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BigBoss

BigBossが「お名前.com」の不正アクセス被害にお見舞金|補償内容と利用者の対策を解説

BigBossが「お名前.com」の不正アクセス被害にお見舞金|補償内容と利用者の対策を解説

当ニュース記事は執筆時点の最新情報に基づいて発信しています。現在の最新情報とは異なる場合がありますので、最新情報はこちらよりご確認ください。

海外FXブローカーのBigBoss(ビッグボス)は、「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスによって損失を受けた利用者に、損失額の10%相当の現金などをお見舞金として支払うと発表しました。MASS口座のコピートレードについては、今回の事案に伴う損失を全額補償する方針も示しています。

これとは別に、BigBossがメール配信に利用していた外部サービスでも不正アクセスが発生し、氏名とメールアドレスが流出しました。BigBossのメールアドレスを送信元とするフィッシングメールも確認されており、利用者は補償の確認とあわせて、二次被害への対策を進める必要があります。

大切な資金を預けているだけに、自分の口座への影響や、損失がどこまで補償されるのかは気になるところです。BigBossとGMOの公式発表をもとに、2つの事案の違い、補償とお見舞金の対象、今すぐ取り組みたい対策を整理します。

BigBoss利用者に関係する2つの不正アクセス

2026年10月、BigBoss(ビッグボス)の利用者には「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスと、メールアドレスの流出という2つの被害が出ています。どちらもBigBossの利用者に関係する事案ですが、侵入されたサービスや影響を受ける内容が異なります。

まずは、それぞれの事案で何が起きたのかを確認しましょう。

VPS利用者の取引口座で不正取引による損失が発生

2026年10月に発生した「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスに伴い、MT4・MT5を利用していた一部の利用者の取引口座で、第三者による不正取引が行われ、大きな損失が発生しました。

運営元のGMOインターネットは、10月20日に一部のサーバーで不正なプログラムを確認し、翌21日に公表しました。その後、情報が外部に持ち出された事実を認め、不正取引による損失を補償すると発表しています。

お名前.com デスクトップクラウドを利用していた方は、取引履歴と残高を確認してください。BigBossの口座に身に覚えのない注文や決済があれば、カスタマーサポートに連絡し、該当する取引の日時や損失額を伝えましょう。

豆知識

VPSとは?

VPS(仮想専用サーバー)は、インターネット経由で利用できる仮想的な専用サーバーです。自宅のパソコンの電源を切っていてもMT4・MT5を稼働させられるため、EA(自動売買)の運用などに使われています。

メール配信サービスでは氏名とメールアドレスが流出

BigBoss(ビッグボス)が発表したメールアドレスの流出は、BigBossが日本向けメールマガジンの配信に利用していた外部サービスへの不正アクセスによるものです。BigBossは、流出が確認された情報を氏名とメールアドレスのみと説明しています。

2つの事案が近い時期に公表されたため、どの情報がどこから流出したのか、分かりにくく感じるかもしれません。主な経緯と各社の対応を時系列で整理すると、次のようになります。

不正アクセス・情報流出をめぐる主な経緯

日付 出来事(※)
2026年10月20日 GMOが一部サーバーで不正なプログラムの設置を確認
2026年10月21日 GMOが不正アクセスを発表してサービスを停止
2026年10月21日 BigBossがすべての利用者にパスワードの変更を呼びかけ
2026年10月22日 GMOがログイン情報の流出の可能性を発表
2026年10月24日 BigBossのアドレスからフィッシングメールが配信される
2026年10月24日 GMOが一律5,000円のお見舞金と損失の補償を発表
2026年10月26日 BigBossがフィッシングメールへの注意を呼びかけ
2026年10月27日 BigBossがMASS口座のコピートレードについて、本件に伴う損失の全額補償を発表
2026年10月28日 BigBossがメールアドレスと名前の流出を発表
2026年10月28日 BigBossがお詫びのクレジットボーナス交換券を付与
2026年10月30日 BigBossが損失の出た利用者へのお見舞金を発表
2026年10月30日 GMOがお見舞金の受け取りについて個別の連絡を開始
2026年10月20日
GMOが一部サーバーで不正なプログラムの設置を確認
2026年10月21日
GMOが不正アクセスを発表してサービスを停止
2026年10月21日
BigBossがすべての利用者にパスワードの変更呼びかけ
2026年10月22日
GMOがログイン情報の流出の可能性を発表
2026年10月24日
BigBossのアドレスからフィッシングメールが配信
2026年10月24日
GMOが一律5,000円のお見舞金と損失の補償を発表
2026年10月26日
BigBossがフィッシングメールへの注意を呼びかけ
2026年10月27日
BigBossがMASS口座のコピートレードについて、
本件に伴う損失の全額補償を発表
2026年10月28日
BigBossがメールアドレスと名前の流出を発表
2026年10月28日
BigBossがお詫びのクレジットボーナス交換券を付与
2026年10月30日
BigBossが損失の出た利用者へのお見舞金を発表
2026年10月30日
GMOがお見舞金の受け取りについて個別連絡を開始
もっと見る

