日本は鎖国状態?規制が多い日本のFXブローカー
海外FXに関する基本知識

日本におけるFXトレードは最近までレバレッジ規制がありませんでした。しかしリスクをうまくコントロールできずに、高額な損失をこうむるFXトレーダーが数多く現れ社会問題化したことで、日本におけるレバレッジ規制が始まりました。
2010年8月、日本におけるレバレッジ規制が始まった
日本国内でFXトレードが行えるFXブローカーを設立する場合、金融庁の規制が強いのは周知のとおりです。この規制は金融庁主導により行われていますが、FXトレーダーが直面する規制はというとレバレッジ規制です。
日本におけるFXトレードはかつて、なんのレバレッジ規制もありませんでした。そのため、2010年までは最大レバレッジ200倍というFXブローカーが主流となっており、なかには400倍、500倍というレバレッジを売りにするFXブローカーまで存在していました。
しかし、リスクをうまくコントロールできずに、高額な損失をこうむるFXトレーダーが数多く現れ社会問題化したことで、日本におけるレバレッジ規制が始まりました。
そして、2010年8月からは最大50倍以下、2011年8月からは最大25倍以下にレバレッジを抑えることと定められました。これは金融庁という行政機関が出している規制ですから、日本で営業している限りこのレバレッジ規制から逃れることはできません。
しかし2011年8月以降もこのレバレッジ規制から逃れる方法が一つだけありました。それは法人としてFXトレードを行うことです。
日本のレバレッジ規制は個人のFXトレードに対してかけられたもので、法人のFXトレードに対してはレバレッジ規制がかけられませんでした。
例えば、株式会社を設立すると、赤字であっても年間7万円は法人税を納めなければいけませんし、煩雑な事務手続きも必要になります。しかしFXトレードで多額の利益を得ているのであれば、株式会社を設立して法人としてFXトレードを行うことでレバレッジ規制の網にはかからなかったのです。
法人口座もレバレッジ規制の対象に!
しかしこのような状況も一変しようとしています。きっかけは2015年1月に起こった「スイスフランショック」でした。このとき、法人トレーダーに対する国内FXブローカーの未収金が92件、金額にして14億4000万円にものぼったのです!
これにより1社あたり1,565万円もの損失になりました。そのため、相場の急変による過度なリスクを負うことを防ぐという名目で、個人トレーダーだけでなく、中小企業の法人トレーダーに対してもレバレッジ規制を入れようということになったのです。
この損失も海外FXで主流となっている追証なしのゼロカット方式を採用していれば防げたと言いたいところですが、金融庁の立場から見ると致し方ないところかもしれません。
なお、金融庁ではこのような流れを経て、2017年には「金融商品取引法」の改正を施行しようともくろんでいます。現時点では「過去の相場の変動を踏まえ、通貨ごとに倍率の上限を決める」とだけ報道されていますが、法人のFXトレードにもレバレッジ規制がかかるのは時間の問題といえそうです。
それを裏付けることとして、国内の多くのFXブローカーは、法人口座の最大レバレッジを2015年後半から2016年前半にかけて軒並み、レバレッジを最大400倍から最大100倍まで下げました。そのため、法人口座に採用されるレバレッジ規制の上限は100倍ではないかと噂されています。
また、一律規制ではなく、通貨ペアによって最大レバレッジ25倍から最大レバレッジ100倍という幅を持たせるのではないかとも言われています。

FX口座を開設するのに数日はかかる
国内でFXトレードする際の規制はレバレッジだけではありません。
FX口座を開設する際に、ログインIDとパスワードをネット上で送信することは許されておらず、簡易書留で自宅に郵送することが決められています。
これは、なりすましや不正口座開設を防ぐために本人確認の意味合いから導入された仕組みであり、日本国内すべての証券会社やFXブローカーはこの手順を踏まなければFX口座を開設できません。
そのため、FX口座を持っていない方がFXトレードを始めようとする場合、最低でも数日は待たなければなりません。
FXブローカーのサイトには「口座開設は最短即日で完了!」と記載されていますが、これは申込から審査、口座開設までの日数です。取引に必要なログインIDやパスワードの発送は、口座開設が完了してから当日もしくは翌日になるようです。

すべて柔軟に対応してくれる海外FX
このようにFXトレードに対して規制を強める傾向にある日本に対して、海外ではFXトレードに対して柔軟です。とくにヨーロッパにおいてはレバレッジを規制しておらず、世界中のトレーダーたちがヨーロッパのFXブローカーでトレードを行うようになっています。
海外FXでは、レバレッジが高いというメリットだけでなく、海外FXブローカーは申し込みから口座開設までが迅速というメリットもあります。
最初に、本人証明書類1点(「運転免許証」「パスポート」など)と、住所証明書類1点(「健康保険証」「公共料金領収書」など)の写しを提出する必要がありますが、口座開設まですべてネット上で完結できます。
もちろん、ログインIDとパスワードは郵送で送られてきません。メールで送付されてきます。
最大レバレッジ888倍を持つキプロスのFXブローカー「XM (エックス エム) 」を例にあげると、たった5ステップで口座開設が可能です。
まずサイトにアクセスし「口座を開設する」ボタンをクリックします。次に、そこで表示された登録画面に必要事項を入力していきます。
さらに、口座開設に必要な連絡先などの情報を入力していきます。そして、投資家情報(お客様ご自身のこと)とトレードの知識&経験と口座用のパスワードを入力すれば、口座開設の準備は完了です。ここまで、所要時間は約2分です。
あとは、登録したメールアドレスに確認用のメールが届きます。そこで、XMから送信されたメール内にある「Eメールアドレスをご確認下さい。」ボタンをクリックすると、口座開設が正式に完了となります。
XMの場合はすべて日本語表示されているので、口座開設までは問題が発生することはほとんどないでしょう。しかし多くの海外FXブローカーは、フォームやメールがすべて英語で表示されています。
そのために語学力に自信がない人だと、口座開設まで時間がかかるケースや、最悪の場合には口座を開設できないケースも発生する可能性があります。
そんなときには、FXplusなどでも用意されている口座開設サポートを利用してみましょう。
このようなサービスを利用すれば、フォームやメールなどはすべて日本語でやり取りできますし、各種証明書の提出や口座開設後の利用方法に至るまでサポートしてくれます。そのため、語学力に自信がない人でも、問題なく海外FX口座を開設することができます。

海外FXの中でもヨーロッパがオススメ!
ここまで読むと海外FXは万能のように思えますが、韓国や香港、シンガポールなどのアジアでは日本以上にレバレッジ規制が強くなっています。
またアメリカでも「スイスフランショック」を契機にしてレバレッジ規制を強め、通貨ペアによっては日本以上にレバレッジが規制されています。さらにオーストラリアでもFXに対する規制が強まっているようです。
しかしヨーロッパに関しては、FXトレードに対する規制を行うことは当面の間はなさそうです。とくに、モナコやマルタ、キプロスといったタックスヘイブン国では、国内マネーを流入させようとFXトレードに対する優遇措置をとっています。そのため、これらの国に拠点に置いている海外FXブローカーなら、これからも柔軟な規制のないFXトレードを楽しむことができそうです。









































































































































































































































































































































































































































