の見分け方
- 審査が厳しいライセンスをクリアしているか
- 公開されている情報は正しいのか
- 資金を保証する制度や金額はどうか
信頼性の判断に迷ったときは、まず上記の3点を確認しましょう。海外FXの利用は自己責任であることを認識し、信頼のおけるFX業者を選びましょう。
海外FXのおすすめハイレバトレード手法
海外FXのハイレバを活用してトレードするには、何よりもリスク管理が欠かせません。ここからは、ハイレバトレードを行う際のリスク管理方法や、トレード手法を解説します。
ハイレバはまずリスク管理の徹底が大事
ハイレバトレードで大事になるのが、損失リスクの管理です。特に以下の2点を把握することで、安全性の高いハイレバトレードができるようになります。
ハイレバに必要なリスク管理
- 損切りの設定
- ロットの設定
まず損切り設定ですが、現在取り組んでいるトレード手法や理論に基づいて設定しましょう。一般的には、直近の高安値に損切りを設定する方法や、固定pipsによる損切り方法があります。
続いて重要になるのが、ロットの設定です。取引するロットの設定にはいくつかの方法がありますが、今回は許容損失額からロットを逆算する方法を見ていきましょう。
許容損失額を決める上で、一般的には「2%ルール」が知られています。この方法では、「1回の取引で許容できるリスクは、資金の2%まで」と定めます。
しかし、海外FXのハイレバトレードでは、入金額を抑えて実効レバレッジをかけながらトレードすることで、爆発的な利益を目指せる魅力があります。そのため、今回は許容損失を「20%」としてみましょう。
1万円から取引するとして許容リスクを20%とするなら、1回のトレードの許容損失額は2,000円であると分かります。もし損切り幅が20pipsである場合、取引するロット数は、以下の式で計算できます。
対JPY通貨ペアでのロット計算方法(USDJPY、EURJPYなど)
ロット = 許容損失額 ÷ (1,000 × 損切り幅pips)
項目を当てはめると、以下のようになります。
2,000 ÷ (1,000 × 20) = 0.1(ロット)
許容リスクからロット数を計算する方法は、損切り時に発生する損失額を事前に把握できる点で有効です。ただし、計算には手間がかかるので、より簡潔にしたい場合は、「1万円で0.1ロット」のように、自分のトレードスタイルに応じて大まかな目安を決めておく方法もおすすめです。
また、上の計算方法は、決済通貨が日本円の通貨ペアで有効です。決済通貨がドルの通貨ペアの場合は、ドル円レートを含めることでロット数を計算できますので、以下の式を参考にしてみてください。
対USD通貨ペアの場合(EURUSD、GBPUSDなど)
ロット = 許容損失額 ÷ (10 × ドル円レート × 損切り幅pips)
ハイレバと相性の良いプライスアクショントレード
ローソク足を利用するプライスアクショントレードは、何よりも早く相場の情報を得ることができるため、シビアなエントリーが求められるハイレバトレードとの相性は抜群です。
特にハイレバのエントリーとして特におすすめなのが、「つつみ足」と「エンゴルフィンバー」です。プライスアクションの中にはピンバーなど様々な反転サインがありますが、ピンバーのように長いヒゲをつけるローソク足の場合、損切り位置が遠くなる欠点があります。つつみ足やエンゴルフィンバーの場合は損切り位置が遠くなることもないので、少ないリスクでエントリーすることが可能です。
ただし、つつみ足やエンゴルフィンバーは高値圏、又は安値圏で形成されなければなりません。そのためにはオシレーターやライントレードを組み合わせて相場の状況を知ることが重要になります。
つつみ足・エンゴルフィンバーとは?