BigBossとGMOの公式発表をもとに作成しています。補償の対象や手続きは、各社の最新案内をご確認ください。

BigBossが確認したフィッシングメールは、10月24日(土)午前8時頃から一部の利用者に配信されました。送信元にはBigBossのアドレスが表示されていたため、SNSでは一時騒然となりました。

フィッシングメールの件名は「<重要>ご利用内容確認のご連絡」などで、株式会社クレディセゾンを名乗り、カードの不正利用を確認するよう装う内容です。本文のリンクから偽サイトへ誘導し、カード情報などを入力させる目的のようです。

送信元がBigBossでも不審なリンクは開かない

送信元の表示だけでは、本物の案内かどうかを判断できません。不審なメールのリンクは開かず、確認したい場合は、ブックマークなどから公式サイトへ直接アクセスしてください。

BigBossとGMOの補償・お見舞金は何が違う?

BigBoss(ビッグボス)とGMOは、それぞれ被害への対応を発表しています。MASS口座の損失補償、損失額に応じたお見舞金、メール情報流出へのお詫びでは、対象や受け取り方が異なります。

自分がどの対応の対象になるかを確認し、必要な問い合わせや受け取り手続きを進めましょう。

補償・お見舞金・交換券の対象と内容

主な対応を一覧にまとめました。対象となる支援を確認し、それぞれの詳しい条件や手続きを見ていきましょう。

補償・お見舞金・交換券の対象と内容

対応の種類 主な対象 内容
BigBoss:MASS口座の補償 今回の事案に伴うコピートレードの
損失が確認された利用者
クレジットボーナスを含め、
対象の損失を全額補償
BigBoss:現金のお見舞金 今回の不正アクセスに伴う
取引で損失を受けた利用者
対象損失額の10%相当を現金で付与
BigBoss:クレジットのお見舞金 対象の不正取引でクレジットボーナスを失った利用者 消失したクレジットボーナスを全額付与
GMO:一律のお見舞金 対象サービスを利用中の契約者 金銭的被害の有無を問わず5,000円
GMO:不正取引の損失補償 GMOの調査で対象の不正取引と
認められた利用者
実現損失を補償
FX会社からの返金分は差し引き
BigBoss:お詫びの交換券 メール情報流出へのお詫びとして
交換券が付与された利用者
10,000円(64USD)分
有効期限内の受け取り手続きが必要
BigBoss:MASS口座の補償
主な対象 今回の事案に伴うコピートレードの
損失が確認された利用者
内容 クレジットボーナスを含め、
対象の損失を全額補償
BigBoss:現金のお見舞金
主な対象 今回の不正アクセスに伴う取引で
損失を受けた利用者
内容 対象損失額の10%相当を現金付与
BigBoss:クレジットのお見舞金
主な対象 対象の不正取引でクレジット
ボーナスを失った利用者
内容 消失したクレジットボーナスを
全額付与
GMO:一律のお見舞金
主な対象 対象サービスを利用中の契約者
内容 金銭的被害の有無を問わず5,000円
GMO:不正取引の損失補償
主な対象 GMOの調査で対象の不正取引と
認められた利用者
内容 実現損失を補償
FX会社からの返金分は差し引き
BigBoss:お詫びの交換券
主な対象 メール情報流出へのお詫びとして
交換券が付与された利用者
内容 10,000円(64USD)分
有効期限内の受け取り手続きが必要
もっと見る

MASS口座のコピートレードは今回の被害に伴う損失を全額補償

BigBoss(ビッグボス)は、MASS口座でコピートレードを利用していた方について、今回の事案に伴う不正取引や不測の損失を、クレジットボーナスも含めて全額補償すると発表しました。

コピートレードは、ほかのトレーダーの売買を自分の口座に反映させる取引方法です。コピー元がお名前.com デスクトップクラウドを使用していた場合、不正取引も一斉にコピーされてしまうため、通常よりも広範囲に被害が広がっています。

補償にあたっては、BigBossが取引内容を個別に確認するとしています。自身が補償の対象となるか判断に迷う場合は、まずはサポートへ相談してください。

BigBossカスタマーサポート:
support@bigboss-financial.com
(全角@を半角に変えて送信してください。)

取引の状況を伝える際は、必要に応じてMT4・MT5の操作履歴(ログ)も確認しておきましょう。該当する口座番号や取引の日時、損失額が分かる情報を手元に用意しておくと、状況を伝えやすくなります。

BigBossは損失額の10%相当を現金のお見舞金として支給

「お名前.com デスクトップクラウド」への不正アクセスに伴う取引で損失を受けた方には、BigBoss(ビッグボス)から損失額の10%相当の現金がお見舞金として支払われます。これは10月30日に発表された対応で、損失の補償手続きとは別に実施されます。たとえば、対象となる取引で10万円の損失が生じた場合、現金のお見舞金は1万円です。

BigBossは、11月2日(月)日本時間12時頃から、対象者の取引口座へ順次反映すると案内しています。対象と思われるのに確認できない場合は、BigBossのサポートへ問い合わせましょう。

不正取引で消失したクレジットボーナスも全額を付与

対象の不正取引で失われたクレジットボーナスについても、BigBoss(ビッグボス)がお見舞金として全額を付与します。現金のお見舞金とあわせて、反映状況を確認しておきたい対応です。

クレジットボーナスの反映先は、MT4・MT5のクレジット欄です。現金残高とは表示される場所が異なるため、それぞれを確認しましょう。付与されたクレジットボーナスは、証拠金として取引に利用できます。

GMOは一律5,000円のお見舞金と不正取引の損失補償を案内

GMOは、対象サービスを利用中のすべての契約者に対し、金銭的な被害の有無にかかわらず、一律5,000円のお見舞金を支払うと発表しています。

受け取り方法は、10月30日から契約者への個別案内が始まっています。なお、GMOは情報の公開が確認された場合の特別お見舞金も別途案内しているため、該当する方は公式発表を確認してください。

不正取引による損失については、GMOの調査で今回の不正アクセスに起因すると認められた取引の実現損失が補償対象です。通常の市場変動による損失や、得られたはずの利益は対象外です。FX会社から返金を受けている場合は、その金額を差し引いた残額が支払われます。

申請方法や必要書類、受付期間、支払い時期は、11月6日(金)までにGMOの公式サイトと登録メールアドレス宛てに案内される予定です。申請に備え、取引日時や損失額が分かる履歴を保存しておきましょう。

メール情報流出へのお詫びとして1万円分の交換券を付与

BigBoss(ビッグボス)は、メール配信サービスからの情報流出へのお詫びとして、10,000円(64USD)分のクレジットボーナス交換券を付与しました。クレジットボーナスは口座にそのまま入るわけではなく、マイページから受け取り手続きが必要です。

クレジットボーナス交換券の内容

金額 10,000円(64USD)分のクレジットボーナス
受け取り方法 マイページの「ギフト」から「交換券」を開いて受け取り手続きをする
有効期限 付与から2週間(336時間)
金額
10,000円(64USD)分のクレジットボーナス
受け取り方法
マイページの「ギフト」から
「交換券」を開いて受け取り手続き
有効期限
付与から2週間(336時間)

交換券の有効期限は、付与から2週間です。マイページの「ギフト」から「交換券」を開き、期限内に受け取り手続きを行ってください。付与されたままでは受け取りが完了していないため、すでにマイページを確認した方も、手続きまで済んでいるかを確かめておきましょう。