「つつみ足」とはローソク足チャート分析で見られる重要なパターンの一つで、英語で "Engulfing Pattern"と呼ばれています。つつみ足は、2つのローソク足から構成されており、最初のローソク足は比較的小さく、次のローソク足は最初のローソク足を完全に「包み込む」ような大きさで形成されます。
つつみ足は、市場の心理が急激に変わったことを示しています。大きなローソク足が前の小さなローソク足を包み込むことで、ひとつのトレンドが終了し、停滞または反転を迎える可能性があることを表しています。特にトレンドの終わり近くで形成されたつつみ足は、そのトレンドの転換を予兆する強いシグナルとされています。
オシレーターでレンジ相場を狙い撃ち
オシレーターは「だまし」になることも多いテクニカル指標ですが、レンジ相場に限定した環境下ではそこそこの威力を発揮します。
トレンド相場は押し目買いや戻り売りが有効ですが、押しや戻りが深いことも多くハイレバでエントリーが難しいと感じることも少なくはありません。
一方で、レンジ相場では損切り位置が明確なため、ブレイクするまでレンジ相場の上下を取りに行くことができます。
ただし、レンジ相場とは言えテクニカル分析の組み合わせは必要です。オシレーターのみで判断はせず、つつみ足やライントレードと組み合わせて取引を行いましょう。
また、小さすぎるレンジ相場でのエントリーはおすすめできません。獲得できる予想利益に対して損失の割合が大きくなってしまう可能性があるためです。正確には勝率との兼ね合いを見て判断するのがベストですが、レンジ相場でもリスクリワードを意識してトレードを行いましょう。
ハイレバトレードにおすすめな海外FX業者3選
海外FXのハイレバレッジで取引をしたい人向けに、おすすめな海外FX業者3社を紹介します。

- 無制限レバレッジが利用可能
- ロスカット水準0%
- 激狭スプレッド
- 仮想通貨・ゴールドが優秀
- 多くの銘柄がスワップフリー
- 複数口座の両建てが可能
Exness(エクスネス)は業界で数少ない無制限レバレッジを提供する業者です。その魅力は無制限レバレッジだけに留まらず、ロスカット水準0%、低スプレッドと様々な面で他社を凌駕しています。
さらにExnessでは、一般的に禁止されている複数口座での両建てに制限がありません。そのため、複数口座を使用した両建て手法や裁定取引を行うことが可能です(複数口座の両建てを禁止している他業者との両建てはできません)。取引制限の少なさも、Exnessで取引するメリットとなっています。

- 最大5,000倍のレバレッジ
- 口座開設ボーナスあり
- 入金ボーナスあり
- プロ・ECN口座のスプレッドが優秀
- 仮想通貨と法定通貨間の両替ができる
- 24時間日本語サポートに対応
FXGT(エフエックスジーティー)は、Optimus口座で最大5,000倍のレバレッジが利用可能です。ハイレバを活用し、少額から利益を狙いたいトレーダーにとっておすすめの口座タイプでしょう。
FXGTを利用する大きなメリットに、10,000円の口座開設ボーナス(Optimus口座限定)と、最大5万円の100%初回入金ボーナスなど、豪華なキャンペーンがあります。入金ボーナスはスタンダード口座・ミニ口座・CryptoMax口座が対象ですが、スタンダード口座は最大レバレッジ2,000倍と高いため、ボーナスでハイレバ取引を行うには最適です。
- 最大2,000倍のレバレッジ
- 入金ボーナスあり
- プロ口座のスプレッドが優秀
- 夜間のカスタマーサポートに対応
HF Markets(エイチエフ マーケッツ)は、最大2,000倍のレバレッジが利用できる海外FX業者です。レバレッジだけでなく、プロ口座のスプレッドも優れており、ハイレバを駆使したスキャルピングにも適しています。
HF Marketsは、世界的に事業を展開する大手ブローカーであり、信頼性の高さも特徴です。7種類もの金融ライセンスを取得し、さらに最大500万ユーロまでの民事賠償保険制度に加入しており、経営面での安全性は申し分ないでしょう。
ハイレバ取引を行う際の注意点
各FX業者ではそれぞれに最大レバレッジが違うほかにも、条件によってレバレッジの倍数が変わることがありますので詳しく見ていきましょう。
銘柄によっては低めのレバレッジが適用される