通常のボーナス制度は今回のお詫びと仕組みが異なります。ボーナスの扱いや、BigBossの口座タイプごとの違いも確認してから利用しましょう。

デラックス口座でボーナスを使う際の注意

BigBossは、デラックス口座で現金残高がなく、クレジットボーナスだけで取引する場合、注文直後のスプレッドによる含み損でもストップアウト(強制決済)が発動しやすいと注意を促しています。

「靴」の装備で発動条件を調整でき、クリスタルブーツでは最大-500USDまで引き下げられると案内されています。ただし、損失を防げる仕組みではないため、ボーナスの受け取り後も、口座の条件と残高を確認してから取引してください。

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BigBossを利用する方が今すぐ見直したいセキュリティ対策

補償の案内を確認できても、口座や個人情報への不安は残るものです。これ以上の被害を防ぐためにも、口座への接続とメールの扱いを見直しておきましょう。

BigBoss(ビッグボス)とGMOの呼びかけをもとに、利用者側で進めたい対策を紹介します。

マイページと取引口座のパスワードを変更する

BigBoss(ビッグボス)は、「お名前.com デスクトップクラウド」を使っていない方も含め、すべての利用者にマイページと取引口座のパスワード変更を勧めています。

取引口座のパスワードを変更するには、まずBigBossのマイページにログインします。

マイページからパスワード変更画面を開く

画面右上の人型アイコンから、パスワード変更の画面を開いてください。

新たに設定するパスワードを入力する

「口座」の欄で「全ての口座をまとめて変更」を選び、「新規パスワード」と「パスワード確認」を入力して「変更」を押します。登録メールアドレスに「【BigBoss】パスワード再発行メール」が届くので、案内を確認してください。

メールが見当たらないときは、迷惑メールフォルダも確認しましょう。また、よりセキュリティを高めるために、取引口座の変更とあわせてマイページのログインパスワードも変更してください。

新しいパスワードには、名前や生年月日、電話番号など、推測されやすい文字列を使わないようにします。英大文字・小文字・数字・記号を組み合わせ、ほかのサービスや過去に使ったものとは別のパスワードを設定しましょう。

なお、「お名前.com デスクトップクラウド」を利用していた方は、被害のあったVPSを使わず、必ず別の端末から変更してください。

2段階認証を設定する

パスワードの変更とあわせて、2段階認証を設定できる箇所では有効にしておきましょう。BigBoss(ビッグボス)も、口座のセキュリティを高めるために設定を勧めています。

2段階認証は、パスワードに加えて認証コードなどでも本人確認を行う仕組みです。パスワードが第三者に知られた場合でも、確認コードが無ければログインできないため、不正ログインの危険を大きく減らせます。

フィッシングメールのリンクは開かない

今回確認されたような不審なメールが届いたら、本文のリンクや添付ファイルを開かず、返信もしないでください。

BigBoss(ビッグボス)は、メールでカード情報や暗証番号の入力を求めることはないとしています。見覚えのある送信元でも、カード番号や有効期限、ログインID、パスワードの入力を促された場合は、メール内の案内に従わないことが大切です。

氏名とメールアドレスが流出している以上、今後もBigBossやカード会社を名乗るメールが届くおそれがあります。急いで確認するよう求められても、いったんメールから離れ、公式サイトや正規の窓口で確かめましょう。

すでに偽サイトでカード情報を入力してしまった場合は、カード会社へ直接連絡し、利用停止や再発行を相談してください。ログイン情報を入力した場合も、正規のサイトでパスワードを変更し、該当サービスのサポートへ連絡しましょう。

補償の確認とセキュリティ対策をできるところから進めよう

BigBoss(ビッグボス)は、今回の不正アクセス被害への対応として、損失額の10%相当の現金と、失われたクレジットボーナス全額をお見舞金として付与すると発表しました。MASS口座のコピートレードでは、今回の事案に伴う損失を全額補償する方針です。

GMOも、一律5,000円のお見舞金と、調査で認められた不正取引の実現損失の補償を案内しています。利用したサービスと取引内容を確かめ、自分に必要な手続きを確認しましょう。

まずは身に覚えのない取引がないかを確認し、パスワード変更や接続切断を進めてください。そのうえで、補償の問い合わせや、期限のあるボーナス交換券の受け取りを済ませましょう。気になる取引や手続きの不明点があれば、公式のサポート窓口へ早めに相談してください。

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制作/編集:FXplus編集部

更新日

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