その海外FX業者が最大レバレッジ1,000倍を提供していても、銘柄によっては1,000倍のレバレッジが適用されない場合があります。特に、FX通貨ペアやゴールド以外のCFD銘柄では、銘柄ごとに低めのレバレッジが設定されていることが多いため、注意が必要です。
さらに、通常は最大値のレバレッジで取引可能な銘柄でも、政治・経済などの理由により一時的にレバレッジ制限がかけられる場合があります。ファンダメンタルズ要因による銘柄ごとのレバレッジ制限は、事前に海外FX業者の公式サイトやメール等でアナウンスされるので、情報を確認するようにしましょう。
選ぶ口座のタイプによってレバレッジの倍率が変わる
海外FXの最大レバレッジは、選ぶ口座タイプによって倍率が異なる場合があります。
例えば、 XMTrading(エックスエム)の最大レバレッジは1,000倍です。しかし、この最大レバレッジ1,000倍はスタンダード口座、マイクロ口座、KIWAMI極口座のみで、ECN口座の最大レバレッジは500倍までです。
このように、同じ業者でも選択する口座タイプによりレバレッジの倍率が変わる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
口座残高やロット数よるレバレッジ制限がある
多くの海外FX業者では、フローティングレバレッジ方式を採用しており、口座残高やロット数よって最大レバレッジは制限されます。
フローティングレバレッジ方式とは、残高や有効証拠金などのトレーダーの取引状況に応じてレバレッジが変動する事です。多くの海外FX業者では、このフローティングレバレッジ方式を採用しています。多額の証拠金を入れて取引しようと考えている方は、この点に注意してください。
例えばExness(エクスネス)では、口座残高によって以下のように最大レバレッジに制限がかかります。
Exnessのレバレッジ制限
口座残高(USD) | 最大レバレッジ |
0 〜 4999.99 | 無制限 |
5,000 〜 29,999.99 | 2,000倍 |
30,000 〜 99,999.99 | 1,000倍 |
100,000 〜 | 500倍 |
Exnessの大きなメリットである無制限レバレッジは、口座残高が5,000ドル未満のときに利用可能であり、以降は口座残高が大きくなるに従って段階的に最大レバレッジは制限されます。
しかし、海外FXの中には、口座残高によるレバレッジ制限がないブローカーもあります。Titan FX(タイタン FX)がその代表例でしょう。Titan FXの最大レバレッジは500倍と比較的低めといえますが、口座残高を問わずいつでも500倍レバレッジで取引可能です。
賢いハイレバ運用で大きな利益を目指そう!
海外FXでは、国内FX業者の25倍規制を遥かに超えるハイレバレッジを提供しています。例えば、レバレッジ1,000倍を活用すれば、1万円の証拠金でも1,000万円分もの取引が可能となり、少額でも規模の大きい取引を行うことが可能です。
海外FXのレバレッジを使いこなすためには、まず資金管理の徹底が不可欠です。証拠金維持率を気にかけ、1取引あたりの最大リスク額を予め決めておくことで、不測の事態を防ぐことができます。また、ストップロス注文を必ず設定し、損失を一定範囲に抑える習慣をつけることも大切です。
さらに、エントリーポイントを明確に定め、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析を組み合わせることで、より精度の高い取引が可能となります。
海外FXのハイレバレッジは、正しく使えば私たちの大切な味方となります。リスクを理解し、しっかりとした戦略を持って臨めば、資産形成の強力なツールとなることでしょう。
まずは小さな証拠金から始めて、着実に実績を積み重ねながら、あなたなりの最適なハイレバレッジ運用方法を見つけ出してください。これからの投資ライフを、海外FXの可能性とともに切り開いていきましょう。
編集部の
コメント
2018年に、EU圏にて最大レバレッジが30倍までに制限される規制が定められました。EU圏のライセンスで運営をしていたブローカーは、こぞって規制の緩いオフショアに別法人を設立し、従来と同じハイレバレッジを提供し続けています。オフショアのライセンスの効力を不安視するユーザーもいますが、国内FXにはないハイレバレッジは、海外FXの最大の魅力であり、多くのトレーダーが海外FXを始める最も大きな動機の一つになっています。